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里中満智子さんが描いた「新田義貞」

古本屋をウロウロしていて、「お宝」を発見しました。
伊勢崎市の歴史
伊勢崎市の歴史
いわゆる郷土の歴史をマンガにしたものだが、なんと作者が「里中満智子」だった!
どういうこと?
少女まんがに詳しくない私でさえその名は知ってほど有名な方。
そんなマンガ界の重鎮みたいな人が、なぜ群馬の自治体の歴史本などを…。
いったいどんな経緯で伊勢崎市が里中さんに仕事を発注したのか、だれが仲介したのか、どんなコネがあったのか、どうしてこの仕事を里中さんが受けたのか、などなどその辺りのことは全くわかりませんが、この手の仕事を引き受けたこと自体がすごいことです。
さて、その本の中身ですが、郷土の歴史のみならず、ちゃんと軸になるキャラクターも立てていて、手抜きなく、物語もしっかりとストーリー仕立てになってました。これはある意味な貴重な本かもしれない。(伊勢崎市はこれを無料配布でもしたのかな?)
そして私の「お宝」は、里中満智子が描いた「新田義貞」です。
里中版「義貞」1
里中版「義貞」2
里中版「義貞」3
ちょっと眼がうるんでいる感じで、少し二枚目に描かれています。
マンガで描かれた義貞は、ほかに「石ノ森章太郎・まんが日本の歴史」「さいとう・たかを・太平記」などありますが、どれもよくは描かれてません。(しかも登場人物がみな猥雑・粗野で、ちょっと馴染めない)
しかし、この本に登場する義貞は数回のみですが、どれもその表情には「憂い」があっていいです。
それにこれに付随する話もせつなくてとてもいいです。(泣ける…)
里中満智子・マンガ伊勢崎市
こんな感じ。
そうそう欲しいのはこういう雰囲気。南北朝時代を少女マンガ風に描くというのがあってもいいはずなんですが、あまりないような気がする。どうも南北朝時代は、欲望うずまくドロドロした世界といった印象が刷り込まれすぎていて、「劇画」向きだと思って、だれも手をつけないのか。

というわけで、ここは里中さんに是非とも「勾当内侍と義貞の話」をマンガにして欲しいな。
きっといい物語になるはずです。
コネがある人はお願いしてください。
(私にはそんな力がないので)

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経済評論家とか経済アナリストとか、って何か気軽ですね。

朝、出勤中にラジオを聞いた。
TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」だった。
この中で今年を振り返って、ニュースのコメンテーター5人が集まって語り合う「座談会」なるものを放送していた。
これが笑えた。
去年に、今年の経済予想と称して「2008年の株価予想」をしていたのだが、これが大外れ。みんな第一線の経済評論家やエコノミストたちだが、これが揃いも揃ってすべてが、1万8千円~2万円という数字を予測していたのだ。
現在の株価が8千円台。一時7千円台まで下がっていた時期もあったのに。
おいおい、予想が2倍って。
また番組内でのこの自己弁護が更に笑える。「予測の出来ない事態が起こったから」「100年に一度の大不況だから仕方ない」「サブプライム問題があったから」……そんなのばかりだった。
この5人の経歴が番組のホームページに載ってますが、どれもご立派ですね。

http://www.tbs.co.jp/radio/stand-by/personality/

これ一般企業でこんな予測していたら、クビじゃないの?
経営者なら、倒産ですね。
この手の人たちって、大概「オレは出来る」と自分を過大評価しているから、恐ろしいです。

そして、私がいま一番恐ろしいと感じている人は「勝間和代」
TBSテレビ「王様のブランチ」の本のコーナーで、2008年度話題賞を「勝間和代」に与えていたが、これが気味が悪かった。
夏休みの合間に書いた本とか仕事の隙間に書いた本が、売れに売れてベストセラーの連発だとか。
そんな片手間に書いた人の本を、有り難がって買う方も買う方だけど…。
この人の書いた本の題名を見たけど、どれもみんな怪しいぞ。
まあ~どうでもいいけど……。




