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外国人の方から見た「日本」、 最近の新聞記事から

物語を物語る

最近の新聞記事から、外国人の方から見た「日本」といった内容のものを書き起こしてみました。
11月2日付け 読売新聞、ドナルド・キーン、瀬戸内寂聴の対談から

寂聴  キーンさんが大震災後に帰化を表明され、日本人は大変感激しました。
キーン  意識的に勇気を与えようとしたのではありません。第二次大戦末期、詩人の高見順は上野駅で静かに順番を待つ人々をみて、私はこの人たちと一緒に生きたい、一緒に死にたい、と日記に書いた。私も大震災で、同じ気持ちになりました。家族を失い、家を流されても、じっと耐え忍ぶ東北の人々の姿を見て、日本人になりたいと思ったのです。黒い津波が押し寄せる映像を何度も見ながら、松島は、中尊寺はどうなっただろうと眠れなかった。私のこころはすでに日本人です。
(中略)
あらゆるものは移り変わる……。それを一種の美学とするのは日本だけです。今あるものを守る、捨てる、あきらめる。古いものと新しいもの、はかなさと永遠。矛盾するものを全部抱えるから、日本文化は豊かになりました。

ドナルド・キーンさんはもうすでに日本人ですね。いつも思うのは「日本文化を継承するものが日本人」だということ。日本人の血は受け継いでいても反日的言動を行う人は日本人とは言えないだろう。
過去記事「日本文化を継承するものが日本人だ、と思う。 」その2
そんな日本人風の人は多いが、こんな人たちよりよほどキーン氏の方が日本人なのではないだろうか。
過去記事「銀」は日本人の美意識、つまり魂だということ。

平成23年11月11日 朝日新聞の全面広告、「明治学院大学」出身の戦場カメラマン・渡部陽一と学長・大西晴樹の対談から


渡部  僕の戦場カメラマンのルーツは、明治学院大学の授業にあるんです。
大西  本学の創設者は、ヘボン式ローマ字を考案したヘボン博士です。博士は1859年に来日しましたが、当時の日本は開国したばかりで辻斬りがあるといわれており、博士の周囲は日本へ行くことに反対しました。それでも宣教医師として、危険をかえりみずに日本にやってきた博士の志は、渡部さんと通じるものを感じます。
渡部  ヘボン博士は、日本の文化に敬意を払い、思いやりの心をもって、日本にとけこんでいかれましたね。
大西  博士は医師でしたので、身分にわけへだてなく、無料で日本患者を治療し、庶民から親しまれました。渡部さんは、戦場に日記を持っていって、現地の人たちとコミュニケーションをはかるそうですね。
渡部  僕は学生時代からずっと日記をつけていて、写真などもコラージュのように張り付けていています。それらは今や米俵のようになっていて、重さは7・5キロもあります。日本語を書いてあげたりすると、アフリカの子供たちは大喜びします。一気に仲良くなり、家族のような信頼関係ができるんです。
大西  ヘボン博士は、日本人患者に片言の日本語で「それはなんですか?」と聞いて、言葉を聞いて、言葉を覚えていったそうです。そうやって書きとめたものが日本最初の和英辞典になっていきました。博士は、発音を教わった名もなき日本人たちを「生ける教師=リビングティーチャー」と呼んでいます。

これは「明治学院大学」の広告だった。ヘボン博士の話が面白かったので載せてみました。

11月8日 朝日新聞・群馬版から

ボリビアの日系2世「しょうゆ広めたい」 みどり市の老舗で研修
みどり市大間々の老舗のしょうゆ醸造会社に7日、南米のボリビアから日系2世の研修生が訪れた。
「日本文化を継承し、ボリビアで本物のしょうゆを広めたい」と意気込んでいる。
研修生の山口鈴香さん(27)は、3歳の時に長崎からボリビアに移った父を持つ。現地の大学で食品加工を学び、国際協力機構の研修事業に応募し、5月に来日。東京農大短期大学部でしょうゆづくりを学ぶ。指導教授に勧められ、九州のしょうゆ醸造元の後継ぎ、堤裕一朗さん(22)とともに研修に訪れた。醸造会社は、江戸時代創業の岡直三郎商店。2人はしょうゆの香りが満ちている大間々工業で、木樽などを見て回った。
山口さんによれば、ボリビアでは日系人社会でもしょうゆが普及し始めているという。「最も売れているブラジル産はトウモロコシを原料としているらしい。でも日本とは味が違うから、大好きな卵かけご飯のあわない」
現場研修は一週間。大学ではこうじ菌の採取、培養を研究しており、今回の研究でこうじづくり、仕込みを身につけたいという。「12月には帰国し、ボリビア生まれのこうじ菌、大豆、塩を使い、来年には本物のしょうゆづくりを始めたい」(大道裕宣)

こういうことが大切なことだと思う。
前に、醤油や味噌をインドに広めようとしているインド人の新聞記事を載せましたが、日本文化を広めるのに「食文化」は大事なことだろう。
過去記事 食文化って大事だとつくづく思う。
韓国ドラマ・KーPOPの流入は、韓国の食文化を広め、ひいては韓国文化の浸透につながった。これは日本だけではない、アジア諸国は韓国文化に染まったのだ。ソフトパワーで侵入し、ハードを売る、日本がこれをするべきだったのに、この口惜しいが、韓国にソフトパワー戦略で負けたのだ。
過去記事 アニメは日本文化を救えるか  第5回 こんな時代だからこそ、海外で日本文化を広めて日本ファンを増やそう。切っ掛けは「タイ焼き」から?……。
まあ、ここでなんやかんや言ってももう遅いだろう。
しかし、「ボリビアに醤油」こういう地道な活動が日本文化の普及の足掛かりになるはずだ。

ということで、3つ集めてみました。
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消えた二十二巻

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