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日本文化継承のさまざまな形

平成24年6月23日 上毛新聞の折り込み紙「シャトル」から

太田市の国際姉妹都市、グレイターラフィエット(米国インディアナ州)から、3人の高校生らが太田を訪れている。18日に成田に到着した一行は、市内の高校への体験入学やぐんま国際アカデミーの視察、工場見学、お茶や着付けを通じて日本文化に触れるなど26日まで、多くの人と交流しながらさまざまな体験を楽しんでいる。
富士重工業が進出したことが縁で交流が始まり、1993年に姉妹都市提携を結んだ。グレイターラフィエットから学生を受け入れたのは今回が初めて。「日本の文化に触れ、似ている点や異なるところをじっくりと学びたい」とシンディさん。19日には太田商高で授業を体験。3人は1年生の3クラスに分かれ、生徒に交じって簿記やビジネス基礎、英語の授業などを受け、クラスの生徒ともすぐに打ち解けた様子。
モーガンさんは将来、「日本で英語の教師になりたい」という夢を持つ。スティーブン君は日本の文化に興味があり、2年ほど前から地元で日本語を習い、「将来はIT関連などで日本とアメリカでもビジネスをしたい」と話す。「日本文化に興味がある」というジョージ君は漫画「るろうに剣心」シリーズを「全部持っている」と話し、3人からは「NARUTO」や「宮崎駿」「高橋留美子」といった単語がぽんぽん飛び出した。
20日は、市消防本部や太田署を見学。21日は栃木県日光市を訪れ、華厳の滝や東照宮を楽しんだ。25日には富士重工業の矢島工場を見学、金山散策や日本文化を体験し、26日に帰国する予定。

平成24年6月25日 読売新聞の文化面コラム「解」から

米でよみがえる日本庭園
手元に日本庭園を写したモノクロ写真のポストカードがある。水をたたえる池、周囲に置かれた大小の石。木造りの小さな橋もある。 1943年(昭和18年)、米ロサンゼルス郊外の砂漠地帯、マンザナールで撮影された。太平洋戦争中、ここには日系人強制収容所があった。写真の庭園は、約1万人の日系人の苦難の生活を強いられた所内に造られた。
収容者には約400人の庭師がいた。地面を掘って地下水を呼び込み、所外で行われた労働の際に石を見つけ運び込んだ。庭師たちは競い合うようにして100以上の庭園を造ったという。だが、戦後は放置され、砂に埋もれた。
この地を今年4月、作庭家の小口基実さん(64)(長野県岡谷市)、弟子の内田俊意さん(45)(山口県下関市)ら職人が訪れた。米国立公園局が発掘し、復元が進む10カ所ほどの庭園を視察した。
石の配置は約70年前のまま。傾け方が雪舟の作品を思わせるものもあった。レベルは様々だが、どれも日本文化への強い思いを感じさせたという。小口さんは「明治生まれの移民1世が米国に日本文化の素晴らしさを見せつけつつ、米国生まれの2世、3世に日本の精神を伝えようとしたのだろう」と推し量る。
全米には10ヵ所の日系人収容所が開設された。そのすべてに日本庭園があったと言われる。「財産も地位も名誉も奪われ、社会から隔離されたのに。日本人はすごい。そう思える『気』をもらった」。小口さんは毎年1ヵ所ずつ、訪ねるつもりだという。(西部社会部 牧野田亨)

