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韓流ブームなんてものに騙されて、そこに乗っかる日本企業はいつか痛い目を見る。

平成24年4月29日 産経新聞から http://money.jp.msn.com/news/j-cast/article.aspx?cp-documentid=6067188

亀田製菓、辛ラーメンの農心と提携 ブログに「残念」の声殺到
亀田製菓が、「辛ラーメン」で知られる韓国の大手食品メーカー・農心グループとの技術供与契約締結を発表(2012年4月26日)。今後、韓国国内で新商品を発売して米菓市場拡大を目指すほか、両グループでグローバル展開を進めていくことになり、7月9日には農心とのコラボレーション商品として、ロングセラー商品「亀田の柿の種」の「辛ラーメン味」が発売されるという。
ところが、この報道を受け、インターネット上では同社のブログに批判的なコメントが寄せられるなど、騒ぎが起きている。「辛ラーメン」については、過去に異物が混入していたとの報道があったことから、提携によって亀田製菓の商品の「安全性」が低下してしまうのではないか、という主張が主な内容だ。
「柿の種」や「ハッピーターン」などの人気商品を数多く手がけているだけに、「大好きでした」「残念です」というファンからの声が後を立たない。ブログのコメント欄は現在も閉鎖されないままだ。

早速、亀田製菓のブログを見てみたら、コメ欄が荒れていた。
マスコミの韓流ごり押しに乗せられ、日本の企業が時代の波に乗り遅れまいと韓国にすり寄っていく姿は痛々しい。日本の企業も少し考えた方がいい。時代は韓流歓迎ムードから嫌韓ムードになっているのだから。そして、いつか痛い目に遭うということを。

サントリーの酒「鏡月」が日本海を東海と表記した件で、こっそり謝罪しているというネット記事も読んだ。(4月29日付け)

お詫び ~昨年の当ホームページにおける地名表記についてのお詫び~
昨年、鏡月のホームページ上におけるネーミングに由来を紹介する文章中に「日本海」に関する不適切な地名表記がありましたことを改めてお詫び申し上げます。この地名表記については、弊社の内容確認の不備によるもので、特別な意図をもったものではございません。弊社は日本政府の見解と同様であり、今後は管理体制の強化を徹底し、再発防止に努めてまいります。  サントリー酒類株式会社

http://www.suntory.co.jp/sho-chu/kyougetsu/apology.htmlから。
これは過去記事「いま日本は滅亡の危機なのか? 何かおかしくないか?」でも書いたけど、昨年の8月だった。この謝罪文がいつ掲載されたか分からないが、結構経ってから出たようだ。
http://blog.livedoor.jp/ronsoku2/archives/53857306.htmlなんか読むと、サントリーの国際戦略部長が「朴洪植」という方らしいから、「東海」なんて書いてもおかしくない会社風土があるのだろう。
ビジネスで隣国と付き合うのなら何の問題もないが、魂まで売り飛ばすようなことはやめてほしい。いくらグローバル化といったって、あくまでも日本の企業なんだから。
昨今、日本人は領土の問題に敏感になってきて(石原都知事が尖閣諸島買いますといった件などもあり)、サントリーもここは謝っておかないと大変なことになる、と社内で沸き起こったのか、そんな慌てぶりが見て取れる。そんなことなら最初からやらなきゃいいのに。(マッコリに重点をおいている時点で終わりだが)

最近、JINROのCMが流れるが、これが異様に気持ち悪い。「チョア、チョア」と日本人の女子が韓国語を連呼しながら、朝鮮人の仙人みたいな人物と朝鮮の酒を飲むといったようなCM。(韓国企業だが、朝鮮文化を日本に持ち込むな)
これは、ないわ。
こういう文化侵略はやめてほしい。
切実に思う。
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歴史ミステリー作家・中津文彦さん死去

歴史推理小説作家の中津文彦さん死去 

盛岡市在住の江戸川乱歩賞作家中津文彦(なかつ・ふみひこ、本名・廣嶼文彦=ひろしま・ふみひこ)さんが24日、肝不全のため、同市内の病院で亡くなった。70歳だった。
 一関市出身で、県立一関一高、学習院大卒業後、岩手日報社で記者を務めた。1982年、「平泉」の歴史を扱ったミステリー「黄金流砂」で江戸川乱歩賞、85年に警察小説「七人の共犯者」で角川小説賞を受賞。幅広い視野と確かな構成力で、東北を舞台にした著作を多く残した。
 中津さんと同じく盛岡在住の作家で親交が深かった高橋克彦さん(64)は、突然の訃報に「ひざが震えてしまった。作家として道案内してくれる人を失ってしまった」と肩を落とした。中津さんが受賞した翌年の83年に高橋さんが江戸川乱歩賞を受賞した時、中津さんが「おめでとう」と祝福の電話をしたのが親交の始まりだ。
 3月20日、中津さんや高橋さんが参加した文学鼎談(ていだん)では、普段は作家としての信念について多くを語らない中津さんが、珍しく熱く語っていたという。高橋さんは「虫の知らせだったのか。プロ意識が高い人だった。あんなに元気だったのに、返しきれない恩義があるのに」と顔を曇らせた。
 中津さんの告別式は5月1日正午、盛岡市名須川町31の5報恩寺で営まれる。喪主は長男、文樹さん。
 中津さんが亡くなって一夜明けた25日、同市中央公民館では、県内ゆかりの作家140人を紹介する「岩手の文学展」が始まった。中津さんの「黄金流砂」の直筆原稿も展示されている。同公民館は大型連休明けにも、中津さんの追悼展示を始める予定だ。(2012年4月26日 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120426-OYT8T00018.htmから)

ほんと中津文彦さんの本はよく読みました。「闇の本能寺 信長殺し、光秀にあらず」とか「闇の天草四郎」といった闇シリーズや、伊達政宗や源義経といった東北に縁のある歴史上の人物を取り上げていた小説とか、塙保己一を探偵役にした歴史推理小説とか。史料を駆使した本格歴史ミステリー小説作家の第一人者といっていい人だった。いろいろ参考にさせていただきました。
当サイトでも、「義経が生きていた!? みちのく黄金帝国の野望」 で「黄金流砂」、テレビ番組「新説!?日本ミステリー~ 西郷隆盛本当の顔!?~」よりで、「西郷暗殺指令」を紹介していた。
テレビの歴史モノの解説やコメントとかでよく出演してましたね。

あと小説ではないが、井沢元彦、中津文彦、高橋克彦、三人による「歴史ミステリー小説講座」(祥伝社)はためになった。
三彦
この三者の座談会が超面白い。(三人合わせて「三彦会」というそうだ)
過去記事「お勧め「歴史ミステリー小説」とか」、ここで中津文彦さんの推薦歴史ミステリー本を載せています。
この本の中で歴史ミステリーを書くときの史料の使い方についての解説があります。
「一級史料だから重大視する、権威のある人が書き残したものだから大事にするよりも、たとえ小さな事象でも、人間という観点からメリハリをつけて眺めるということも大切さと思います。フラットな視点は学者に任せて、歴史ミステリーを書く以上は史料を立体的に活用して欲しいと思います。」とある。
史料一辺倒ではなく、人物を描いて欲しいということでしょうか。確かに中津文彦さんの歴史上の人物に向ける視線は温かった。こういうところ見習いたいものです。
歴史ミステリー小説にはまるキッカケを作ってくれた作家の一人だった。

ご冥福をお祈りいたします。


「歴文部」(仮)  バックストーリーを考えてみよう1 裏テーマは男系皇統継承を護るため、だから登場人物は新田一族・一門の名前を付けます

さて、「歴文部」(仮)のバックストーリーを煮詰めていきます。

まず、前回のまとめ。50年後の日本国は、外国(主に中韓)からの日本文化の侵食を防ぐために、時間遡行技術を用いて歴史・文化を保護する組織を平成時代に作った。未来から見て、日本国(=文化)の危機の分岐点はここにあると考えたからである。
そこで、「歴文部」(仮)メインの時代を、東日本大震災の前後としました。
その理由の一つが前回書いた、周辺諸国の文化的蚕食、そしてこれから起こるであろう中国・北朝鮮・韓国の動きです。
で、もう一つ理由が「皇室の危機」です。
以下、産経新聞 平成24年4月10日の記事から。