「ポルシェよりもスバル」斎藤佑樹くんの地元愛に、心を熱くする。

斎藤佑樹くんのインタビュー記事が立て続けに新聞に出てました。
斎藤佑樹「朝日新聞」
こちらが平成20年12月20日朝日新聞。
記事は、「08年もアマチュア野球の話題の中心には早大の斎藤佑樹投手(2年、早稲田実)がいた。大学生活も折り返し点。東京六大学リーグ戦通算勝利を18勝とし、江川卓(法大、元巨人)以来となる40勝投手も視野に入れる。20歳になったこの1年を振り返るとともに、来季の目標や将来の夢を聞いた。」とあった。
斎藤佑樹「日刊スポーツ」

そしてこちらが12月25日の日刊スポーツ。
これはすごい、なんと見開き2ページ。しかも写真がドアップ、扱いがアイドル並ですね。
内容は、楽天の田中選手(マー君)、テニスの錦織選手、ゴルフの石川遼選手など同世代のことや、野球の清原さん、レッドソックス入りした田沢選手について語っています。
ここでの注目記事は「ポルシェよりもスバル」という記事だ。
「いつかは大リーグ挑戦を語る斎藤には、もう一つの夢がある。「スバルに乗りたいんです」 地元の群馬・太田市にある富士重工の自動車で、父寿孝さんは同社の社員。実家の愛車は、もちろんスバル車だ。 まだ運転免許証はないが、初めて買う車は心に決めている。「ずっと地元で見てきたので、スバルが一番いいと思っているんですよ。自分は、ベンツよりも、ポルシェよりも、世界のトヨタより、スバルがいいと思っているんです。そのイメージは離れないですね。」 地元愛と家族愛は20歳になっても変わらない。子供のころ、社会人野球富士重工の野球教室に参加したことがある。「こっちが恩返ししたいんです」自動車不況の昨今だが、いつの日か、スバル車に乗って全米中を走り回る、メジャーリーガー斎藤に出会えるかもしれない」とあった。

お~、この地元愛に涙が出ます。
いま富士重工、太田市は厳しい状況にあるのでこういった話題は救われます。
朝日新聞群馬版12月27日付けの記事から
「富士重工業が26日に発表した新たな追加減産と人員削減を受けて、主力工場のある太田市では動揺が広がった。先月明らかにされた800人の削減に追い打ちをかける形で削減の対象になるのは、県内の4工場で働く期間従業員計約300人。業績の悪化による市税収入の大幅な落ち込みも予想され、関係者は苦悩の色を深めている。」とあった。

ここは新たなスバリストを増やすしかありませんね。
いまCMは天地人の妻夫木聡とエビちゃんこと蛯原友里ですね。
妻夫木聡 スバル


追記 斎藤佑樹くんが小6のときに、生品神社の鏑矢祭に出たときの写真が「2006年ヒーローズ」に掲載されていたようですが、わたくし、未だに見ておりません。探しております。
4910200870968.jpg

また、関連記事
「斎藤佑樹と新田次郎と碇シンジ」 の共通点など、がありますので、暇な方はどうぞ。

「クリスマスにケーキを切り分けて食べる意味は?」、「サンタクロース=恵比寿、大黒?」

みなさん、クリスマスはどう過ごされましたか?
私はいつものように「イブに牛丼」でした。毎年この時期は、帰宅が遅いので仕方ありませんが……。
そして、夜中にひとりでケーキを食べる。さみしい、むなしい、クリスマスの夜。
でも、なんでそんな気分になるんですかね。仕事で帰りが遅くなれば、ひとりで食事を取るなんていつもと変わらない日常なのに。そこはやはり「聖夜は特別で、家族や親しい人と過ごす」ということが世の中に染みついているからなんでしょうね。
で、この「クリスマスにケーキを食べる」という習慣、日本人にとってこれほど浸透したものはないでしょう。しかも一人で食べるのは寂しいと感じさせるほど、「みんなで食べる」ことをかなり意識させる。この特別な日に、みんなが「意識的」に同じものを分け合って食べるということに意味があるのでしょう。