平成24年6月24日 読売新聞別刷り版の「皇室ダイアリー」から

米作りへの貢献を願って 秋篠宮ご夫妻、ウガンダ訪問1
秋篠宮ご夫妻は12日から4日間、赤道直下のアフリカ・ウガンダを公式訪問された。両国の国交樹立50周年にあたり招待を受けたもので、皇室としても同国への訪問は初めてのことだ。
出発から帰国まで3泊7日というハードスケジュールの中、ご夫妻はムセベニ大統領との会見や在留邦人との面会など、数多くの行事に臨まれた。人口3270万人の同国に在留邦人は約350人、それぞれが国際協力機構(JICA)の事業や自営業などを通じ同国への支援や経済交流に取り組んでいる。
13日に訪問された「稲研究・研修技術センター」では日本の稲作技術を伝えている。高地に位置し平均気温が年間を通じ23度程度の同国ではいつでも稲作が可能だ。
秋篠宮さまはこうした説明に対し熱心に質問、日本側が改良してきたアフリカ向けの新品種「NERICA」の香りを確かめられた。8年前から稲作指導にあたってきたJICAの専門家、坪井達史さん(62)は、ご夫妻をNERICAやコシヒカリが育つ農園に案内した。ご夫妻は強い印象を受けた様子で、秋篠宮さまは「日本の生活、文化と関係を深くする米がウガンダの人々の生活の向上に資することを希望します」と大統領主催晩さん会のスピーチで触れられた。(編集委員 小松夏樹)

新聞記事を3つ羅列してみました。テーマは「日本文化の継承」です。取り上げらている人たちも、アメリカ人の高校生、日系人、アフリカ人とさまざまで、伝えられた文化もマンガや日本庭園や稲作と多種多様であり、国も時代も年代も状況もそれぞれ違う。だがここにはしっかりと日本文化の継承があるのだ。
経済優先・カネ儲け主義の立ち位置で行われる「クールジャパン」政策よりも、こういった地道な活動の方が「日本(文化)愛好家」「日本ファン」を増やすことになると思う。

過去記事 ドナルド・キーン自伝から。 日本文化を護るために取るべき道は何なのかを考えてみた
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庭山議員の謝罪の文章をだれか解説してください

庭山議員が除名失職 桐生市議会「品位を害する言動」の記事、平成24年6月21日付け読売新聞から。

放射能を巡って「公職の立場にふさわしくない発言をした」などとして、群馬県桐生市議会は20日、庭山由紀市議(43)(2期、無会派)の除名を求める懲罰動議を賛成多数で可決した。
 庭山市議は地方自治法の規定に基づき、即日失職した。今後の対応は「支持者と相談して決める」としている。
 採決は、庭山市議と退席した共産党の渡辺修市議(無会派)を除いた20人による記名投票で、18人が賛成、2人が反対した。地方自治法に基づき、議員の3分の2以上が出席し、4分の3以上から同意が得られたため、失職が決まった。
 庭山市議は5月25日、自身のツイッターで、市役所前にとまっている献血車の画像とともに、「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか」と発信。今月8日の議会運営委員会では、国の財政負担で自治体が放射性物質の除染を行う「汚染状況重点調査地域」に指定された桐生市産の農作物を「毒物」と発言した。
 これを受け、市議会の有志17人が除名を求める懲罰動議を提出。動議を審議する懲罰特別委員会が設置された。動議はこれらの言動を「品位を害し、無礼」と批判。「謝罪も訂正もせず、公職の立場に全くふさわしくない」とした。
 この日の本会議では、懲罰特別委の周東照二委員長が、「必要限度を超えた無礼な言葉で多数の人を傷つけ、市議会の品位をおとしめた」などとして委員会が全会一致で除名とすることを決めた経緯を説明した。
 その後の弁明で庭山市議は「議会と市役所が正義や市民の安全を目指す所のはずだと買いかぶっていた」と皮肉った。昨春5位で当選した庭山市議は一連の問題について「命や健康、子供たちのため両極端の意見がある中、より保守的になるべきだ」と主張している。
 総務省などによると、地方議会での除名処分は、年1回ほど例があるというが、県市町村課は「県内ではここ10年、除名処分は聞いたことがない」としている。

さて、その庭山氏の弁明が上毛新聞に出ていた。

本会議の冒頭、懲罰特別委員会の周東照二委員長は18日の審査の経過について説明。その後、庭山議員が弁明に立ち「謝罪します。議会と市役所が自分たちのお金や立場よりも正義や市民の安全を目指すはずだと買いかぶっていました。すいませんでした」と発言し、頭を下げた。

