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東国原知事「徴兵制」発言で思うこと。

宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市で行われた県民との座談会で、「個人的には徴兵制はあっていいと思う」と発言した。 座談会後、報道陣に対し、「(日本の若者を)ある時期、規律を重んじる機関で教育することが重要」との趣旨だったと釈明した。 座談会には、同県建設業協会青年部の12人が出席した。県内にある建設業技術者の養成機関の全寮制による規律正しい生活が話題になり、知事は「若者は1年か2年くらい自衛隊とか、ああいうところに入らないといけないと考えている」と述べた。(2007年11月29日1時47分読売新聞)

この発言に対して、かなりの騒動が起こっているという。
2ちゃんねるのスレは大繁盛で、かなり激しいことが書かれている。暇な人は読んでみるといいでしょう。私の批判などかわいいもんです。
まあ、知事は、自分の若いときの淫乱はすっかり忘れてしまって、いまの若者には兵役を強いるつもりらしい。そんなに徴兵制がいいと思うなら、まず有名私立校に通わせている自分の息子を自衛隊に入れるべきでしょう。そして、「徴兵制とか軍隊とか言わないですけど、若者にはある時期、規律を重んじるような機関で教育することは重要だと思う。道徳や倫理観の欠落が、今の規律の喪失につながっている気がする」(J-CASTニュース)と思っているのならば、その制度を宮崎県から始めればよい。

また驚いたことに、この発言を支持する人が多くいるという。ならばその方々は率先して自衛隊に入るべきだ。それができなければ、自分の子供を自衛隊に入れて、国際紛争のある場所へ送るべきだ。自分やその子供にその気骨がないのなら「徴兵制」などと軽々しく語るべきではない。
いまの「モラルハザード」が軍隊式教育で本当に矯正できると思っているのだろうか。言うの簡単である。ただし、若者を軍事的施設に入れ教育していくなどということが実際に出来るはずもない。いわゆる無責任な放言に近いのだ。一般市民が自分の意見として言うには別に構わない。しかし彼は県知事である。今はバラティー番組に出まくって自己満足している、笑えないタレントではないのである。
私は知事就任当初から、彼のことを批判してきた。確かに言っていることは大層、ご立派なことなのだろうが、私にはどうもやること、言うことが軽がるしく感じる。
今回の「徴兵制」発言などは、彼の仮面がはがれていく端緒に過ぎないでしょう。これからこのような失言は自分がメディアに露出している分、これ以降ポロポロ出てくるのではないでしょうか。
そしていまに大失態を犯すことがないように、95%もいるといわれる彼の支持者は、ただ祈るしかないでしょう。
それが致命傷となるような問題でないことを……。(特に下半身の問題)

「東国原知事ってどうよ?」http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-22.html
「批判コメントにコメントする」「http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-21.html
「批判記事にコメントする2」http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-23.html
「お前は、細木数子か、安国寺恵瓊か」東国原知事批判のときの会話。」http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-49.html


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次回予告  「朝青龍はマレビト」「アンパンマン考」

 日本相撲協会から九州場所千秋楽までの2場所出場停止、謹慎を科された横綱朝青龍(27)の処分がきょう26日、解除される。朝青龍は30日に療養先のモンゴルから再来日し、同日に謝罪会見を開く予定。

この朝青龍の来日に合わせて「朝青龍はマレビトである」と「外国人力士はみな外来神である」を書き進めています。またしても珍説です。でも来日時までに間に合うかどうか。

 それに「アンパンマン考 アンパンマンとバイキンマンは表裏一体」も同時に書いていますが、これもまとまるかどうか不安になってきました。
ただこうやって予告することによって「書かなければならない」というプレッシャーを自分に与えています。
だれに頼まれたわけでもないのに、こうして夢中になって書いているんだから、やはりブログ作りは楽しいということでしょうか。