櫻井、百地両氏が女性宮家に「反対」
 女性皇族がご結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設に向けた政府の「皇室制度に関する有識者ヒアリング」は10日、第3回会合を終え、論点が鮮明になった。これまで創設への賛成意見が相次いでいたが、この日の会合でジャーナリストの櫻井よしこ氏と百地章・日本大教授(憲法)が「女系天皇」につながりかねないとして反対する考えを表明したからだ。拙速な結論を戒める声も多い。
 櫻井氏は「民間人との結婚を前提とした女性宮家創設は、皇室の本質を根本から変える女系天皇につながりかねない」と指摘。「(天皇の)お血筋を現在に伝える男系男子」である旧皇族の復帰や皇族方への養子を可能とする皇室典範の改正を求めた。皇籍を離れる女性皇族は「内親王」などの「終身称号」を持つことが望ましく、「活躍の場を整えることが皇室の未来に明るいエネルギーを注入する」とも述べた。
 百地氏も「『女性宮家』は歴史上、一度も存在したことはない」「『女系天皇」への道を開き、極めて危険だ」と主張。天皇、皇后両陛下の公務のご負担軽減の解決策として「女性宮家の創設を挙げるのは本末転倒」とも指摘。公務を「祭祀(さいし)」「国事行為」と、行事への臨席や外国訪問などの「象徴行為」とに分け、「国事行為の代行や象徴行為の整理縮小を議論するべきだ」と主張した。

平成24年、売国政党・民主党主導により、有識者による皇室に関するヒアリングが、今まさに行われている。櫻井・百地氏はこれに反対だが、その他ほとんどが「女性宮家」賛成となっている。この流れからいって女性宮家創設となるだろう。
これが将来、どんな結果を招くのだろうか。50年後の日本がどんな「お国柄」となっているのか、現時点では全く予想がつかない。
皇太子殿下は陛下となられるのか。雅子妃は皇后陛下となられるのか。では愛子さまは。皇位継承順位はどうなるのか。女性宮家から女系天皇へとなっているのか。
そして、代替え時期になると湧き出てくる「反日分子」は。皇室消滅を願う中国・韓国はその時どう動くのか。
ここは、過去記事 「皇室・天皇」カテゴリーや、あとは、過去記事「日本人は土人だ」と罵った浅田彰、それを叩いた谷沢永一」 あたりを参照してください。

そう考えると、現時点の日本は、大きな「岐路」に立っているといえる。
未来の日本人が過去の歴史を振り返ったとき、「あ~あの時が分岐点」だった、と気づくだろう。
そして、近い将来訪れるであろう国家存亡の危機を前にして、この時代の日本人は何を安穏をむさぼっているのかと、歯痒い思いをするに違いない。
もし未来の憂国の士たちがタイムマシンを持ったなら、きっと平成の世に来て歴史改変したいと願う事態になっているかもしれないのだ。
こんな焦燥感が、「歴文部」(仮)のバックボーンとなっています。
では、この本編の登場人物たちは何を護るのか。
それはずばり「悠仁親王」です。
つまり未来の日本国が作った「歴史文化保護局」は、男系天皇(皇統)を護るために、未来から平成の世へ来た組織ということになります。
ただしこれは裏テーマ。
ラノベ風小説と明言しているのとおり、活躍するのは高校生の部活レベルの話。
ここではその背景となるテーマの設定です。

さてさて、日本の歴史を眺めてみると、「新田一族・新田一門」それに「児島高徳」の伝承や末裔にかかわった人物が、突如現れて「この国のお国柄」を救うような活躍をする。天海、明智光秀・明智秀満、徳川水戸家、新井白石、高山彦九郎、、井上馨、渋沢栄一、正田家、中島知久平などなど歴史の脇役でありながら、確実に「日本」を陰で支えたきた。ここは「新田義貞伝承を追う! 実は「東毛奇談」の続編」で書き続けていたところですが、これまさに新田一族の末裔がタイムマシンに乗って過去へ跳んだようではないか。
過去記事 「美智子皇后陛下は新田一族の末裔であるから、この国を、皇室を守っている!その5 シリーズ第25回」などを参照してください。
これを「歴文部」(仮)に組み込むということです。
だから、本編に登場する人物名たちは「新田一族・一門」の名前にします。
考えているのは、安養寺や江田や由良や鳥山や反町や里見や脇屋などなどです。

……続く。
こうやって設定を考えるのやっぱり楽しいわ!!



「歴文部」(仮) テーマを考えてみよう2 50年後の日本の将来

「歴文部」(仮)のテーマと設定を考えてみました、の続き。
今回は、バックストーリーを考えます。

第一回で取り上げたタイムトラベルを扱ったような小説・映画・マンガ(タイムスリップではなく)には、未来人が過去へ行って歴史改変(または阻止)をする何らかの設定・理由付けがなされている。
例えば、恩田陸の「ねじの回転」では、

近未来。時間遡行装置を発明により、過去に介入した国連は、歴史を大きくねじ曲げたことによって、人類絶滅の危機を招いてしまう。悲惨な未来を回避するために、もう一度、過去を修復してやり直す。その介入ポイントとして選ばれたのが1936年2月26日、東京「二・二六事件」の早朝。そして史実にかかわる3人の軍人が使命をおうことになる。過去の修復はできるのか!?(文庫版 裏表紙のあらすじ説明から)

とあり、人類滅亡回避のために未来人が昭和へ行って「歴史の修復」を行うという設定です。
小川一水の「時砂の王」では、

西暦248年、不気味な物の怪に襲われた邪馬台国の女王・卑弥呼を救った“使いの王”は、彼女の想像を絶する物語を語る。2300年後の未来において、謎の増殖型戦闘機械群により地球は壊滅、さらに人類の完全殲滅を狙う機械群を追って、彼らは人型人工知性体たちは絶望的な時間遡行線を開始した。そして3世紀の邪馬台国こそが、全人類史の存亡を懸けた最終防衛線であると……。(文庫版 裏表紙のあらすじ説明から)

とあり、これは卑弥呼の時代へ未来人が行って人類の敵と戦うことになります。
映画「ターミネーター」では、

近未来。反乱を起こした人工知能スカイネットが指揮する機械軍により絶滅の危機を迎えていた人類だが、抵抗軍指導者であるジョン・コナーの指揮下、反撃に転じる。脅威を感じたスカイネットは、未来から現代へ殺人ロボット「ターミネーター」を送りこんだ。目的はジョン・コナーを歴史から抹殺するため、彼の母親となるサラ・コナーを殺害することである。同じ頃、人類側からも兵士カイル・リースが、サラの護衛という使命を帯びて未来から送り込まれる。人類の命運を分ける戦いが、1984年のロサンゼルスで始まる……。(Wikipediaから)

 未来人が過去に来る理由は、絶滅寸前の人類を救う英雄の母を救うためです。

このように、未来から過去へ跳び歴史改変(または阻止)をするのは、未来の時点において何かしらの「重大な危機」を抱えていることにあります。
その根本を正すために過去へ行くわけです。
アニメ「シュタインズ・ゲート」の阿万音鈴羽も同じ役目を負って過去(現代)に来ている。