これ何が言いたかったの? 私にはさっぱり意味が分からない。もはや日本語の文章でもない、自動翻訳のような文だ。だれか解説してくれ。
そして庭山氏のツイッターを見ると、「スパルタで鍛えぬかれたこの強さ。感謝するよ、八百長議会のみなさん。サンキュ。」などと書いている。こいつ全然反省してないじゃん。
おもしろいのはこんなキチガイでも除名失職処分することに反対した議員がいるということ。
記事を見ると、共産党だって……笑っちゃうね。

群馬で、狂人の政治家を出してお騒がせして、ほんとにすんません。
変なのは民主党の三宅雪子だけでもう十分ですから。

日本経済はサビ残で回っている

いろいろと忙しくて、なかなか更新できません。
サビ残をしています。
日本経済はサービス残業で回っていると思います。
だから、よくある「国別の労働時間」といった調査が発表されますが、あれはあてになりませんよ、きっと。
外国人(とくに欧米人)にタイムカード外の労働という感覚があるのでしょうか、たぶんないでしょう。

死ぬまでに「歴文部」(仮)を早く書かねば……。

唐突ですが、
珍獣「ハシビロコウ」っていう鳥だって、これは笑った。いろんな動物がいるんだね、面白いね。

大佛次郎の「帰郷」と、なぜかアニメ「ちはやふる」の2期決定

ドナルド・キーンの記事のとき大佛次郎の「帰郷」の話が出ていたので、読んでみた。
過去記事 ドナルド・キーン自伝から。 日本文化を護るために取るべき道は何なのかを考えてみた

よかったですよ。一言感想を言えば、和辻哲郎の「風土」にある日本的風土を小説化すればこういう風になるのではないか、ということ。ほかに本に関するレビューはアマゾンとかにいいのがあるのでそちらを。(ただし小谷野敦のは当てになりませんので)
では、一節引いてみましょう。

庭の泉水の流れる音がしていた。電灯の輝く下に、畳の上にいて、水のせせらぎの中に坐っているようなものであった。京都でも加茂川の流れの音を聞く例の旅館のほかに、方々の庭でこの忍びやかな水の音楽が、あたりの静けさをいっそう深めているのを聞くことが多かった。ただ一本の古竹を渡した筧(かけい)から滴り落ちる水の音の場合さえある。考えてみれば、外国人の生活にはけっして見られないことであった。どうして昔の日本人が、寝ても起きていても、こうして不断の伴奏のようにして水を聞くのを好んだのか。
考えれば、変わった趣味であった。それももとより、水道の栓を開き放しておくのでは誰れだって我慢しないのだから、やはり水の音でも天然に近いものを聞こうと構えるのだった。人工で作るとしても、なるべく自然の趣きを損なわないように用意するのだ。青銅や大理石の彫刻した群像の立つ噴水のさかんに水の落ちる音とは違う。水を引く意欲は働いていながら、つつましくそれを隠そうと試みる。不思議な民族的習慣なのである。
近代の公園の噴水を俗のものだと感じる点では日本人は共通しているのではなかろうか?日本にある人工の噴水が、どれも趣味も出来も悪いのとは別の話である。
パリあたりの美術的にでき上がったものを見せても、壮麗さを感じても、これはただそれだけのもので、それ以上の奥行も深みもないと感じるのに違いない。それにもかかわらず、堀貫井戸に湧く水の小さい囁きに、佇んで聞き入る日本人は多い。人間の意欲が露わになるのを嫌うのである。生活に制縛されて貧しいものに悦びを見出すのに慣れたというだけのものでなく、祖先から代々血の中に養われてきた特殊な感覚に違いない。外国人にはなく、断絶させてしまうのは、惜しい遺伝なのである。美しくないと誰が言えるであろうか。

小説の中には、こういった日本人の美的感覚や日本の風土に関する記述がかなりある。それがいいのだ。鎌倉、京都、箱根といった場面での日本の風景の描写も素晴らしく、筋そのものよりもそちらに引かれてしまった。
それに「ダイヤモンド」や「汚くない塩」や「サイコロ」といった小道具の伏線の張り方にも、小説家としての上手さを感じました。