ブログといえば最近気になる記事が、
『「時効警察」などに出演していたタレントの星野奈津子(20)の所属事務所は21日、星野が自身の公式ブログ「なっちゃん家」で不適切な発言をしたとして1年間の活動停止処分としたと発表した。事務所名で、星野のブログに処分内容を記した謝罪文を掲載した。
 星野は11月19日付のエントリーで、「今我が家で1番話題なのが、祖母と3才5才の姉妹が行方不明になった事件」として、香川県で発生した家族3人が不明となっている事件の犯人を特定するかのような表現をしていた。
 星野は事務所の謝罪文に続いて、自らブログに「今回の私のブログでの記事に関して、大変不適切な発言をしてしまいました事を深く反省しております」と書き込み。「この事を真摯に受け止め芸能活動を自粛致します」と本当にご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした」と謝罪した。』(産経新聞11月21日、ヤフーより転載)
ですかね。どうやら「犯人は父親だ」と書いてしまったらしい。
これは、事件そのものよりも「ブログ」の在り方についていろいろ考えさせられます。
ブログの炎上事件の記事を見る度に思うのは、ブログは「自分の思ったことをそのまま綴る私的な日記」なのか、それとも「公的に自分の意見を発表する場」なのかということ。ブログを書いている人々の中には、有名人もいれば、一般人もいる。おっさんもいれば、女子中学生もいる。自分を売り込む人もいれば、匿名の人もいる。国家を憂いる人もいれば、ネットショップで物を売り込んで人もいる。それらがネットの中で入り混じっているのですから、全く不思議な世界ですね。

ネットやブログについてもいつか書いてみたいな。(でもいつになることやら)


文月芯著「六弁花」へのエールと「その他雑記」

1か月ほど前に呼び掛けした文月芯さんからお返事がきました。http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-169.html
またree様情報ありがとうございます。

文月芯さんの新刊が徳間文庫より出版されました。「六弁花」です。
早速、読んでみました。
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裏表紙解説には≪花魁が先っぽをぬるりと含んだ。「そ、んなそんなことはならぬぞ!」剣客なれど股ぐらの大刀は新品でござる。はてさて剛之進、殿より嫌々仰せつかった股間修行の行方とは? 「独特のエロス世界を持つ、ただならぬ新人の登場」(官能評論家・永田守弘氏) ≫とある。
官能時代小説であるが、江戸時代後期の時代設定なので、どこか滑稽本といった趣もある。(落語っぽい展開も感じました)
私はこの小説にあるユーモア感覚が好きですね。官能小説というと、どこか猥雑で陰惨な方向へ行ってしまいますが、この小説の性描写は大らかでユーモアに包まれている点が心地いい。これって貴重なことなのではないでしょうか?
かつて文月芯さんが開設していたブログで、「藤原紀香と陣内智則」の結婚式にミラーマンこと植草氏が登場するハチャメチャな小説が連載されていた。これがバカバカしくって結構面白かった。世の中を茶化し、ひねくって見せて、それを性描写と皮肉ぽいユーモアで包むという感覚が良かった。
その「おどけた感じ」「バカ話ぷり」がいい意味で「六弁花」に継承されていた。

さて、ブログで文月芯さんが「これからの志」を語っている。(ビックタイトルに挑戦する、本格的に幕末の会津を書くといったこと)
これから先、本格的に官能小説道をひた走るのか、それとも「おお化け」して名品を残すか、それともこのまま……なるのかは、現時点では全く分かりません。
ただ、何か面白そうな作品をこれから書いてくれそうな予感があります。
ここは先物買いでしょうね。
いま、「文月芯」という作家の名を気に留めて損はないと思います。
(ただ、あまり褒めるとプレッシャーになりそうですが……)

さて、「六弁花」の「あとがき」がいいです。文月芯さんが「官能小説家」になる経緯が書かれてありますが、これが面白い。私も「官能小説セミナー」を覗いてみたい気がする、そんな「あとがき」でした。(セミナーに参加するのではなく、あくまでもこっそりとのぞき見したい感じです) この「あとがき」だけでも「読む価値あり」です。
さて、文月芯さんはブログを新しく開設しており、そこでは駆け出し作家の様子が書かれていて興味深い。作家志望の方や作家という職業に興味のある方は、読んでみると結構為になると思います。
http://huzukishin.blog122.fc2.com/

追記……これにからめて、「ピンク映画、官能小説などと軽視するなかれ」といったことや、ピンク・エロ映画出身の映画監督が、いまの映画界を支えているということを書こうと思ったのですが、やぼったいのやめました。