では、「歴文部」(仮)でも同様に、未来の日本から、過去に遡行して、歴史改変を防ぐ理由がなければなりません。一言で表せば、未来の日本が危機に瀕している状態であり、これを回避するために現代に跳んでくるということです。(まあ有りがちな設定ですが)
そこで、将来の日本の重大な危機とは何なのかを考えてみましょう。
設定は、現代から50年後の2060年。
時間遡行方法が発見され、実際この組織が活動している50年後、このとき日本及び日本人はどうなっているでしょうか。
予測を簡単に箇条書きにしてみます。
1、人口減少…… 8000万人になり30%の減
2、労働人口の縮小……しかも超高齢化社会。「人口減は国内市場の縮小に直結してデフレを加速させ、企業の海外進出にも拍車がかかり、国内産業の空洞化する。」という説明もある。
3、移民の流入……経済停滞を回避するために、労働人口を確保のために労働力を外国人によって求める。
4、多文化侵入により日本文化の稀薄化……外国人が日本文化を理解し、日本の歴史、伝統、風習・習慣、美的感覚などなどを受け継いでくれるだろうか。答えは否。これは今のヨーロッパの移民問題と同様の事態となるだろう。

さて、ではその労働人口の担い手はどこになるのだろうか。
東南アジアや中東だろうか。いやいや、主に中国人、朝鮮人となるのではないか。
理由を簡単に。
1、近い将来、今の中国バブル経済ははじける。それによる中国国内は不安定になる。中国政府(中共がそのときまであるかどうかわからないが)は、その矛先を日本に向ける。(軍事的になるか、国民の不満回避を反日に向けるか、それとも中国人を労働力として、日本に送り込むか……。どれにしても日本に良いことはない)
2、北朝鮮の崩壊。日本にも難民の受け入れ要請が来るだろう。(人道的観点からの意見が国内外で大きくなるはず。これは朝日新聞や毎日新聞のような左巻きマスコミが騒ぐことにより、拒否できない状況になる。必ずだ。) 結果、大量の朝鮮人が日本に流れてくることは容易に予想できる。
3、韓国・北朝鮮の統一。これにより韓国経済は停滞。その活路を日本へ向ける。(日本の労働人口の減少を補うという形で、北朝鮮人を流出させる)

その他、50年後予測としては、中国領事館が新潟のみならず日本各地に作られ、沖縄は琉球国となり中国の実行支配、中国の対日本工作は着々と進む。(中国側から見れば地勢的に、日本は軍事的対米国の防衛線となる。つまり対アメリカ対策の盾とされる。)
一方、韓国・朝鮮は、対馬を統一朝鮮領とされ、島根や鳥取など東海(名称は日本海ではなくなっている)側や北九州は、コリアタウンだらけになる……などなど、これらはネットで検索すればいくらでも出てくる。

さてさて、これらを総合すれば、50年後の日本は、日本人の人口低下・超高齢化によって、国内での日本人の総体的なパワーが大幅に低下することは明らかである。それに対して、本国では職もなくカネもない中国人や朝鮮人が日本に大量に流れ込んでくることになる。
これにより、日本国領土であるのに、若く、欲に旺盛な中国人・朝鮮人が幅を効かせることにより、持ち込まれた中国文化や朝鮮文化が、日本文化を隅に追いやるだろう。(彼らが「郷に入れば郷に従え」という精神を持っているとはとても思えない)
そして悲しいことに、日本文化を持つ日本人は、勢いのある(カネのある)朝鮮や中国の文化に迎合していくだろう。(いまの韓流ブームの現象を見れば分かる。儲かればいいと、煽るマスコミ、それを許す風潮。矜持のない民族はいつか滅びる)
将来の日本文化の危機とはここにある。
文化を失うということはその民族も失うことになる。(チベットやウイグルのように)
まあこんな事態にならないように祈るのみですが……。

まあこれらは私の予測でしかありませんが、あながち外れているとも思えない。その兆候は今の日本に現れている。
川越 ハングル川越駅の韓国語表記の件は過去記事で書いた(「日本は韓国の文化植民地に成り果てたか?」)、いま日本では、観光地のみならず、駅や交通表示まで、ハングル・韓国語で表記されている。田母神俊雄「韓国語表示をやめろ!ここは日本だ!」とツイッターで呟いていたが、まさしくその通り、更に「金閣寺のパンフレット」が韓国語だらけというのを見て驚いた。(そのサイト「国宝金閣寺のパンフ、日本語よりハングルが先? 」)
こういうものを50年後の日本人が見たらどう思うか。きっと嘆くに違いない。

他にこういう文化的蚕食はいくらでも見付けることができる。
民主党事業仕分けでは「自衛隊の制服は高いから、安い中国製のもの変えろ」とか、「韓国人の観光客が増えたから、韓国の祝日に日本に来てもらうために、日本人は邪魔になるから重ならないように日本人の祝祭日を変えよう」なんて提案する民主党議員とか、「尖閣諸島を買おうと言う石原都知事には反対」その理由は「税金が増えるから」という東京都民とか、「駅や観光地で氾濫するハングル文字を見ても、「別に韓国人が多いんだからいいじゃん、そんなこと言ったら韓国人差別だ」とか書き込む奴とか……。
おかしくないか。50年後・100年後の日本人が過去を振り返ったとき、このときが日本文化衰退の分岐点だったのだと改めて認識することだろう。

さてさてさて、これはラノベ風小説の設定でしたよね。(どんどんずれていく)
これらは、本編を始める前の背景の設定であり、こうした事を細かく入れ込むわけではありません。ただ、こういうバックストーリーを作ることは大切であり、何よりもこういった外堀から埋めていくような作業は創作をする上で楽しいところです。

ということで、背景設定をまとめます。
50年後。中国・朝鮮は、国を挙げて、過去遡行技術を行って過去へ跳び、文書や文献を書き替え自国の優位になるように歴史改竄を行った。また朝鮮人と中国人の日本大量流入を成功させ、中国、朝鮮文化の汚染を進めようとしていた。
この工作を、阻止するために、未来の日本国は、組織を作り、平成の時代にその拠点を置いた。主な目的は「日本文化」(歴史・風習・美的感覚など総合的なもの)を喪失を防ぐことにある。
なぜこの時代なのか。
上記の、「ねじの回転」では1936年2月26日、「時砂の王」では西暦248年、「ターミネーター」では1984年が歴史改変の分岐点となっている。
「歴文部」(仮)ではこれを、平成23年3月11日とします。そう、これは東日本大震災になる。
ここが「日本文化の危機」の第一分岐点であるからです。(そしてこの2年後に「文化浄化大革命」が起こる)

では、次回はこの続きを……。

斎藤佑樹は新田一族なので、逆境に立った時にこそ力を発揮する

「空っ風」 冬の天気の良い日に必ず起こる現象である。東南部の平地が太陽に照らされると、空気が軽くなって上昇をはじめ、そこへ山岳地方の寒い空気が突入して来るために強い颪(おろし)となり、太陽が没するまでものすごく吹き荒れるのである。

群馬・東毛地区の冬は、冷たい強風が吹き荒れる「空っ風」に悩まされる。
この強風は半端ではない。乾燥した地面を寒風が吹き付けると、砂塵が巻き上がり、容赦なく、人や家々を強襲する。まさしく赤城おろしの強い日はただ堪えるのみである。その猛風の中を子供たちは通学する。だからという訳ではないが、みな我慢強く育つように思える。
和辻哲郎の「風土論」ではないが、風土はそこに住まう人々の精神性に影響を与えるというが、それは本当だろう。
過去記事「和辻哲郎「風土」から。 第2回目 日本人特有の性格「しめやかな激情」
そう考えれば、この土地に生まれ育った偉人たちは皆、空っ風を踏み堪えるように、逆境に立たされれば立たされるほどそれに立ち向かっていく性格を養っていくようだ。
新田義貞及び新田一族、高山彦九郎、中島知久平などなど……苦境に立たされた時にこそ奮起する。

中島知久平を生んだ土地は、深山大沢ではないが、大器を育てるに都合の好い条件を備えていた。すなわち特有の自然の風物、人情、歴史、環境などが彼に与えた影響は少なくなかったのである。少なくとも彼の大志はそれ故に生まれ、強固なあの意志力は、これによって鍛えられたと見ることができるのである。(渡部一英「日本の飛行機王・中島知久平」光人社から)