さて、こういった日本人の美意識や風土については、当サイトではブルーノ・タウトや和辻哲郎のときに触れました。日本の風土を小説化したのはいくつもありまりますが、その代表格として「帰郷」が挙がるでしょう。そして、その日本人の美意識が現代のアニメにも受け継がれているというのが私の持論です。詳しくは関連記事で、
1、和辻哲郎の「風土」 第五回目 日本の四季とアニメ
2、「アニメは日本文化を救えるか」シリーズ 第9回目 こんな感じでまとめる予定でした。
3、「銀魂」考 第3回鎮魂とカーニバル その3 「桜は死と再生の樹」と「国ほめ」

追記、アニメ「ちはやふる」の2期が決定という報を聞きました。
これはいいニュース。今秋からか、今から楽しみだな。

小説「帰郷」と関係ないって?
そんなことはない、表現形態は違えども、ともに「国ほめ」なんですよ。
私の中では、「帰郷」と「ちはやふる」は同じカテゴリーに入ります。

日本茶を売るフランス人

日経MJ新聞 平成24年6月11日から

日本茶を売るフランス人
英国で「YO!SUSHI」というすしチェーンが多店舗展開していたり、ラーメン屋が世界で広がっていたり、日本固有の食文化が外国人の手で新たな商品として生まれ変わるケースは多い。逆に本場イタリアにはないが、「ナポリタン」のように日本独自のスパゲッティとして定着する場合もある。
東京・吉祥寺で日本茶に新たな息吹を吹き込み、「新茶」を開発したフランス人がいる。ステファン・ダントン氏(47)、同氏が経営する日本茶専門店「おちゃらか」には夏みかん、すもも、あんずなど乾燥果実とそのエキスを加えたフレーバー茶約30種類が並ぶ。
ステファン氏は1992年に来日し、日本語も堪能だ。当初はワインや紅茶、レストランビジネスなどを手掛けていたが、日本の食生活に欠かせない茶を「母国のフランスに輸出できないか」と考えた。ただ日本茶は茶道文化があるなど外国人には敷居が高い。そこで「食事の際に飲み、香りの高い茶はワインに似ている」とみて、香りがあり、飲み口の優しいフレーバー茶の開発に思い至った。
フランス人が見た目で違和感を持たないように色も薄くしている。ワイングラスに入れた水出し茶は、白ワインのように見える。茶葉は自ら全国の産地を巡り、静岡県の川根という町でお気に入りを発見。今も98%が「川根茶」だ。
2005年におちゃらかを開業したところ、若者らの支持を受け一躍地元の人気店に成長した。日本産の素材、フランス人のアイデアと経営、そして独特の香りと味覚、話題性とストーリーを備え、今では吉祥寺の商業施設「アトレ」た大丸、伊勢丹など百貨店でも催事販売を手掛ける。おかげでフランスへの輸出は後回しになり、地元の日本の活躍の場が広がった。
パン食がコメ食を上回る時代。茶も食の洋風化で市場は低迷している。だが外部の目で見ると宝の持ち腐れになっていることが分かる。まさに「もったいない」だ。日本人以上に日本の価値を理解し、「日本の良さを広めたい」というステファン氏の情熱が市場を掘り起こした。(以下省略)

「ダンス」より「なぎなた」だよね

平成24年6月8日 読売新聞のくらし・教育面から

郷土の「なぎなた」必修
今春から中学校で武道が必修化されたのに伴い、兵庫県伊丹市のすべての市立中学校が、なぎなたを導入した。全国的には柔道や剣道を選ぶ学校が多いが、郷土の武道として伝わるなぎなたを次世代に継承していくのが狙いだ。
同市では、江戸後期の1786年、酒造業で栄えた町を自衛するために道場ができ、1955年には、市内に本部を置く全日本なぎなた連盟が発足した。しかし、最近は「なぎなたのまち」とPRしながら、なぎなたを一度も経験したことがない子供が多いため、市が導入を決めた。2009年度からモデル校を指定して試験的に実施したり、独自のテキストを作って各校に配ったりしてきた。
指導は年間8~10時間。1、2年生が対象で、女子は全8校、男子は3校で実施。県国体チームの元ヘッドコーチで市嘱託職員の針本佳世子さん(65)が各校を回り、体育教師と協力しながら、打ち込みや受け方、礼儀作法などを教えている。
5月21日に松崎中学校で行われた今年度初の授業には、1年生の男女約80人が参加。最初は背丈を上回るなぎなたの長さに驚いていたが、打ち込みの練習になると、「メーン!」と叫びながら、元気よく振り下ろした。石井初音さん(12)は「意外に重くてふらついたけれど、しっかり学びたい」と息を弾ませていた。
文部科学省が昨年12月~今年1月に実施した全国抽出調査で、なぎなたの導入を予定していた中学校はわずか0・3%。市教委保健体育課の増田健一・指導主事(43)は「手さぐりだが、生徒の反応を見ながら、カリキュラムを確立していきたい」と話している。(阪神支局 加藤あかね)