ただ、ピンク映画出身監督だけでも列挙しておきましょう。

「Shall・we・ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行、デビュー作は「変態家族・兄貴の嫁さん」
「家族ゲーム」「椿三十郎」の森田芳光、デビュー作は「マル本・噂のストリッパー」
この作品の助監督は金子修介で、のちに「ガメラ」「デスノート」を監督。
「バッテリー」「陰陽師」「壬生義士伝」の滝田洋二郎は「タイムアバンチュール・絶頂5秒前」など。
そのほかピンク映画出身者の映画監督は崔洋一、井筒和幸、黒沢清、大森一樹、根岸吉太郎、相米慎二、長谷川和彦、高橋伴明などそうそうたる人たちです。

平成の大合併の弊害。「警察署の統廃合」で思うこと

これは群馬県の件ですが、全国各地で、このようなことが始まっているのではないでしょうか。

読売新聞11月22日群馬版より
「県内20警察署の再編問題で、県警が2010年度をめどに下仁田署を富岡署に、松井田署を安中署にそれぞれ統合するなどとする再編の原案を取りまとめていたことが21日、にわかった。県警が10月に公表した署再編の基本方針へのパブリックコメントでは、約9割が下仁田署の統廃合に反対する意見で、今後、正式決定に向けて地元からは廃合反対の動きが強まりそうだ。 (中略) 小規模署は夜間や休日の態勢の不十分さが指摘されているといい、県警は、それぞれ隣接する富岡署、安中署と統合することで警察官を効率的に配置し、事件発生時に捜査員を大量動員するなどその対応をしたい考え。しかし、地元の警察署がなくなることへの不安は大きい。下仁田町の岡田常夫町長は、「過疎化、高齢化が進む中で治安が良いということは住民の心の支えだ。その中核となっているのが下仁田署の存在。(以下略)」
「平成の大併合」の影響で、管轄地域と行政地域の違いが生じている桐生署と大間々署の管轄地域の見直し、大胡署と境署のそれぞれ「前橋北署」「伊勢崎南署」(いずれも仮称)への名称変更も盛り込まれた。」

さて、これをどう見ますか?
効率化、集中化を優先させればどんどんこういうことなっていく。
これがいずれは、郵便局、行政機関などにも話が進んで、効率の悪いところは閉鎖され、廃合させられていくでしょう。
これこそが、「地域・地方を見捨てる」ことであり、ひいては「地域格差」へつながる。そこにあるべき機関や富はこうやって都市へ集中していくのです。結果、これが「格差社会」を生んでいく。
この元凶となっているのが「平成の大合併」
名前ばかりは格好がいいが、地域社会の崩壊を招いている、と思う。また地域住民の感情を無視していることも許せない。
私が「地域の合併」に反対しているのはこういう点からです。

そして、もう一つ「地域の名前の消滅」。ここでも大胡、境という名称は消され、前橋、伊勢崎という大きな都市の名前に吸収されていくのです。
「新田」という名が消えたように。関連記事
「地名の消滅」というのはこうやって徐々に進んでいく。最初は気付かないが、町名が消えることを許すと、一斉に行政機関、郵便局、小中学校からその地名は削られていく。やがては、ここはそんな「地名」だったという記憶だけが残り、それも過去の遺物として、歴史の片隅に追いやられるだけとなるのだ。

効率を優先させると、「金」がすべての尺度の基準となる。
国が率先して「拝金主義」を目指すと、いつかは中身のない国家(国民)となるでしょう。

「警察署の統廃合」といった記事で国を憂いてみました。

生品神社でえびす講。「斎藤佑樹と新田次郎と碇シンジ」

11月19日に生品神社でえびす講祭りがありました。
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夜の生品神社。
祭りといっても寂しいものです。屋台が5つほど出るだけです。ただ幔幕には新田家の家紋である大中黒の紋があちこちにあって、新田一族ファンにはたまりませんでした。

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この舞台で無名の演歌歌手が歌ったようです。(私は見れなかった)

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生品神社は新田義貞が挙兵した場所。
そして、写真は斎藤佑樹くん。生品神社ととっても深い関係があります。実家が近いので、子供のころには、えびす講祭りにも来ていたことでしょう。
考えてみれば、私がブログを始めて一番最初に書いた記事は「斎藤佑樹くんは新田源氏の生まれ変わりか」でした。その時期しばらく、そればかり書いてましたね。
それにいまだに「新田」「斎藤佑樹」の検索で来る人が結構います。少しはこの「説」は浸透したのでしょうか。関連記事
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そして、この人が作家の新田次郎。「国家の品格」の藤原正彦さんの父といった方が、いまは通りがいいようです。新田次郎さんが生品神社と関わりがあって、新田義貞の小説を書いたことも結構書きましたね。関連記事
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おっ、ここでなぜかエヴァンゲリオンの碇シンジ。エヴァンゲリオンと諸星大二郎の関係で書いた記事は、好評らしくこのサイトで見られたページのダントツ1番です。関連記事