同じ出身地の斎藤佑樹もそうだろう。
今シーズンが始まるまでの叩かれ方は異様だった。開幕投手に抜擢した栗山監督共々、ネット上、マスコミ、野球評論家などなど罵詈雑言言いたい放題だった。
しかし、地元の人々は知っている。逆境にあればあるほど大きな力を発揮すると。
また大きなものを背負って戦うことができると。
そして見事、逆境をはね飛ばした。

 (パ・リーグ、オリックス0-5日本ハム、4回戦、2勝2敗、20日、ほっともっと神戸)日本ハム・斎藤佑樹が今季3勝目を、プロ初の完封で飾った。オリックス打線に8安打を打たれ、得点圏に4度走者を背負いながら、持ち前の粘り強い投球を披露。131球で0を9個並べた。(サンスポ)

何度も書いているけど、斎藤佑樹は新田一族の末裔ですから、逆境に立つほど強いのだ。
過去記事「斎藤佑樹プロデビュー戦。感慨深い思いを胸に秘め応援する。」まとめ記事なのでここを参照して下さい。

さて、先日、読売新聞に斎藤佑樹の記事が大きく載っていた。(平成24年4月16日)
斎藤佑樹 群馬
ここに「新田義貞」の名が!

プロ野球での野球人生はまだ始まったばかりだが、「桶狭間の戦い」など勝負所を制していった信長と、重なる部分が少なくない。
ただ、引っかかるのが、「本能寺の変」だ。信長は家臣・明智光秀の謀反により命を落とし、天下統一の夢は幻と消えた。その点を斎藤にたずねた。戦いで死んだわけではないですから。戦いには勝ってきた」。よどみのない答えだった。光秀の「裏切り」を「戦い」と認めないところは、実直な背番号18らしかった。
ちなみに、実はもう一人好きな武将がいる。それが生まれ育った新田町(現太田市)の英雄、新田義貞だ。こちらは、鎌倉幕府を倒した戦歴よりも、「地元だから」というのが理由だ。群馬を離れて、東京、北海道と戦いの場を変えて真剣勝負を続けるが、故郷への変わらぬ思いが透けて見えた。


もう一度、大文字で!
実はもう一人好きな武将がいる。それが生まれ育った新田町(現太田市)の英雄、新田義貞だ。
おお~感涙ものだ!
新聞記事の横に「生品神社」のお守りも付けておきましたよ。
あ~こっちの方がいいですか?
斎藤佑樹 お守り甲子園優勝時に斎藤佑樹が持っていた新田義貞のお守り。
どうぞ画像をお持ち帰りください。携帯の待ち受けにすればあなたの運気も上がることでしょう。

追記
斎藤佑樹がスバル・BRZを購入したという記事が……。
過去記事でも書いたように、(大学時代のインタビュー記事から)「ずっと地元で見てきたので、スバルが一番いいと思っているんですよ。自分は、ベンツよりも、ポルシェよりも、世界のトヨタより、スバルがいいと思っているんです。そのイメージは離れないですね」と言った通り、プロになっても地元愛溢れるスバリストになったようです。
あとは生品神社の銅像の件を……。

「歴文部」(仮) テーマを考えてみよう1 歴史改変阻止とは?

中二病設定症候群炸裂中です!
前回からの続き「http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-1134.html

さてさて、
われわれ現代人は、むかし日本でなにがあったのか、どんな事が起こったのかを、知っている。さて、何を根拠にして知り得るのだろうか。
聖徳太子が定めた十七条憲法がいかなるものであったのか、藤原道長が栄華を極めた平安時代はどんなものであったのか、二人の帝がいた南北朝時代とはどんな時代だったのか、宣教師フロイスが見た織田信長はどんな人物であったのか、池田屋で新撰組に斬られた志士はだれだったのか……。
見て来たわけはないのに、なぜ我々はそういうことまで知悉しているのだろう。
なぜ知ってるの?
それこそタイムマシンに乗って過去へ行き、見聞きしてきたように承知している……。
図書館や本屋にでも行って関連した本を見れば、それらは既成の事実のごとく書かれている。もうそこに疑いの余地もないほど。東大史料編纂所の方も歴史教科書を作る方々もきっとこう言うだろう。「だって、第一級史料にそう書かれているんだから、間違いないじゃん」と。
では、それはなにを基に真実だと考えているの?
答えは簡単。その時代を伝える文献や文書(または地図や絵画)などがいまも残っているからに他ならないからだ。
それらがなければ知るよしもないだろう。
いくら土を掘り起こして遺跡を調べても、墓からむかしの人々の骨を取り出して科学的に調査しても詳しいことまでは分からない。貞観、建武、寛永といった元号名も、日本武尊、北条政子、武田信玄といった人物名も、毛野、旧名・松島、業平橋といった地名も、その名称・由来は文書に書かれた文言でしか分からない。すべてそこから端を発しているのだ。

(ここから中二病設定症候群)
でも、それらは本当だろうか。
もしかしたら、未来人が過去へ行き、歴史を改竄していたらどうだろうか。
図書館の地図の日本海に「東海シール」を貼りつける韓国人たち」という動画をユーチューブで見た。
冗談かと思ったら、かなりマジだった。
こんな記事も読んだ。
タイトルにはこうある。「韓国が「韓国海」単独表記を目指したとたん、証拠となる古地図が発見される不思議

国際水路機構(IHO)総会が今月23日に控える中、韓国の「日本海」単独表記阻止に向けた動きが活発化している。15日には日本海に「韓国海」と表記された古地図が新たに発見され、日本海単独表記に異議を唱える有力な証拠として注目を浴びている。
韓国はこれまで日本海の呼称について、「東海」と併記するよう国際社会に訴えてきた。しかし、米国は単一地名原則を主張し、これまで通り「日本海」単独表記を支持。米国のほかにも韓国が主張する「東海」併記に賛成する国は少なく、韓国外交通商部は9日、今月開催されるIHO総会で東海併記が実現しない可能性が高いと危機感を示した。
東海併記が国際社会で認められない可能性が高まったことで、韓国では新たな動きが出始めた。「韓国海」の単独表記だ。在米韓国人らで構成する米州韓人総連協会は11日(現地時間)、米国が単一地名原則を主張することから、「東海」との併記ではなく、「韓国海」の単独表記を要求していくと発表。同協会の関係者は、今後は韓国海単独表記に向けて総力を挙げると話した。
また同じ頃、自由先進党のパク・ソンヨン議員は訪問先の米国で韓米自由連盟主催「大韓民国守護ワシントンフォーラム」に出席し、次のような発言をした。「我々は(日本海を)東海と呼ぶよう求めてきたが、フランスの古地図には『韓国海』と記されている」「国際裁判所に行く場合に備え、歴史的な証拠を早く探さなければならない」。
この発言から3日後の15日、韓日文化研究所の金文吉(キム・ムンギル)所長は日本海に「韓国海」と記された古地図の写本が日本で見つかったと発表した。この古地図はイギリスの探検家ロバート・ダドリー(Sir Robert Dudley)が1646年に制作したもので、日本海の場所に「Mare di Corai(韓国海)」、鹿児島南端海域を「日本海(Mare di Giappone)」と表記しているという。
韓国が「東海」併記から「韓国海」単独表記に方針転換した途端、どこからか見つかる新たな証拠。これまで韓国が提示してきた「東海」と記された地図たちは、どこへ行ってしまったのだろうか?