武道必修化を奇貨とし、郷土の歴史や伝統・文化を学校の教育現場に持ち込むことができるという点でも、とてもいいことだと思います。
それに地元の文化と縁が深いものを取り入れたことにより、その地域のPRにもつながるというのだから、これはいい実例ではないでしょうか。

学校と地域コミュニティーはもっと結びついた方がいいと思う。
それは震災があって尚さら感じることだ。
関連記事 「銀魂」考 第8回 成長物語

それにしても、武道必修化はいいとして、なんでダンスが必修化なのだろうか。ダンスって、ヒップホップみたいなことを学校でもやるのかよ? それを先生が教えるの? 「イエ~とかヨオ~とかチェケラとか」言って中指立てて妙な手や腕の動きをさせて踊って、腰パン・鼻ピ・イレズミ・タトゥーがカッコイイって世界だろう(まあこれは私の偏見だろうが)、 それは好きな奴が集まって放課後にでもやればいいじゃん、そんなものを学校に持ち込むなよ……と思うのは私だけなのだろうか。
どうせなら、地域文化(八木節とか阿波踊りとか、震災地の鹿子踊とか、伝統の和太鼓とか、神社の祭り囃子とか)といった地元と密着したものを必修化すればいいのに。そうすれば地域の人々(御老人とか中高年とか幼稚園生とか幅広い年代)との交流も図れるし、地域文化の継承や発展にもつながる。何よりも小中生たちの地域文化への関心を向わせる切っ掛けにもなるだろう。ダンスよりなぎなたのような地域の伝統文化を教えた方がいいとつくづく思うけど。
そっちの方がよほど教育的にも断然いい。(子供を大人への成長を果たす役割を、地域コミュニティーももっと関わるようにすべき)

ダンスなんてやって、そのうちヒップホップの変な手を使って「ヨォー」なんて挨拶がいいと子供は思うんじゃね。それより、日本的作法による礼を基本とする武道(なぎなたとか)の方が、学校教育としていいよね。

自分の出来る範囲で日本に貢献できればいいなぁ

会社に出す書類や提出物に日付を入れるとき、西暦を書く人がいる。
今年なら「12年」と書くのだ。私は文書には元号を書くことを信条としているから「24年」と書く。それに公式文書はやはり元号を使うのが筋ではないかと思っているから、年月日を西暦で書かれるとニガニガしく感じてしまう。
だからといって、ワザワザ当人を呼びつけて、クドクドと元号の大切さや日本人なら元号を使うべきだ、なんてことは言わない。(まあ、そんなことは実際はしないけど)
することといえば、西暦のところを出来る範囲で元号に書き直して提出するのだ。
日本人である以上日本の文化を守っていきたいと思うが、それを無理強いして他人にまで強要はしない。実際にすれば、ただ口うるさい人と思われるか、ちょっとオカシナ人と思われるのがオチだろう。(自分でもこんな人がいたらウザいと思うし)
とにもかくにも、自分の信念を通すのは、自分の出来る範囲でするまでのことだ。

さて、昭和24年6月8日付けの読売新聞に「三笠宮家寛仁さまのご逝去に際し、謹んで哀悼の意を表します」という形で企業広告が出ていた。(「殿下」や「薨去」という言葉が使われていない点は残念だが)
哀悼
ここに企業の一覧が載っていて興味を引く。こういう対応の出来る企業はしっかりしていると思います。