と、自分の書いた記事を紹介しているだけのようですが、じつはこの3人には共通項があります。

この3人の誕生日が6月6日だということです

碇シンジは、声優の緒方恵美さんの誕生日をそのまま当てはめたということです。エヴァの登場人物は担当の声優さんの誕生日を、その人物の誕生日に設定しているようです。

でも碇シンジと斎藤佑樹じゃタイプが違うかなと思ったけど、緒方恵美さんはかなり男ぽい性格らしい。見かけがボーイッシュだとか。
となると、6月6日生まれのこの3人は似たような性格なのでしょうか?
どこか「芯が強そう」な感じがしますが、どうでしょうか?
その辺のことを声優の緒方恵美さんに聞いてみたい気もします。(でも聞くツテもない)
詳しい方がいたら教えて下さい。

秋の夜長の「奇妙な話」の続き。



前回の続き。

私がG店へ行くと、店長から新聞を見せられた。それは地元新聞の社会面である。
店長はひどく怯えたように、ある記事を指さした。

G店近くにある住宅地のとある一軒家から、異臭がするという近隣住民からの110番があり、この通報を受けた警察官が捜索したところ、その住宅の押し入れから女性の遺体が発見された。この女性はこの住宅の住民で、死後3ヶ月経っており、首を絞められ殺害された、と断定された。
「店長がやったんですか」と冗談を言ったが、またもや店長は全く笑ってくれなかった。
そして真顔で声をひそめるように言った。「ここを読んでください。一緒に住んでいた夫は現在行方不明で、重要参考人として指名手配されたっていうんですよ」
「これが何か」と言ったら、店長は走って、店のカウンターへ行き、いつかの写真を持ってきて、袋の中から写真を取り出し、私に見せた。
何枚かめくって見ているうちに、気が付いた。
「写真に写っている女性」と「新聞に載っている殺された女」が同じ人物だということに……。
私は思わず「死んでいたら、写真をとりに来れない」とつぶやいてしまった。
「それだけじゃない」と店長は言うと、1枚の写真を手渡した。
写っているのはどこかの温泉地であろう。男女が建物の前で写っている写真だ。これ自体は別に変ではない。そしてここで奇妙なことに気付いた。女の方は被害者だが、男の方がどこか違う。この女性と寄り添うように写っている男性が、この女性の夫ではないということだ。新聞に掲載されている夫の顔とは明らかに違うということが分った。
「これは不倫?」
店長も同じ考えらしく、軽くうなずいた。
店長は「どうしょう」と狼狽した。私はこの写真を警察に持って行こうと提案した。犯人であろう夫は捕まっていないし、何かの参考にでもなればという気持ちもあった。しかし、殺された女の写真を預かっているのはどこか気味が悪いし、処分するにもどうしたらいいのか分らない、ここは警察の方で処理してもらおうというのが本音だった。
結局、写真を警察に持っていくのに、付き合うはめになり、事情聴取もされた。

その後、夫は逮捕され、妻殺しの犯行を認めたというのを聞いたのは、それから数日後のことである。
そして伝え聞いたところによれば、夫は妻が不倫しているのに気付き、追及しているうちについカッとなり首を絞めたという。その後、遺体を押し入れに隠し、近所には、夫婦ともども引っ越すと称して、夫は行方をくらましていたという。
これで事件としては決着を見たわけだが、私はG店で起こった幽霊譚が気になって仕方がなかった。
そしていままでの出来事から私なりに結論を付けることにした。バイトが見たという女は、その殺された女だったのだろう。もしそうだとしたら、女は死しても不倫相手との写真を見られまいとして、探しに来たのだろう。しかも新聞報道によれば、殺されたのは、夫の会社が休みの週末土曜の深夜1時である。この殺されるという刹那に、証拠となる写真を夫に渡すまいと、あのコンビニに現れたのだろう。
私はこの考えに捕らわれ、思わず想像してしまった。
髪を振り乱し、絞められた首から、細くなる息をゼイゼイさせながら、必死になって写真を探す姿を。
そして実際に、その執念に燃えた女の亡霊を見てしまったら、私もいつかの店長のように狂乱してしまうのだろう。
そう思い至ると、
私は思わず身震いした。