韓国が主張してきたものが突如として現れる、ほんと不思議ですね。この調子ならば近々、「独島は朝鮮の領土だと記載された日本地図」が発見される日も近いだろう。
しかし、これも笑い事では済まされない。ウソも重ねていけば、それがやがて本当になる。数百年も経てばこんな記述がある、こんな運動があったと主張し、自国の優位を訴えることになるだろう。
そのうち中国では「南京事件に関する新真実」の文書が出てきたり、「尖閣諸島の中国名の地図」が見つかったり、「琉球王朝は中国の属国だった」という古文書が発見されたりするかもしれない。
文書一つあれば、無理に軍事行動に出る必要はない。国際裁判に出て自国の有利を主張して、他国の批判を受けることなく易々と自国の領土に加えることができるからだ。過去からの文書・文言はそれほどの力を持っているのだ。

ならば、未来の韓国人・朝鮮人や中国人が過去に遡行できる方法が見つけ出したら何に使うだろう。
豊臣秀吉を殺すのか? 東条英機を暗殺するのか? 大日本帝国陸軍に対抗して大軍を送り込むのか? それとも中国の「日本解放工作」を遂行するために皇室を……。
いやいや、そんな強引な歴史改変をしなくてもいいのだ。ただただ、文書の文言を書き替えればいいのです。
それだけで十分に歴史は変えられるのだから。
そう考えると、懸命になって「東海のシールを貼る韓国人」も笑っていられない。
だって彼らは歴史改ざんをする未来人かもしれませんから……。

さてさてさて、前回触れた歴史改変の阻止というのはそういう意味です。
ということで、歴史改変阻止ネタのラノベ風小説の第一テーマはここにします。
取りあえずタイトルを決めておきましょうか。
「日本歴史文化を護ろう部」(仮)
長っ! ダサ! まさに中二設定!
良いのが浮かばないので、まさに(仮)です。
とにかく当面の間は短く、「歴文部」(仮)、にしておきます。

……続く。

取りあえず始めます。これって中二病でしょうね。

さて、……。
2年ほど前に、友人との酒飲み話で、歴史ミステリー小説で、タイムトラベルのようなものを組み合わせたら面白いんじゃね、といった話で盛り上がったことがあった。
歴史改変モノ、歴史検証モノ、タイムトラベル・タイムスリップもの、タイムパトロールもの、あるいはIF歴史モノ……結構いろいろあるが、キャラ主体のライトノベルでこれをやったらどうだろう、ということだった。
ちょうどそのころ「もしドラ」が流行っていて、ドラッカーと女子高生とを組み合わせて一発当てるのはどうか、あれって意外なものをくっ付けた取り合わせの妙だけじゃね、といったその場の軽いノリで出た話だった。
そこで出たのが、東毛奇談の続編みたいなものをライトノベル風にしてみたらとうだろうというということだった。
まあそのときは冗談だったが、後になって、いろいろ考えていくうちにこれがなかなか面白くなってきたのだ。
そこから中二病を発症させ、設定やら、プロットやら、ストーリーやら、登場人物やらをいろいろ考えてはメモっていった。
これが実に楽しい作業なのだ。
名前とか、場面とか、考えるのって楽しいよね。
ただ、話や設定を考えるのは面白いが、それを実際に形にするのは難しい。
頭の中では、これらは大傑作であり、素晴らしい物語となっているが、それはただの自己満足でしかなく、そのまま脳内で完結して終わってしまうのだ。
そして形にすることもなく打ち捨てられる。こんなことを何度も何度も繰り返しているうちに、バラバラのプロットや未完成の物語が山となっていくことになる。
まあ、プロ作家でも、どこかに応募するわけでもないので、別にいいことなんですが……。
だから、ネット上でも、活字でも、完結した物語を書ける人を尊敬してしまうのだ。(上手い、下手は別にして)

さてさて……。
もともと当ブログは「物語を物語る」というサイト名でもあるように、考えたストーリーや物語を発表するために始めたはずなのに、これが段々と趣旨がずれてしまった。(まあ、時事ネタやアニメネタとか扱うのは面白いのでいいのだが)
そこで、合間を見て、これら考えたプロットやら設定やらを載せていこうと思う。
当然のこと、完成させていませんし、まったくの不完全ですが、セリフ一個でもいいのが浮かんだら載せていくことにします。

一年ほど前に「タイムマシンで携帯電話が云々」といった話を載せてことがありますが、このころから考えていたことで、ほかに「震災の不思議な話」や「神社がタイムゲートになる」というのを書いたのは数カ月前のこと、結構ダラダラと考えていたんですね。
まあ、ネタとして使うのは「タイムトラベルによる歴史改変(の阻止)」ということになります。(まあこの時点でかなり中二病臭いですが……)
「タイムスリップ、タイムリープ、タイムトラベル、タイムクラッシュの違い」についてはここが分かり易かった。

タイムスリップによる歴史改変というのを基にした話は結構多いだろう。つまり偶然のタイムスリップによって歴史に介入するといったものとしては、「戦国自衛隊」とか映画「フィラデルフィア・エクスペリメント」といったものがあり、戦争もので多く扱われるようだ。(架空戦記ものとか)
日本で歴史モノをからめたタイムスリップものとなると、宮部みゆき「蒲生邸殺人事件」とか高田崇史の「鬼神伝」とかマンガの「JIN-仁-」などがあるだろう。
アニメでは歴史を変えるというよりも「世界」が変わるという設定が多いようで、「時をかける少女」とか「涼宮ハルヒの消失」とか「魔法少女まどかマギカ」とか、「シュタインズ・ゲート」とか、こいうのはいくらでも挙げられる。(平成「仮面ライダー」シリーズがタイムスリップ・トラベルの歴史改変モノが多いと聞いて驚いた)

だが、ここで参考にしたいのは、国レベル、あるいは大がかりな組織レベル(国連など)が歴史改変(または阻止)するといったもの。
これが思ったよりも少ないようだ。
ジェイムズ・P・ホーガン プロテウス・オペレーションジェイムズ・P・ホーガンの「プロテウス・オペレーション」
ねじの回転恩田陸の「ねじの回転」
タイム・パトロール
タイムパトロール 2ポール・アンダースンの「タイムパトロール」シリーズ
永遠の終りアイザック・アシモフの「永遠の終り」
光瀬瀧少し前の70年代・80年代の日本でのタイムトラベルを含む歴史改変モノは、豊田有恒の「モンゴルの残光」、今日泊亜蘭の「光の塔」 小松左京の「本邦東西朝縁起覚書」、光瀬瀧の「征東都督府」と「寛永無明剣」で、これは時間監視シリーズ。
それ以外には映画「タイムライン」とかドラマ「タイムトンネル」とかもそうだろうか。
ラノベの「フルメタル・パニック」の後半には巨大組織のタイムトラベルによる歴史改変は見られる。

最近読んだものでは、
時砂の王小川一水の「時砂の王」(卑弥呼の時代が出てくる)
僕たちの関ヶ原戦記小前亮の「僕たちの関ヶ原戦記」は、中学生がタイムスリップして歴史改変阻止をする話。タイムスリップよりも歴史に重点が置かれていた点が面白かった。
これらの中にあって、もっとも「タイムパトロール」ものを書いていたのは藤子不二雄であろう。
「ドラえもん」の映画版のタイムマシン・タイムパトロールものの設定が充実しているのは、今さらながら驚く。
中でも「T・Pボン」はタイムパトロールと歴史モノも組み合わせが絶妙だった。絵は一見、ドラえもんみたいな小学生向きだが、その取り扱う歴史は東洋・日本・西洋の古代から近代まで幅広く、冷徹に歴史を見つめているので内容は結構ハードである。(第一巻の星野之宣の解説が秀逸)
T・Pぼん

これらの他に「歴史検証」や「歴史ミステリー」に重点を置いたものに注目すれば、過去に5度ほどスペシャル番組として放送された「時空警察」がある。
時空警察のWikipedia
これはよかった。何しろこれは設定がいいのだ。
「歴史的迷宮事件をタイムスリップして解決する警視庁の特殊機関「時空警察」。正式名称は「警視庁刑事部捜査一課時空班」という設定が面白かったな。
万城目学の小説「プリンセス・トヨトミ」に出て来る「会計検査院」のような現実的な組織がいいのだ。
ダラダラといろいろ列挙してみたが、つまりここで使いたいのは、歴史改変(または阻止)を行う現実的な組織(国や巨大な団体)や機構だということだ。
これを設定で使いたいということです。