株式会社木村屋總本店  株式会社タニタ キャノン株式会社  東海プリントメディア株式会社 クマリフト株式会社 東洋熱工業株式会社 学校法人国學院大學 トヨタ自動車株式会社 株式会社静岡第一テレビ 日産自動車株式会社 株式会社小学館 パナソニック株式会社 スウェーデンハウス株式会社 株式会社PHP研究所 スズキ株式会社 久光製薬株式会社 全日本空輸株式会社 株式会社福島中央テレビ 大日本印刷株式会社 株式会社フローラ ダイハツ工業株式会社 本田技研工業株式会社 株式会社高島屋 株式会社三越伊勢丹 高須クリニック 株式会社よみうりランド (順不同)

お~アンパンの木村屋さん、さすが神道系の国学院、タニタってあのタニタか、一流・大手に混じって「イエス!高須クリニック」があるぞ。あの有名な院長がいるところか、一見あんな浮ついた人なのに、こういうしっかりとしたことができるのか、そう思うと見る目も変わるな……、などと結構いろんな発見(意外な愛国企業も)があった。
なるほどなるほど、こういうのを憶えておいて、自分が何か商品を選ぶときの参考にすればいいのか。心情的にも、なるべくこういう愛国企業を応援したくなるじゃん。韓国に媚を売る売国企業の商品なんて買いたくもないし、韓流ごり押しテレビ局は見たくもないし、サムソンだのLGだのなんてタダでも欲しくない。
ただ、これも私の信条であって、他人にまで強要はしない。こういうことには無頓着で鈍感な人たちにいくら説いても、ただのお節介にしか聞こえないだろう。それは逆効果であり、保守って面倒くせぇ存在だと思われて反発されては意味がない。
最初の元号の話に戻れば、自分の出来る範囲で日本に貢献すればいい、最近特にそう思うのだ。尖閣諸島購入の寄付金だって、個人々々の出来る範囲の小さな力が集まれば、やがて大きな力になったのだから。

追記 先日「たかじんのそこまで言って委員会」を見ていたら、婦人公論の編集長・三木哲夫が出ていて、皇后陛下を「美智子さん」(もはや「様」でもなく、「さん」で呼ぶ)といっていた。こういう反日思想の人がインテリぶって社会の上部に蟠居しているのだから、日本も危機的状態だな、と感じる。(駐中国大使に丹羽宇一郎中国大使のように)
ネトウヨがいくら声高に叫んでみたところで、こういう人々の方が発言力が強いのだからどう足掻いたって敵わない。悲しいけどそれが現実。だから自分の出来る範囲でやれることを地道にして行こうと、つくづく感じているのだ。

蔵書の郷土史 復刻支援の記事

平成24年6月1日 日経MJ新聞から

蔵書の郷土史 復刻支援 図書館振興財団
公益財団法人図書館振興財団(東京・文京)は図書館が所有する郷土史関連資料などをデジカル化し、復刻出版物の書店などでの販売を後押しする。今秋から調査を始め、来秋をメドに提言する。古くなった辞書や百科事典などの資料の入れ替え促進も検討していく。蔵書の充実策が地域の書店や地場の出版社の活性化にもつながりそうだ。
具体的には、書籍を個別の受注に応じて制作する「プリントオンデマンド(POD)」やデジタル化を研究し、提言する計画。デジカル化した資料は図書館間での融通を促す。優先してデジタル化すべき郷土史資料などを選ぶほか、復刻出版する事業者を決める。2年目には財団の助成事業として資金を援助する。
郷土資料を手掛ける地方の出版社には、再販や復刻を自前でできる体力がない場合も多い。復刻する出版社を選んで支援することで、図書館で閲覧できる機会がより増えるほか、店頭に並べば出版社や書店の収益にもつながるとみられる。
また発行から時間がたった辞書や百科事典などの資料の更新などのあり方を見直すこと。入れ替えニーズが生まれることで、本を納入する書店の活性化にも効果があるとしている。
学識経験者や博物館や図書館員といった現場経験者、図書館の利用者ら5人程度を集めて調査研究を始める。同財団は国内に3000程度ある図書館を生涯教育の場と位置付けている。蔵書の充実など図書館の改善策を1年かけて練り、有効と判断したプランを2年目に実証実験する。同財団は財団法人図書館振興財団と特定非営利活動法人(NPO法人)図書館の学校の事業を統合し、4月に発足した。
復刻出版