といった話でした。
これは実際にあった話。
あまり詳しく書いてしまうと、そのお店も分ってしまいます。(いまはそんな幽霊話はないですが)
深夜のコンビニは結構怖いです。田舎は客も来ないのに24時間営業してますからね。
そういった話はかなり聞きました。
その手の話はまた別の機会で、
ではまた。

秋の夜長の「奇妙な話」

以前、アクセス解析をしていたら「怖い話」「奇妙な話」という語でこのサイトに飛んでくる人が多いことが分った。(fc2ブログ)
「怖い話」「奇妙な話」なんて載せてないのに、と思ったら、プロフィールのところに「奇妙な話」で佳作に入り文庫に掲載されたことがある、というのを載せていたことが分った。
そうか、こんな言葉でも検索サーチに引っかかるのか、と思いつつ「奇妙な話」が読みたいと思って飛んできた人に悪いので、その記事を載せておきました。
今、読み返すと稚拙な文章です。まあ読み飛ばして下さい。


『私は元コンビニエンスストアの本部の社員でした。各店舗に販促物や資料を届けるという仕事を受け持っていた。この仕事は各店舗を回ることから、仕事の話から世間話まで様々な話を聞くことが多かった。
だが、その中には説明のつかない不可解な話まであった。
ある店舗の店長は、深夜勤務を続けて、病気になった。それは精神病とも持病がたたったとも言っていたが、実際は、ある夜中に突如として精神の安定を失ったのだった……。
その店は、店長の「病気」が発症したということで、その夜の内に閉められた。
翌日、私は同僚とともに閉店業務のために、その店を訪れた。店舗は営業していないというだけで、いつもと何の変哲もなかった。しかし事務所に入ったときに、私たち2人は凍りついた。そこはコンビニの事務所という状態ではなかった。あらゆる場所にお札が貼られ、部屋の四方には盛り塩がされていた。何よりもその店長の座っていた椅子の回りには、何者かの侵入を拒むかのように縄を巡らし、蠟燭が立てられていた。実際店長が発見されたとき、その中にいたのだった。
こんなことが本当にあったのかと疑われるだろう。しかし、あなたの町でもコンビニが突然閉店するといった光景を目にするだろう。もちろん経営不振だという理由もあるが、よくお客が入っていたのに、と思われていた店も度々閉店している。原因は、店長の急病、急死、行方不明などいろいろなケースがある。しかし説明のつかない原因でも処理上では何らかの理由をつけなければならない。しかも先ほどの特異な場合でも「店長の急病」として処理された。こんな経験をすると、コンビニ会社を辞職したあとでも、閉店した店舗を見るとその度にいろいろ想像してしまうのだ。