さてさてさて……、ということで、次回から設定や登場人物、物語のプロットを載せていくことにしましょう。(不定期に気の向いた時に載せていきます)

桜と花見と世良田東照宮の向き……。 その他まとめ記事

お花見に行ってきました。
毎年行く場所は決まっています。太田市尾島歴史公園です。
なにしろ「新田義貞公の像に桜」という感涙ものの組み合わせがあるからです。
新田義貞と桜
公園内には「世良田東照宮」や「長楽寺」、「新田荘歴史資料館」などがあり、「徳川氏発祥の地」なので「徳川義季の累代墓」や「新田家一族供養塔」もあります。

では、世良田東照宮の桜の画像を。
世良田東照宮の桜 1「群馬県一太いヨメイヨシノ」といわれる桜。
世良田東照宮の桜 2こんな説明も。
世良田東照宮の桜 3世良田東照宮の桜。
世良田東照宮の桜 4世良田東照宮の桜の正面。
世良田東照宮の桜 5世良田東照宮の桜の正面2。
世良田東照宮は、私の娘のお宮参りの神社なので、とても縁が深い。新田義貞と勾当内侍の出会いの場面(太平記巻二十)から名前を付けた私の娘も、斎藤佑樹が通った小学校へ通学している。元気で何より、参拝しながら家康公に感謝です。
そして、この向きで祈ることは、義貞公を礼拝することと同じことになります。
理由はここで、
7月2日は新田義貞の命日。そして、世良田東照宮の向き。
久能山東照宮が国宝になるなら、世良田東照宮も国宝に!

さてさて、公園内を奥に進むと
太鼓門の桜太鼓門の桜や、
三仏堂の桜三仏堂の桜や、
長楽寺の桜長楽寺の桜も見られます。

そして、奥まった場所に徳川(世良田)義季の累代の墓や新田家供養塔がある。
長楽寺 案内板2

長楽寺 新田家累代の墓新田家累代の墓
長楽寺 新田一族供養塔新田一族供養塔
徳川義季 累代の墓徳川義季 累代の墓

本当にここは、徳川家や天海の謎を解くカギが隠されている場所だと思う。
過去記事
「世界・ふしぎ発見!」の中から天海、光秀、日光東照宮、世良田などが紹介されたものをまとめてみました。
天海と新田一族の接点 新田義貞伝承を追う④
美智子皇后陛下は新田一族の末裔であるから、この国を、皇室を守っている!その3  シリーズ第23回

地元紙・上毛新聞に縁切り寺「満徳寺」の桜の記事が出てました。
この寺も近くにある。
説明の記事  歴史ミステリー小説「東毛奇談」 第3章 4
早速行ってみよう。

ヴァリニャーノの『日本巡察記』から・その4 そして宣教師は思い至った、「この国は外国人が支配できる国ではない」と。

アレッサンドロ・ヴァリニャーノの『日本巡察記』の4回目。

ヴァリニャーノと同時期に日本に来ていたフロイスは「日本史」を書き記した。いまではフロイスの方が有名人となっているが、ヴァリニャーノの方が上官である。
本書の解題に分かりやすい説明があった。
『過去の外的事象を詳細を極めて描写することはフロイスがもっとも得意とするところであり、ヴァリニァーノは事物の内面を深く洞察して、将来を企画することをもっとも長所とした。』
フロイスの「日本史」は、当時の日本の事件・人物について事細かく書かれたものであり、いうなれば彼は「新聞記者」「ジャーナリスト」だったといえよう。
一方、ヴァリニャーノの「日本巡察記」は、イエズス会主導のもとでいかに日本をキリスト教化するかを説いた、「企画書」「プランナー」的な書であるといえる。
それは、目次を見れば良く分かるだろう。「第十六章 日本人修道士、及び同宿と、我等ヨーロッパ人宣教師の間に統一を維持するための十分な注意と方法」とか「第二十八章 日本においてキリスト教徒の領主が司祭や教会を維持できない理由と原因」とかいったもので、どのようにすれば日本をキリスト教化(それによる支配)できるか、その方策が細かく繰り返し述べられている。またこの報告がローマカトリック本部のみならず、国王や貴族などパトロン・出資者に向けられていることからおカネに関する記述も多い。「第二十七章 日本における多額の経費、及びそれをまかなう方法。当布教を前進させるに必要な収入」とか「第二十九章 収入を補わなければ日本が陥る大いなる危険、及び収入不足のために失われる成果」といった収支に関わることも多く書かれている。

そして、この報告書は事業推進のものなのに、読めば読むほど、「日本のキリスト教化無理じゃね」と思えてくるから不思議だ。
本書を大雑把にまとめると、日本人は優秀である→キリスト教を理解する能力がある→有能なキリスト教徒を増やせる→日本を東洋のキリスト教布教の拠点にする→カネと人を派遣すべき、という趣旨となっている。
ヴァリニァーノ「日本諸事要録」(一五八〇年ころ)の記述

には、「支那人は別として、全アジアでもっとも有能で良く教育された国民であり、天賦の才能があるから、教育すれば総じて科学の多くのヨーロッパ人以上に覚えるであろう」
「…とにかく改宗後、インド人と日本人の間には大きい相違がある。すなわち、インドでは各個人は改宗に際して自らの利益を求めた。インドにおける布教活動が通常把握したものは、黒人と無能者であった。したがって彼らはその後、前進し良きキリスト教徒となることが、はなはだ困難である。日本の新しいキリスト教徒の大群衆は、キリスト教の信仰をその領主の強制によって受け入れたのであるが、彼らは教えられたことを良く知っており、良く教育されており、才能があり、外的礼拝を非常に愛好するから、まったく喜んで教会へ説教を聞きに来る。…」

だが、一方ではこういう危険性があることを何度も強く言っている。
簡単に要約してみる。
①日本人は優秀であるが、ヨーロッパ人とは全く違う思考をもっていて、『日本人は自分たちの風習や儀礼に深くなじんでいるから、彼らはたとえ世界が破滅しようともその日常の態度なり方式を一片すら棄て去りはせぬであろう。(第三章)』とあるように、ヨーロッパ人の風習に馴染もうとはしないだろう、という。日本人は誇り高い人種であるので、土人や野蛮人のように鞭や恫喝で無理やりにキリスト教徒にするということは無理である。この点は何度も書かれている。
②しかも、『日本人の習慣、食事、対応、言語その他の諸件の相違、また自然の感情においてさえ存在する相違、特に日本人は、彼らが風習を重んじて、これを固執し、ヨーロッパ人がこれに慣れることは非常に困難である。』とあるように、ヨーロッパ人宣教師も日本人化することできない。
③よって、教会の布教には日本人の聖職者を育てる必要があり、その者たちを彼らの上長に据えることになる。しかしこれには大きな危険を伴う。彼ら日本人の独自の考えで、キリスト教を別のものに作り変えることになるのではないかと懸念している。(また、この上長には領主の類縁などがなれば、権力を持ち、ヨーロッパ人宣教師以上の力を持ってしまうことも危険視している)
④『日本の風習に合わせて教会を作る他ないが、これはきわめて困難であり、危険であって、大きな誤りを犯しやすい。(第七章)』
仏教や儒教が日本に渡来して広まったが、それは本国にあったものとは全く違ったものになった。つまり何でも日本風にアレンジしてしまうのだ。(これは宗教に限らず、日本は文化も技術も日本独特のものに加工するという特色があるからだ。)
ヴァリニャーノは、キリスト教もそうなるのではないかと恐れた。キリスト教宗派での争いもある中、違う教義のものが布教してしまうことはイエズス会にとっては大変都合が悪いし、キリスト教(植民地)的支配をしていく上でも日本人的独自のキリスト教が生まれてしまうことは統轄の障害になってしまう。日本人が優秀であるがゆえに、逆に懸念されることだった。