郷土資料のデジタル化は進めるべきで、資料の保護・保存という意味でも重要なことではなかろうか。これは図書館主体となった話だが、本来なら、国・県・各自治体・大学・研究機関が支援すべきことなのではないかと思う。
そしてこの制度が成ったときは、真っ先に「新田氏」関連の資料をお願いしますよ。

ブログって本来はこういうことをやるんじゃない?

朝、サボテンの花が咲いてました。
サボテンの花
よく見ると花びらにハチがいた。
サボテンの花と蜂
でも夕方にはもうしぼんでいました。どうやらサボテンの花の命は短いようだ。

うわ~、何かブログぽいぞ、たまにはこういうのもいいのかな。

君が代・日の丸に見る、本田圭佑と女子バレー選手の差

サッカー・W杯アジア最終予選、日本-オマーン戦を見ました。(6月3日)
そこでいいシーンを見た。前半、先制ゴールを決めたが、ユニホームの「日の丸」にキスをしていた場面だった。
本田圭佑 日の丸
本田圭佑って、あんな髪型だし私服は派手でだし、言うことは大口だけど、どこか日本を愛しているよね。表立って愛国心を振りかざしたりせず、そんな素振りも全く見せない。けど、ここ一番というところで「日本愛」を出すのが、いいんだよな。こういう一面はどこかイチローに似ている、と思う。
そういえば試合前の国歌斉唱のときも、率先してチームメイトと肩を組み「君が代」を斉唱するのは本田選手だ。一番やりそうもない外見なんだけど、その内面には和辻哲郎のいう日本人の特長「しめやかな激情」を秘めているのだろう。
過去記事 和辻哲郎「風土」から。 第2回目 日本人特有の性格「しめやかな激情」
さてさて、そう見ると、「君が代」って日本人の気質である「しめやかな激情」をよく表しているように思える。

さて、先日までブログの更新もせず、女子バレーの五輪最終予選を見続けていた。
日本の選手たちを応援しつつも、気になって仕方がないことがあった。
それは試合前の「国歌斉唱」だ。
他国の選手たちは胸に手を当て、自国の国歌を一緒に歌っている。ほとんどの国の選手が国の代表をしているという自覚があるのか、みな真剣なのだ。それに比べ日本選手たちはどうだろう。歌っている選手は少なく、ただボ~と立っている選手までいる。別に大坂の橋下市長が言うように大声で歌えとは言わないし、卒業式で君が代斉唱しない先生をチェックするような厳しい姿勢で臨めとまでは言わない。(まして、丸谷才一の「裏声で歌え君が代」のように裏声で歌うこともない)
ただあの選手たちの姿を見て、この覇気のなさは何だろうと思ってしまうのだ。一方、日本戦のときの韓国選手の国歌斉唱の気合いの入り方は凄かった。まるでスポ根マンガのように目に炎が燃えているようだった。(大げさではない) それは試合にも表れていて、実際、日本をストレートで下している。(格下の韓国の方が、順位も上)

何だろうか、試合の直前に行われる「国歌斉唱」って見てると、選手(ボクシングのような個人競技でもそうだ)の気持ちを高める一方、集中させる作用があるように思う。まして団体競技となれば連帯感をさらに結びつける時間となるはずである。まさに、嵐の前の静けさ、競技前の深呼吸といった感じ。
そのまさに張り詰めた緊張の中で、死んだ目をしてボーとしているようでは、勝てる試合も落としてしまうのではないだろうか、そう思えてならない。

最近は、スポーツを見ると選手たちの国歌斉唱が気になって仕方ない。

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消えた二十二巻

Author:消えた二十二巻


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