そこで最近読んだ本から一節を引用します。
山極寿一著「暴力はどこからきたか 人間性の起源を探る」 (NHKブックス)から、
「家族が分かち合うもの
(ゴリラ社会では)……こうして生まれた家族内、家族間のきずなは、食の共有によって強められた。人類は奇妙な食習慣をもっている、それは常に仲間と食事をともにするということだ。自分ひとりで食べられるものをわざわざ仲間と分け合おうとするし、仲間といっしょに食べるために食物を集めにいく。現代人はそれが当たり前だと考えているが、人間以外の霊長類にとってはとても不思議なことである。本来葛藤のもとになるはずの食物をなぜ、親しい仲間との社会交渉に使うのか。よく考えてみれば、ずいぶんおかしなことをやっている。だがこれは、類人猿の行う採食場所の譲渡や食物の分配から受け継がれてきた行動特性であり、それを独自に発展させてきたものである。ニホンザルの優劣社会と違って、類人猿の食には劣位者が食物を前にして優位者に自制を要求するという特性がある。優位者がそれを了解したときに初めて、優劣に関係なく複数の仲間が顔をつき合わせて共食することができる。そして、共食をすることで、互いにきずなや協力関係にあることを確認できるのである。初期の人類はこの食の共同と共存を支える働きを、家族内だけでなく家族間にも用いたに違いない。共食はどの文化でも家族を超えた仲間に対して行われており、隣人に食物を与えない家族は軽蔑され、みんなに後ろ指を指されることになる。……」
著者は霊長類のゴリラやチンパンジーの社会生態学や人類進化論を研究している方。そしてこの本は、その研究から人間社会の根源を探ろうとしたもの。
これを読むと、クリスマスに様々な食物を集めてみんなで食べるという行為が、かなり意味深いことが分かる。最近はクリスマスに「ピザ」も食べるようで、これも一つのものを切り分けてみんなで食べることになるから同じ意味合いになるのか。となれば、クリスマスプレゼントの授受を行うのも互いのきずなを確かめ合うための意識的行動なのだろう。
日本人はこれらを再確認するために、クリスマスが「特別な日」の一つとして存在しているのかもしれない。

そしてもうひとつ、クリスマスは、日本人の祭りや儀式の一つとして取り込まれているということ。(以下、ほとんど感で書いてます。)
つまり日本人にとって、クリスマスが「キリストの誕生」を祝う行事として浸透したわけではないことは周知の通りでしょう。ただ、仲間や家族が集まり、特別な食料を集め、それを囲んで食し、楽しむ日だと考えている。そこにキリスト教や西洋文化はあまり必要ない。求められたのは、祭事を盛り上げるための舞台装置である。だがら、キリスト教圏で行われるクリスマスの行事とは、一見雰囲気は同じであっても、それは日本人的なものに変形されている。それは料理を見ても分かる。日本では、家庭で開くクリスマスパーティーには、寿司や刺身が用意されたりする。外国ではまずありえないだろう。また、一部はカレーだったり中華料理だったりする。すでにどこに国の食卓かも分からない。(実際、クリスマスに高級カレールーや中華材料が売れている) これはかなり独特だろう。つまり日本人にとってクリスマスは毎年行われる「祭事」「ハレの日」だということ。
また「クリスマスケーキでは、ろうそくに火を灯して、電気を消し、それを吹き消す。(必要なのは静寂と暗闇) そこで、時に、人は願いごとをする。そして、一斉に同じことばを唱える。」(「メリークリスマス」と言うが、みなが同じ言葉を発するという行為が実に呪術的である。それに全体の流れが宗教的儀式に近い)
この行為こそ、どこか神事的儀式そのものだろう。
そして、この「儀式」が終了したのちに、参加者みんなで食することになる。
これは「直会」そのものではないのか。http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-239.htmlまた、福を運んでくるサンタクロースは「マレビト」ではないのか。
気になっていたのだが、サンタクロースの造形は「恵比寿+大黒」に似ているということだ。
恵比寿は異邦から漂着、来臨する神。大黒さんは大きな袋を担いで福を運んでくる。髭をはやした恰幅のいいおやじが遠くからやってくる。
サンタクロース=恵比寿、大黒。これは当たっていると思う。