そして私にはもう一つ忘れられない出来事がある。

いつものように店舗を回り、O町のG店に来た。G店は住宅街に位置し、昼間の売上もそこそこあるが、夜12時を過ぎるとパッタリとお客の来ない店舗であった。深夜は閑古鳥が鳴くような店だが、夜中の1時ころになると奇妙なことが起こり、深夜バイトがみんな辞めてしまったという。店長は困り顔で話を始めた。
「それが、夜中の1時になると、入口のドアが開きもしないのに、ピンポンって鳴るんですよ」
「そんなことはよくありますよ」と軽く受け流そうとした私に、
「でもそれだけじゃないんで……」と店長は言うべきか言わざるべきか逡巡している表情を見せたが、決心したように話を続けた。
「お客がいないときは、バイトに裏でドリンクの補充なんかをやらせているんですがね。ある夜中の1時にピンポンと鳴って、ドリンクのケースから店内を見ていたらしいんですよ。まあレジに客が来るまでは補充をしていようというわけです。そしたら、誰かがカウンターの中に入ってゴソゴソしている。これは強盗だと咄嗟に思ったらしい」
「近頃は治安が悪いですからね。そういうことはその時に言ってもらわないと。それで警察には言ったんですか」
「いやいやそれが、そういう話じゃない。まあ、そいつは女で、しかも後ろ向きだが若い女だと分ったという。そこでバイトは、何やってんだと店内に入っていったら、その女は消えていたというんですよ。気味が悪かったけど、まあ自分の勘違いかな、とその時は思ったらしい」
「そうですか、それで」と言いつつ、頭の中では、次に回る店舗のことを考えていた。
「それがねー、見たのがそのバイトだけじゃなかった。別の日のバイトも見たというので、騒ぎになったんですよ。バイトたちが言うには、若い女が髪を振り乱し、一心腐乱に何かを探していたという。その乱れた髪の隙間から見えた首筋には絞め付けられたような跡があったという。そんなの見えるはずもないのに、見えたっていうんですよ。しかも手の指の跡がくっきりと……。ただその女は見られているというのが分かると、すーと消えてしまうという」
「あー、その手の話ですか」とうんざりした。以前にも、幹線道路沿いにある店舗で、交通事故があまりにも多発するので、妙な幽霊の噂が立って困っていた店長の話を聞いたばかりだった。
「それでここ3ヶ月そんなことが続いたので、深夜バイトが気味悪がってみんな辞めちまった。まあ一つ分ったことは、それが週末、つまり土曜の深夜に起こることだけ。そんなことが分ったって、こっちにはどうにもならないですがね」
私は何と言っていいのか分からず「うー」と唸るしかできなかった。そんなことは分厚いマニュアル本にも書いていないことだ。それこそ「お札でも貼っておけば」と言っても、慰めの言葉にもならない。現実問題としては深夜バイトを採用しなければならないだろう。変な噂が立てばバイトも集まらないという心配だ。
「でも、あまりそんなことは他の人には言わない方がいいですよ。噂が広まってお客さんも来なくなりますから」といまは言っておくしかなかった。
私は気休めでも店のカウンターへ行き、「まったく、何を探していなんでしょうね」と冗談のようにいったが、店長は全く笑ってなかった。
カウンター内は片付いており、別に変なものはなかった。
しかしそこに写真のプリントサービスの箱があった。何気なくその箱の中を見てみた。一袋だけ分けられて入れられている袋があった。見ると受け渡し日が3ヶ月前になっていた。
「これは」
「あっそれは、パートのおばさんの話では何でも、ここの近所の人で、急に引っ越した人らしいですよ。近所の人にも引っ越し先を言わなかったらしい。捨てるわけにもいかないし、まあそのうち思い出すだろうと思って、取って置いてあるんですがねー」と店長は答えた。
それ以上、奇怪なヨタ話を聞いてもどうにもならないので、その日はそれで店を離れた。
だが問題が起こったのは、それから数日あとのことだった。
店長から「大変だ。すぐに来てください」と電話がかかってきたのだった。


次回に続く。

ボジョレーヌーボーおいしいですか?

11月15日にボジョレーヌーボーが解禁された。
私も朝一で並べました。
しかし今年は売れ行きがあまり良くない。
店舗への入荷時点で去年の2割ほど減らしたのにもかかわらず、かなり売れ残っている。
ほかのスーパー、コンビニも売れてなさそうだった。
まあ、今さらボジョレーヌーボーでもないってことでしょうか。この分だと、来年はかなりの縮小傾向となるでしょう。騒いでいるのは当日のマスコミだけ。1日経てば過去のニュースということです。

私はお酒の飲めないお酒担当ですが、飲まれた方「美味しかった」でしょうか?
正直ほかのワインと変わらなかったのでは?
それでも味の違いが分った方は、「欧風舌」でしょうね。
私は「和風舌」なので、違いは全く分りません。(味見程度ですけど)
聞いた話だと、日本のワインはかなり美味しいらしいです。フランス人の方が「山梨のワイン」がうまいと言ってお土産で買っていった、という話をお酒業界の研修会で聞きました。
ボジョレーヌーボーという名前で雰囲気を味わうにはよいですけど。正直いって高いと思います。安くて美味しい国産ワインの方が私はお勧めです。
と言っても「ボジョレーヌーボー」を売っている私が言ってはいけないことなんでしょうけど。