それは、以下の一文によく表れている。

日本は外国人が支配していく基礎を作れるような国家ではない。日本人はそれを耐え忍ぶほど無気力でも無知でもないから、外国人は、日本においていかなる支配権も管轄権も有しないし、将来とも持つこともできない。したがって日本人を教育した後に、日本の協会の統轄を彼ら(日本人)に委ねること以外には考えるべきではない。その為には、彼らに前進する道を与える唯一の修道会があれば十分である。このことは、我らの心を日本人の心に合致させることが大いに困難であることによって、明白に認められ証明されるのである。この困難の原因は、あらゆることにおいて見出される矛盾性である。彼らはこの(種々の)反対の(諸現象)の中に固く腰を据えていて、いかなる点においても、我らの方に向かって順応しようとせず、逆に彼らの方があらゆる点で彼らに順応しなければならぬのである。これは我らにとってはなはだしく苦痛であるが、もし我らが順応しなければ、信用を失い、なんらの成果も収めることができない。(第九章)

また解題にはこんな文章もある。

日本の政治形態は、「世界中でもっとも奇抜な、あるいはより適切に言えば世界中に類似のないもの」であり、日本文化は、「武術を基盤とする封建文化」だと述べている。
1579年12月2日付け書簡において、日本を征服しようとするヨーロッパ植民勢力のあらゆる試みは、「軍事的には不可能」であり、「経済的には利益がない」と総長に報告している。

ヴァリニャーノは、日本のキリスト教国化を進めるよう本部に上申しながらも、心の内では、これは成功しないだろうと思っていたのではないだろうか。
もちろん、政治的なこと(日本側のキリスト教廃止)や、経済的な面、人材的不足、本国からの遠距離など諸々の諸条件はあっただろう。しかし、日本をキリスト教国化して、ヨーロッパ人の支配下に置くことが出来ない理由は、ヴァリニャーノ自身が列挙した日本人の優秀さにあったのではないか、そう思えてならない。
キリスト教宣教師が最初に乗り込んで布教し、その国の文化を欧州化し、軍事あるいは経済で植民地化するという通常パターンが日本には通じなかった。
なぜ通じなかったのか?
ヴァリニャーノやオルガンティーノが指摘したように、日本人は、土人や野蛮人といった低能民族(どこの国とはいわないが)ではないからだ。(第一回から読み返せば、日本人の特長は列挙されている)
高い文化性と強い精神性を持つ国は、他国からの支配を受けることはない。ヴァリニャーノは、当時の日本を見て、こう確信していた。
450年近く前の日本は確かにそうだったに違いない。
そう、信長や秀吉といった日本史上でも指折りの傑物を目の当りにすれば、欧州人でもそう思ったに違いない。
では現代の日本は?
優秀なリーダーはどこにいる。
当時のインテリ欧州人を驚嘆させた高尚な日本人はどこに行ったのだろうか。

嘆いてばかりでは仕方ない。自信を持つためにヴァリニャーノの言葉をもう一度太字で書いておきましょう。
日本は外国人が支配していく基礎を作れるような国家ではない。日本人はそれを耐え忍ぶほど無気力でも無知でもないから、外国人は、日本においていかなる支配権も管轄権も有しないし、将来とも持つこともできない。
日本を征服しようとするヨーロッパ植民勢力のあらゆる試みは、「軍事的には不可能」


……このシリーズ終わり。

ヴァリニャーノの『日本巡察記』から・その3 日本に魅入られた宣教師たち

アレッサンドロ・ヴァリニャーノの『日本巡察記』の3回目。
本書においてヴァリニャーノが日本人を絶賛し、他の諸外国民よりも抜きん出た存在であるといった記述は、全編を通じて書かれている。
それでは、ある程度まとまっている第六章「当布教事業の重要性、及び日本における現在、また将来の大成果」から引いてみましょう。

日本におけるこの(布教)事業が、東洋の全地方、及び発見されたあらゆる地方において、もっとも重要であり、もっとも有益であることは、多くの理由から疑い容れない。
第一に、日本は既述のように六十六ヵ国から成る広大な地方で、その全土には、きわめて礼儀正しく深い思慮と理解力があり、道理に従う白色人(日本人)が住んでいるのであり、経験によって知りうるように、大いなる成果が期待される。
第二の理由は、東洋のあらゆる人々の中で、日本人のみは道理を納得し、自らの意志で(霊魂の)救済を希望し、キリスト教徒になろうとするのであるが、東洋の他の人々は、すべてむなしい人間的な考慮や利益の為に我らの信仰を受け入れようとするのが常であることは、従来吾人が見てきたところである。日本人は我らの教義を他国人よりはるかに良く受け入れ、教義や秘蹟を受ける能力を短期間に備え、改宗した時は、その偶像崇拝の非を完全に悟るが、東洋の他の人々はみなこれと反対である。
第三の理由は、日本では東洋の他の地方とは異なり、身分の低い下層の人達がキリスト教徒になるのみにならず、武士や身分の高い領主並びに国王さえも同じように我らの聖なる信仰を進んで受け入れる。したがって、日本における成果は比較するものがないほど、大きく容易で価値がある。
第四の理由は、日本人はその天性として、宗教にきわめて関心が深く、これを尊重し、司祭に対して非常に従順であるが、これは日本のあらゆる諸宗派の仏僧を高い地位に置き、その数もはなはだ多く、仏僧らが日本でもっとも良い生活をしていることによっても理解される。日本人が、数多の人々に対してこのようにしているとするならば、真実と教えを受け、超自然的な道理、恩寵、慈愛に授けられている我らに対して、いっそう秀でた態度をとることは疑いの余地がなく、それはすでに我らが改宗した人々について見聞した通りである。
第五の理由は、(従来)キリスト教徒を新たに作り始めた土地では、必要な人手や費用が獲得されたのであるから、日本全国において、聖なる福音と改宗への扉が開かれている(と言えること)である。
司祭たちはその希望する所に住み、思いのままに我らの主の教えを説くことができる。すなわち、自分たちの宗派を保護しようとする仏僧や異教徒らの反対や迫害が決してないわけではないが、我らの主なる神に召し出され、その道を歩むように定められた人々もいるからである。かくして、イエズス会が知られた今日、司祭たちが布教し、定着しようと希望した土地でキリスト教徒を作らないところは日本中のどこにもない。これは東洋の他ではみられぬことである。
第六の理由は、日本人は我らの聖なる信仰を受け入れる能力があるばかりでなく、我らの科学知識をも容易に受理することができる。もっとも重要なことは、彼らが聖職者となって修道会で聖浄な生活をなす能力を十分に備えていることであって、これは短期間に我らが経験で知ったことである。その上また十分注目さるべきは、宣教師となった後は、他の日本人から深い尊敬の念をもって見られることであり、この点は東洋の他のいずれの国においてもまったく反対である。
第七の理由は、人々は道理を重んじてこれに従い、またすべての者は同一の言語を有するので、キリスト教徒になった後は、他のいかなる国におけるよりも、これを育てることが容易である。我らの国民の間に住むよりも、日本人のもとで生活することを比べようもないほどに喜ぶ。それは、日本人のもとでは、自分達の働きに成果を直ちに挙げることができるのに、他国のもとでは、その粗野な性質や、劣った天性の為に、一生涯苦労し続けても、真の効果はほとんど得られないし、得られたとしても、はなはだ遅々としているからである。すなわち、両者の間には、理性ある高尚な人々の中で生活するのと、獣類のように低級な人々の中で生活するのと同じくらい大きな差異が見出されるからである。