クリスマスが、日本人に違和感なく浸透していったのはそこに受け入れる下地が存在し、また日本人の好みに合うように変形させたからだろう。

というわけで、Xmasの夜に一人で、勝手なクリスマス解釈をしてみました。




M-1グランプリ、私は春日ワールドが見れて良かったです。

漫才の日本一決定戦「M-1グランプリ2008」のテレビ放送を見ました。
NON STYLEが優勝しましたね。確かに、早くてウマいんですが…。

私は、「オードリー」ファンなので…。(「ぐるナイのおもしろ荘」以来)
今回は敗者復活からの出場、最終決戦までしか残ってなかった時点で、すでにおかしいんですが…。
しかし、M-1では春日ワールドが全開でよかったです。(決勝戦のネタはヤフー動画にありましたね。)
でも、春日のキャラは好みが分かれるだろうな。
島田紳助の「昔ののりおよしおを見ているようで嫌だ」みたいな評でしたが、これは当たっている。

あと「U字工事」のネタは全国的に分かったのだろうか?
群馬県人のわたしは大爆笑でしたが。
あの栃木と茨城と群馬の微妙な関係っていうのが地元民にはよくわかるし、それに埼玉がちょっと上という感じ確かにあるよね。
全国一印象の薄い県「栃木県」が、「いいところが一つもない群馬県」というところが面白いです。まさに目くそ鼻くそを笑うといった感じか。

「ザ・パンチ」もいつもは面白いのに今回のネタどうしちゃたの?

あ、あと「キングコング」優勝しなくてよかったですね。もし優勝にでもなったら「出来レース説だ」とか「西野vs2ちゃんねるの再燃だ」などと、またネット上で大騒ぎになっていたでしょうから。

でも決勝は、オードリーがケイダッシュ、ナイツは松竹芸能、NON STYLEが吉本。で、NON STYLEが優勝。やっぱり……。

あのミニプードルと西武・渡辺監督は「群馬」だった。

週刊朝日12月26日号のワイド記事で「日本シリーズを完全に食った<ミニプードル>広告の正体」というのがあった。
プロ野球の日本シリーズで出た「ミニプードル」が話題となっているといった記事内容。
私も気になって、そのとき書いてました。
その時の記事http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-393.html
その時の画像
snap_33__0811092007.jpg
子犬

これが、週刊誌によるとネット上でかなり話題となっているとのこと。「この画像をブログに貼ると幸せになる」とかなんとか、そんなようなことも書いてあった。(当ブログにも画像を載せてますが、いいことなんて何も起こらないぞ!)

さて、週刊誌によると、この広告主は群馬県とある。
気になってネット検索してみると、なんと、「ミニプードルいしかわ 群馬県伊勢崎市堀口町」とある。ホームページ
ここいつも通る場所じゃん!!
もうただ、驚き!
そして、あるわあるわ、2ちゃんねるのスレやブログの記事。
中には「日本シリーズの裏MVPはミニプードル」とか「ミニプードルが出ると西武が強くなる」とかそんなことまで書いてあって面白い。

そしてあることに気がついた。
埼玉西武ライオンズの監督である渡辺久信が群馬出身であるということを
渡辺監督は、群馬県勢多郡新里村(現・桐生市)出身で、前橋工業高校を出ている。
まさに生粋の群馬県人。
そして、「ミニプードルいしかわ」は群馬県伊勢崎市
うわ、みんな近いぞ。

う~んとなると、
埼玉西武ライオンズが優勝したのは、「ぐんま」県人の陰謀だったのか……。



「2008年度のタイアップ邦画はクソばかり」よく言ったぞ!宇多丸!

