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ドラマ「山田顕義物語」は「脱・龍馬」として意味がある

物語を物語る

2012年1月2日・TBS放送、「新春歴史スペシャル 知られざる幕末の志士 山田顕義物語」を見ました。
番組の番宣にはこうありました。「http://www.tbs.co.jp/program/mbs_yamadaakiyoshi_20120102.html

「市、志を高く掲げる人間になれ!」
知られざる幕末の志士 山田市之允(後の顕義)が松下村塾で学び得たこと─。

 主な舞台は、幕末の長州・萩。倒幕の志士として数々の戦いに参加し、後に司法大臣となった山田顕義は、当時まだ13歳、その名を市之允(いちのじょう)と呼ばれていた。国から忘れ去られたような村に我慢ができず、江戸へ行き人々の役に立ちたいと考える。しかし、肝心の江戸へ行く術がわからない。父の勧めで松下村塾へ入門し、生涯の師・吉田松陰と出会う。塾生たちとの出会いが、市之允の生き方を大きく変えていく成長物語だ。また、船越英一郎と中井美穂の2人が、山田顕義ゆかりの地、山口県萩市を訪ね、物語をナビゲートする。顕義の少年時代・山田市之允役は、Hey! Say! JUMPの山田涼介が演じる。山田は時代劇初主演となる。ドラマは学校を設立した山田顕義が、少年時代を振り返る形で展開、この山田顕義役に渡哲也、市之允の父、顕行役に神田正輝、吉田松陰役に合田雅吏、高杉晋作役に桐山照史(関西ジャニーズJr.)、市之允を陰で励ます一膳めし屋の女主人に泉ピン子が出演するなど豪華出演陣にも注目だ。

いろいろ突っ込みところもありますが、思ったよりもいい出来でした。松陰役の合田雅吏がいい味出してました。青年時代の松下村塾が中心で、物語の山場は松陰から贈られた扇でしょうか。
となれば、やはりこれも「継承の物語」となる。
以下、新聞下段広告に出ていた「日大の広告」から。
山田顕義

吉田松陰が門下生・山田顕義の元服を祝い、扇面に詩をしたため授けたもの。大意は「人とは異なる高い志を立てよ。俗流(高禄に執着する者)は共に論ずるに足らない。彼らは自己一身のことのみを考え、自分の死後も引き継がれるべき仕事は考えず、目先の安楽のみを追い求めている。100年という年月も実は悠久の歴史から見ればほんの一瞬にすぎない。君子たるもの素餐(功労がないのに高位高官につく)してはならない」

と説明があった。いいですね。深いですね。やはり松陰先生を出されたら、どんなドラマでも心動かされてしまうよ。

でも私が見たかったのは、桂小太郎・木戸孝允と山田顕義との関係なんですが、ここでは全く描かれていませんでした。(まあ山田顕義が松下村塾を巣立つまでの物語だから仕方ないが)
山田顕義が兄貴として慕っていたのは木戸であり、木戸も山田の面倒をよく見て、いろいろ役職に引き上げた。
過去記事 「木戸孝允のいいところをどんどん書いていく、その1
木戸孝允のいいところをどんどん書いていく その2
岩倉使節団として海外に出たときも木戸は山田をよく連れだって視察したという。
ほんと木戸孝允は面倒見がいい人だ。日本大学も木戸さんに感謝すべきだよ。(木戸さんは気の毒なくらい過小評価されている)

何はともあれ、歴史的ビックネームではない山田顕義を主人公にドラマが作られたということが重要。幕末を描いたドラマはいくらでもあるが、なぜか坂本龍馬がメイン。ヒドイものになると、明治維新が成ったのはすべて龍馬のおかげだ、みたいな変なものまである。(最近は、立案者の龍馬よりも実行者の後藤象二郎の方がエライんじゃないかと、思っている。) 司馬遼太郎の呪縛からもういい加減に解き放たれてもいいんじゃないか。もう龍馬はいいよ。
そういう意味でも、このドラマの意義は大きい。ほかにも注目されるべき幕末の志士・明治の偉人はもっとたくさんいるはずだ。それこそ松陰が言ったような「高い志を持った人物」が……。

日大の強力なバックアップで「山田顕義」のドラマが作られたなら、独協大学の支援で「品川弥二郎」のドラマを作ればいい。
ならば、群馬県の協力で「楫取素彦」のドラマを作ろうよ。
いまこそ、脱「龍馬」だ!
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消えた二十二巻

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