「椿三十郎」 この再映画化どう考えてもよくなるはずがありません。


本日11月15日。映画「椿三十郎」の公開前に文句を書いておきます。

いまさらですが、「どうして、織田裕二」
どう見たって、「若侍」役ぐらいでしょう。加山雄三の役あたりでよかったのに。
どうやっても、三船敏郎の迫力はでないよ。どういう経緯でこのキャステングになったのか知らないが、織田裕二も断ればいいのに。たぶん彼の汚点になるでしょう。「時代劇」を演じる役者じゃない。それより柳葉敏郎と和解して「踊る大捜査線」の続編にでも専念すればいいのに。
「それに、森田芳光って」
この人に「黒澤映画」は撮れないって。
森田芳光の本領は「家族ゲーム」「それから」「ハル」「間宮兄弟」など狭い人間関係を描くときに発揮される。「いい」「悪い」の波の激しいこの監督に、「椿三十郎」再映画化は荷が重すぎるのでは?
(自分からやりたいと角川春樹に言ったらしいが……)

黒澤版「椿三十郎」は、ユーモアの場面も多く、ラストの決闘シーンも驚愕ものだが、それを表層的になぞれば、たぶん「コメディ」になってしまうだろう。たぶん笑えない「冷笑」を誘う、楽しめないエンターテーメント映画が出来るに違いない。
そして、私が一番疑問視しているのは、この映画に「中村玉緒」が重要な貴婦人役で出ることです。
ドナルド・リチー著「黒澤明の映画」には、貴婦人と椿三十郎の対比がこの映画に深みを出し、貴婦人が椿三十郎に人生の示唆を与えるなどしている点から、この役が物語のテーマに大きく関わっていることを指摘している。黒澤版では入江たか子が演じていた。気品ある貴婦人役にユーモアを加えた演技は、嫌みのない見事な演技だった。
この役を「中村玉緒」を演ずるのである。
はっきりいってこれが一番のミスキャストだ。

この映画に限らず、中村玉緒がドラマでどんな役をやろうとも、バラエティー番組で見せるあの「アホな人」にしか私には見えないだ。(ただし、女優として輝いていた若いときは違う)
つまり、「おバカ」な印象が強すぎるのだ。よって彼女が映画、ドラマに出てくると、とたんに物語に信憑性がなくなる。
これは役者としては致命傷ではないのか。
これは浅田美代子も同じ。
女優のイメージがいかに大事かは、彼女らを見るとよくわかる。
特に「アホ」「バカ」のイメージが染みついていてはどうにもならないだろう。
別に2時間ドラマや昼ドラぐらいだったら構わない。しかしこれが「黒澤映画」のリメークとなると、どうにも許せないものがある。

うー最悪だ。
見る前から、予想のつく映画。
好きな映画が汚されるようで、どうにもやり切れませんな。

「前橋藩日記」から 松平家家臣がもらした一言「伊香保温泉に行きたい」

11月6日読売新聞群馬版から
「前橋市立図書館が編集を手がけた『前橋藩松平家記録』の刊行事業が、最終巻の第40巻を発刊して終わった。  徳川家康の二男、結城秀康の系統である松平家は、1749年(寛延2年)に前橋藩主となり、川越藩への移転後も含め、約120年間、藩政にあたった。『前橋藩松平家記録』は、松平家の月番の家老が交代で記録した藩政記録で、いわゆる『藩日記』。松平家が白河藩を治めた1698年から1869年(明治2年)まで、家中や領内での様々な出来事が記されている。  戦前に松平家から同館に寄託され、戦時中も疎開されて戦災を免れた。戦後は同図書館に寄贈され、市の重要文化財に指定された。  同図書館では、1986年から市史編集の継続事業として一部記録の筆写を始めたが、解読は難しく、第1巻の発刊は94年。古文書に詳しかった市文化財調査委員の方は「家老が月単位で代わると、字体も変わり、何が書いてあるのか分らない部分が多く、最初は大変でした」と振り返る。次第に字体に慣れて解読が進むと、「前橋藩の家臣は、「過労で冷えるが、手あぶりの炭が不足だ」「伊香保温泉に行きたい」とか訴えるなど、日々の細かい生活が書かれている」と中身の面白さに引き込まれた。

藩の勤めは厳しかったんでしょうね。

今も昔も、疲れた心身を癒すのに「温泉」はいいということでしょうか。

ストレスの多いわたくしも猛烈に「温泉」に行きたいです。

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消えた二十二巻

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