TBSラジオ土曜夜9時30分~11時30分の「ウィクエンド・シャッフル」12月15日放送分を聞いた。
 「今宵は特別企画、その名も「ライムスター宇多丸のシネマ・ランキング2008!~『ポニョ』の順位だけはみんなで決めよう~ スペシャル!!」が面白かった。
番組ホームページhttp://www.tbsradio.jp/utamaru/index.html
ポットキャストで聴けます。
ライムスター宇多丸は批判・文句を言うときに最高のキレを見せる。
ある意味、言いたいことを言っているので、こちらの胸がすくくらいだ。
ワースト映画
1 少林少女
2 カンフーくん
3 ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
4 ハンサム★スーツ
5 20世紀少年
6 ぼくたちと駐在さんの700日戦争
7 デトロイト・メタル・シティ
8 スカイ・クロラ
9 幻影師アイゼンハイム
10 容疑者Xの献身
11 ザ・マジックアワー

ほとんど邦画で、テレビがらみ、メディアがらみである。確かに「ハンサムスーツ」とか「カンフーくん」とかお金をもらっても見たくない映画ばかりですね。
本年度、邦画は412本製作されたそうだ。量は増えたが、質の方はどうなのだろうか?

そこに『2009日本アカデミー賞』最優秀作品賞ノミネート作が発表されたとのニュースが…。
『おくりびと』『母べえ』『クライマーズ・ハイ』『ザ・マジックアワー』『容疑者Xの献身』の5本。うわ~ワースト作の中のものが2本も入っているぞ! これじゃ「おくりびと」ひとり勝ちじゃないか。ただし日本アカデミー賞はかなり偏向があるので要注意…。去年をみれば分かる。http://pcscd431.blog103.fc2.com/?q=%C6%FC%CB%DC%A5%A2%A5%AB%A5%C7%A5%DF%A1%BC%BE%DE

ちなみにこちらが宇多丸のベスト映画
1 シークレット・サンシャイン
2 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
3 ダークナイト
4 アメリカン・ティーン
5 その土曜日、7時58分

さてこの番組、当ブログでは3回目の登場。
「時をかける少女をめぐる話」http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-341.html
「吹き替えで激怒している人がいた」http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-219.html

図書館は、「ハリーポッター」や「ホームレス中学生」よりも、利用者の少ない本こそ大事に!

読売新聞 群馬版 平成20年12月17日の記事
「県立図書館、古い本4000冊販売 来月29日、1冊100円で。 
 県立図書館(前橋市日吉町)は来月29日、古くなったり、利用者が少なかったりした本約4000冊を1冊100円で販売する。これまでこうした本は県内の小中学校や公共施設に寄付され、それでも余った本は廃棄されていた。今回は、県の厳しい財政状況を受け、歳入拡大のため販売に踏み切った。1978年の同館設立以来初めてという。」
という記事を見つけた。

タダで配ったり、ハイキしたりするよりもお金に替えた方がいい。これには賛成。
ただ状況がよくない。ほっとけば本が増えていくのはわかる。だが、古くなったり、利用者が少ないという本が、たぶんに「古い小説」「歴史の本」「民俗学の本」だったりして、それらがこの対象になるというのがツライのだ。
というのも、調べものをするのに、図書館へ行くと、本がなくなっていることがままある。図書館の方に聞くと除籍になって「ご自由にお持ち帰りください」のコーナーに移されたという。
「リサイクル」だと言われればそれまでだが……。
実際、私もその恩恵に与り、そういった本は家に多くある。
丸谷才一、山崎正和の対談集「見わたせば柳さくら」(中央公論社)は、「朝青龍マレビト論」のときに使用した。http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-200.html
明石散人「二人の天魔王 信長の真実」(講談社)は、「桶狭間の戦い」のときに使った。http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-265.html
運がよければこういった良書に巡り合えるが、そういったことは奇跡に近い。
不人気でも古くても、図書館に残して欲しいと思うのは、私の「我がまま」だろうか。
特に歴史の本は、古くなったり、利用者も少ないだろう。だが、そういった本が、図書館にあるからこそ価値がある、と思う。それでいて、ハリーポッターが何十冊もあったり、超人気作家の本やベストセラーのタレント本を揃えるのは矛盾していると感じるし、そこまで必要がない、とさえ思う。
だってそんな本は、本屋にいけば山積しているし、少し経てばブックオフで100円で売られるからだ。
本当に読みたければ、買うだろう。図書館でタダで読もうというのはムシが良すぎる。それに答える図書館もどうかと思う。(しかもそれは図書館の決して多くない予算だし、結局は税金。)
図書館って何なのだろうか?
図書館にあるべき本とは?