面映いくらいだが、ヴァリニャーノは別にこれを日本人に媚びへつらって書いているわけではない。彼の最終目的は、イエズス会主導による日本のキリスト教国化にある。日本人は優秀な民族であり、キリスト教(彼ら宣教師が思っている最高の教義=教養)を理解し修得するのは容易いであろうと考えたのであった。そして日本を東洋のキリスト教布教の拠点にしようと彼は思い至ったのだ。
拠点となるからには、その土地の住民が、高い教養を身につけた欧州人(ローマカトリックの教皇たちや、出資者である国王やパトロン)のお眼鏡にかなったものでなければならない。彼らから見て、決してアジア周辺諸国のような野蛮人や土人の類であってはならかったのだ。これは人種差別といった話ではない。現代に例えれば海外進出を図る企業が、それに見合うような国を探すようなものだ。その企業にとって必要なのは大きな利益を得られる国。イエズス会にとって必要なのは布教活動を進めるにあたって得られる大きな成果だ。日本はそれに値する国であった。だがヴァリニャーノにはそれだけではなかった。布教のため諸外国を巡り、多くの民族を見聞した彼であったが、その中でも理性ある高尚な日本人に知ると、たちまち魅入られてしまったのだ。

また、同じような構想を立て、本国に報告した宣教師が同時代いた。それがオルガンティーノだ。彼もまた日本に魅了された一人だった。
オルガンティーノの経歴(日本大百科全書・ヤフー百科事典から)

イエズス会士。イタリアのカスト・ディ・バルサビアに生まれ、1556年フェラーラでイエズス会司祭となった。70年(元亀1)6月天草(熊本県)の志岐(しき)に上陸し、同年布教のために京都へ派遣、以後30年以上にわたって京都で活動を続け宇留岸伴天連(ウルガンバテレン)と愛称され親しまれた。織田信長の厚遇を受け、安土(あづち)に土地を得てセミナリオ(小神学校)と司祭館を建て、京都にも南蛮(なんばん)寺(教会)を建築した。日本人の優秀さを認め、日本文化への順応主義を唱え、布教長カブラルと対立した。1605年(慶長10)長崎のコレジオ(大神学校)に移り、09年4月22日、長崎に没した。

同書の解題にオルガンティーノの手紙も記載されていたので、これも併せて引いておく。
オルガンティーノがフェラーロに宛てた手紙(1577年9月20日付)

「日本人は全世界でもっとも賢明な国民に属しており、彼らは喜んで理性に従うので、我ら一同よりはるかに優っている。我らの主なる神が何を人類に伝え給うかを見たいと思う者は、日本へ来さえすればよい。彼らと交際する方法を知っている者は、彼らを己れの欲するように動かすことができる。それに反し、彼らを正しく把握する方法が解らぬ者は大いに困惑するのである。この国民には、怒りを外に現すことは極度に嫌われる。彼らはそのような人を「キミジカイ」、すなわち我らの言葉で「小心者」と呼ぶ。理性に基づいて行動せぬ者を、彼らは馬鹿者と見なし、日本語で「スマンヒト」、すなわち「澄まぬ人」と称する。彼らほど賢明、無知、邪見を判断する能力を持っている者はないように思われる。彼らは不必要なことは外に現さず、はなはだ忍耐強く大度ある国民で、悔悛にいそしみ、信心、また外的な礼儀に傾くこと多大で、交際においてははなはだ丁重である。彼らは受けた好意に対し、同等の価の感謝をもって報いる極端な習慣を持っている。だが自尊心と大いなることへの欲求は、自らを(超自然的に)昴めるという点で彼らを盲目にする。また彼らは宴会に耽り、自己陶酔を恥としない。なぜなら通常この際、彼らは悪事をなさず、彼らの耳には余り好く聞こえず、快くもない音楽を、ある種の楽器で演奏する。彼らは詩句を作り、はなはだ優美な判じ物を作り、彼らの間におけるように喜劇を演ずる。彼らはきわめて新奇なことを喜ぶ。もし当都地方にエチオピアの奴隷が来るなら、そして彼を見せるために監督がついて来るなら、人はみな彼を見るために金を払うであろうから、その男は短期間に金持ちとなるであろう。
彼らの言葉はひじょうに優美であるが、各人の地位に応じて幾多の異なった表現があるため、学習することはかなり難しい。それらは幾つかの韻を有するが、我らのうちまったく正しく発音できる者は僅かである。
彼らは互いに大いに賞賛し合う。そして通常何ぴとも無愛想な言葉で他人を侮辱しはしない。
彼らは鞭で人を罰することをせず、もし誰か召使いが主人の耐えられないほどの悪事を働く時は、彼は前もって彼らの憎悪や激昂の徴を現すことなく彼を殺してしまう。なぜならば、召使いは嫌疑をかけられると、先に主人を殺すからである。
結局、彼らは、よく知っている者には喜んで交際できる国民であり、我らの聖なる信仰を受け入れようと努力する者を喜ばせるのである」


1577年9月29日付け、イエズス会総長メルクリアン宛書簡

「(前略)
私たちは当都全域の改宗に大いなる期待を寄せており、尊師が私たちのもとへ幾名かの良き人々を派遣して援助されることを望んでいる。なぜなら都こそは、日本においてヨーロッパのローマに当たり、科学、見識、文明はさらに高尚である。尊師、願わくば彼らを野蛮人と見なし給うことなかれ。信仰のことはともかくとして、我らは彼らより顕著に劣っているのである。私は国語を解し始めてより、かくも世界的に聡明で明敏な人々はないと考えるに至った。ひとたび日本人がキリストに従うならば、日本の教会に優る教会はないであろうと思われる。経験により、我らは儀式によってデウスの礼拝を高揚せしめることができれば、日本人は幾百万と改宗するであろう。もし我らが多数の聖歌隊と共にオルガンその他の楽器を有すれば、僅か一年で、都及び堺のすべてを改宗するに至ることはなんら疑いがない。そしてそれらは全日本の二大主要都市であり、その住民が改宗すれば、その他の都市はすべて追随し、私共は支那における計画も立てられようと思う……。


1577年10月15日付け、手紙

「私たちが多数の宣教師を持つならば、10年以内に全日本人はキリスト教徒となるであろう。四旬節以来六ヶ月間に、八千人以上の成人に洗礼が授けられた。この国民は野蛮でないことを御記憶下さい。なぜなら信仰のことは別として、私たちは互いに賢明に見えるが、彼らと比較するとはなはだ野蛮であると思う。私は真実のところ、毎日、日本人から教えられることを白状する。私には全世界でこれほど天賦の才能を持つ国民はないと思われる。したがって、尊師、願わくは、ヨーロッパで役に立たないと思われる人が私たちのもとで役に立つと想像されること無きように。当地では憂鬱な構想や、架空の執着や、予言や奇蹟に耽る僭越な精神はことに不必要なのである。私たちに必要なのは、大度と慎重さと、聖なる服従に大いに愛着を感ずる人なのである。(後略)

この当時の日本人はどれだけ優れていたのか、驚嘆せずにいられないのは現代日本人の方ではなかろうか。

さてさて、彼らイエズス会宣教師たちは、日本をキリスト教国化するために尽力し、熱意をもって本国へ具申した。
しかし、それは夢想に終わる。
日本は結局、キリスト教国になることはなかった。
無論、主因は、秀吉、家康、徳川将軍ら日本の権力者がキリスト教を廃止したことによる。
だが、日本人側にキリスト教(的支配)を受け入れない素地があったのだ。
それは権力者によるキリスト教廃止というくびきから解かれた明治維新後も大戦後も、キリスト教が広まることはなかったことを見ても分かる。
実は、その理由をヴァリニャーノはここで書いているのだ。
日本のキリスト教国化を望みながらも、それは無理なのではないか、ということも同時に書いている。

それはどういうことかというと……。

……これは次回に続く。

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by AlphaWolfy

消えた二十二巻

Author:消えた二十二巻


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