最近、高柳光寿、桑田忠親、海音寺潮五郎、子母澤寛、和歌森太郎の本を探していたが、図書館にもほとんどない。こういった一時代を築いた人や歴史の権威の人で、しかも多作の方々の本さえあまり無いんですね。
そりゃ~国会図書館や専門の大学図書館にいけばあるだろう。しかしそれは、東京や大都市部の話だ。やはり、都市部は文化的にも恵まれてますね。
地方はツライ。だって県立の図書館でさえ予算がないから本を売るといった状況にあるのだから。
せめて、県立の図書館くらいは残して欲しいな。(古い小説なども同様です)

こんな状態にあるのなら地方の図書館の存在意義を考えるべきでは……。

新田義貞及び新田一族の関連本の紹介

新田義貞及び新田一族の関連本の紹介。
(このページは随時書き加えていきます。)

1 新田義貞を主人公とした小説
新田次郎著「新田義貞」 (新潮社)
小説「新田義貞」上小説「新田義貞」下

新田義貞の生涯を描いた小説の決定版。あとがき解説には「彼のことを調べていくうちに、義貞が決して凡将ではなく、むしろかなりの智将でありながら、非情な政治に翻弄されるその姿に、同情を禁じ得なくなったようだ。西洋風に言えば騎士(ナイト)とも言える、彼の人間性に惚れ込んで書いた。」とある。
またこの本の特徴としては、各章の間に作者の解説(取材ノート)が入っていて、これもかなり面白く、豆知識が得られる。作者のペンネームの由来や生品神社での観測体験なども記載されていて、「新田次郎」自身についての貴重な逸話も書かれている。

永峰清成著「新田義貞」(人物往来社)
永峰「新田義貞」
各図書館でも結構見かける本。作者はほかに南北朝関連で「楠木正成」や、「護良親王」の本も多数あるので、南北朝には強いようだ。ほかに「上杉謙信」等も書かれている。

野村敏雄著「新田義貞」 (双葉社)
野村「新田義貞」
この本は珍しい。見かけたのは「境町図書館」のみ。表紙が劇画タッチ!
作者は第34回直木賞候補になっています。http://homepage1.nifty.com/naokiaward/kogun/kogun34NT.htm

豊浜紀代子著「異色太平記」(三一書房)
豊浜紀代子
副題に「新田義貞は生きていた」とついています。戦乱から逃げ延びた義貞は、勾当内侍の愛に生きる、といったぶっ飛んだ内容。いわゆる珍本です。

白崎昭一郎著「義貞」 (日刊福井)
白崎版「義貞」
著者は福井県在住の方。北国落ちから義貞の最期までを描く、珍しい本。序文に作家・吉村昭の解説が載っている。

植木静山著「わが旗を、鎌倉に立てよ 新田義貞の生涯」 (朝日新聞社)
植木版「義貞」
神奈川県在住の郷土史家の作。2007年の出版で新しい。あとがきに、著者が生品神社を訪れた際の記事の中で、「斎藤佑樹」のことを書いている。

清水惣七著「足利尊氏と新田義貞」 (人物往来社)
清水版「義貞」

足利在住の方の本。奥付を見ると、増刷されている。図書館ではよく見かける本。またよく太平記関連の本で参考資料として使われている。

マンガ「新田義貞」 (上毛新聞社)
まんが「義貞」
マンガだが、侮れない。監修に「人物叢書・新田義貞」を書いた峰岸純夫が担当している。

浅田晃彦著「戦国茶道記 天下一の茶入「新田肩衝」の流転」 (人物往来社)
浅田晃彦「戦国茶道記」
徳川水戸家が所有している名品「新田肩衝」が、もとは新田義貞が所有していたものだったという設定のもとに書かれた小説です。新田義貞、勾当内侍も登場します。
また、新田肩衝が、義貞愛用の品であったという話は、茶道研究の第一人者だった歴史家・桑田忠親も書いている。

山岡荘八著「新太平記・第5巻 義貞戦死の巻」 
山岡版「太平記」5巻
全五巻の中の第五巻だけ、なぜか義貞が大フューチャーされています。ただし、新田一族ファンは決して第四巻は読まないように……、理由は後述。


その他、戦前に書かれた新田義貞主役の小説本。
 1 三島霜川 金の星社 昭和16年  子供向け
 2 小林鴬里 文藝社  昭和2年
 3 池田宣政 偕成社  昭和18年
 4 石川淳  桜井書店 昭和19年  「義貞記」

2新田義貞及び新田一族関連本
奥富敬之著「上州 新田一族」 (人物往来社)
上州新田一族
とにかくこの本が好き。理由は過去に書きました。そのときの記事

峰岸純夫著「人物叢書 新田義貞」 (吉川弘文館)
峰崎「新田義貞」本
人物叢書シリーズなので固い内容かと思いきや、伝説・伝承をかなり扱っていて私好みです。勾当内侍についても一項目設けているほど。また「義貞は時代遅れの凡将・愚将か」という説に真っ向反論を試みていて、かなり「義貞寄り」だと思ったら、著者は群馬県東部の出身だった。

山本隆志著「新田義貞 関東を落とすことは子細なし」(ミネヴァ書房)
山本「新田義貞」
一方こちらは、かなり史料に則した内容。あとがきに「軍忠状などの一次史料をできるだけ優先し、太平記とは距離を取ろうとした」とあるように、人物「義貞」を客観的に捕らえた本格的・学術的内容となっている。よって、伝承・伝説についての記述はほとんどない。(児島高徳は全く書かれていない、勾当内侍は数行、といった感じ)

浅田晃彦 著「児島高徳と新田一族」 (群馬出版センター)
浅田晃彦
児島高徳と新田一族の関係が詳しく書かれた本。とにかく新田一族にまつわる伝承・伝説がかなり載っている。また浅田晃彦氏は『天下一の茶入「新田肩衝」の流転 』(新人物往来社)という本で、新田義貞が「新田肩衝」を所有していたという説を基にした小説も書いてました。地元在住の医師で、兼業として執筆活動をしていた。第60回の直木賞候補にもなっている。

久保田順一著「新田一族の盛衰」(あかぎ出版)
久保田順一 1
図版・画像が多く挿入されていて見やすい本です。特に新田荘にある関連寺社がかなり掲載されているので参考になるでしょう。「新田一族ファン」「郷土資料」としてはいい本です。ただ、あまり詳しい史料は載ってません。

久保田順一著「新田一族の戦国史」(あかぎ出版)
久保田順一 2
新田義貞死後以降の、新田荘の支配権について詳しい。岩松氏、由良氏、横瀬氏について書かれた本などほとんどないので、こちらの方がある意味「価値」があるかも。

細谷清吉著「篠塚伊賀守重広 新田義貞四天王」 (群馬出版センター)
篠塚伊賀守
義貞家臣の四天王の一人に数えられる篠塚伊賀守について書かれた貴重な本。著者は大泉町の方で、大泉町の郷土資料本の著作でよく見かける。

新田純弘著「埋み火はまた燃える。 新田一族銘々伝」 (さきたま出版)
新田一族銘々伝
新田一族・岩松氏の歴史を、その子孫が綴っている本。貴重なのは、その子孫が、昭和・平成の時代にどこで、何になったかということが記載されている点。
 
赤澤計眞著「越後新田氏の研究」 (高志書院)
越後新田氏の研究
越後・魚沼地方を本拠としていた新田一族・大井田氏、鳥山氏、里見氏、田中氏について詳しく書かれた学術書。上杉氏にも多く触れているので、大河ドラマ「天地人」を見ている人にも参考になる。

安部龍太郎著「バサラ大名」 (文春文庫)
バサラ将軍
南北朝時代の短編小説集。この中に新田義興の矢口の渡しを主題にした短編小説が載っています。「智謀の淵」。これは秀作です。また文庫にはあとがきで著者が新田神社の近くの図書館に勤めていた縁で、新田義興のことを書いたという興味深いことが書かれています。

松原武志著「武蔵新田縁起 新田義興をめぐる時代背景」 (今日の話題社)
武蔵新田縁起
東京都大田区、新田神社の近くに住む方が書いた本。義興について書かれた本で、義興を祀る新田神社の写真が豊富に掲載されている。

3その他「新田義貞」「新田一族」の記事が載っている本

歴史群像シリーズ10、「戦乱南北朝」
歴史群像シリーズ
とにかく便利。新田義貞については「後藤成」が書いている。

歴史と旅 平成3年3月号
歴史と旅 南北朝
義貞については「新宮正春」が書いている。

歴史読本1991年4月号
歴史読本 南北朝1
この本では、勾当内侍の冒頭カラーページでの特集が5ページにわたって載っている。また本文では、徳永真一郎が小説風に勾当内侍を描いている。こちらは10ページ。たぶんこれほど勾当内侍について書かれた本はないであろう。表紙の左側が勾当内侍を演じた宮崎萬純。右側が足利尊氏の妻・北条登子役の沢口靖子。

歴史読本1990年12月号
歴史読本 南北朝2
義貞については「土橋治重」が書いている。
この本では、北方謙三のロングインタビューが読み応えあり。

海音寺潮五郎ほか、「人物「太平記」の世界」(三笠書房)
人物太平記
義貞については「多岐川恭」が書いている。「乱世に翻弄された悲劇の武将」という題で、なかなかいい評が書いてある。(集英社「歴史の群像 叛旗」の記事を収録したもの)

山崎正和著「ビジュアル版日本の古典に親しむ6 太平記」(世界文化社)
山崎正和 太平記
ここにあげたのは、勾当内侍がオールカラーの6ページにわたって書かれていることと、義貞に関する写真映像が豊富に掲載されているから。九品寺、生品神社、分倍河原駅前の義貞像など。

「南北朝動乱と新田一族」(群馬県歴史博物館編)
南北朝と新田一族
平成3年に群馬県歴史博物館で開催された展示会のパンフレット。写真、画像が豊富。

「児島高徳公史跡保存会」
児島高徳保存会
これが例の高徳寺の再建時に行われた催事を記念して作られた本。ここに当時横綱だった北の湖の奉納土俵入りの写真が出ていました。児島高徳について詳しく載ってました。

神坂次郎著「猫男爵」 (小学館) 
猫男爵
徳川幕府末期から明治維新の新田・岩松家を主人公にした小説。

吉村昭著「彦九郎山河」 (文藝春秋)
彦九郎山河
江戸時代後期の尊王思想家・高山彦九郎を主人公にした小説。Wikipediaから「上野国新田郡細谷村(現群馬県太田市)の郷士高山良左衛門の二男として生まれ、諱を正之という。先祖は平姓秩父氏族である高山氏出身で、新田十六騎の一人である高山重栄とされている。13歳の時に「太平記」を読んだことをきっかけに勤皇の志を持ち、18歳の時に遺書を残して家を出て、各地を遊歴して勤皇論を説く。」とあるように、新田義貞に心酔し、完全な新田シンパ。足利尊氏の墓に鞭を打つなんてこともした。




歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」は新田一族の鎮魂劇である。

赤穂浪士の討ち入りの日、12月14日が近づいてきたので、一言。

歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」は新田一族の鎮魂劇である。

理由は……。

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消えた二十二巻

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