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「楫取素彦の新聞記事」と「NHK大河ドラマは松下村塾を中心とした群像劇をやればいいと思う」

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少し前の新聞記事から。
平成23年8月26日 上毛新聞

初代県令・楫取素彦 生誕地・萩に顕彰板来年没100年 群馬での功績も紹介
初代群馬県令・楫取素彦(1829年~1912年)の功績をたたえた顕彰板が今月、生誕地とされる山口県萩市今魚店町に建てられた。来年は没後100年の節目で、萩博物館で楫取の企画展を計画中といい、教育と新産業(生糸)で群馬を発展させた初代県令に改めて光が当たりそうだ。

今魚店町は、江戸期は萩城下28町の一つだった。町で設置した顕彰板は、縦90センチ、横180センチ。交差点脇の目立つ、楫取の命日である8月14日の前日、除幕式でお披露目された。肖像写真や略歴、山口県内のゆかりの地のほか、群馬での功績、群馬県庁の北西に隣接する高浜公園にある楫取の功徳碑を紹介。
渡米して群馬の生糸を売り込む道を探ろうとする現在の桐生市出身の生糸貿易商、新井領一郎(1855~1939年)に、楫取夫人(吉田松陰の妹)が松陰の形見の短刀を渡したというエピソード(ハル・松方・ライシャワー著「絹と武士」所収)も記されている。
本県での功績は、県議の中村紀雄さん(70)のブログを見た今魚町内役員、中原正男さん(60)から転載の希望があり、中村さんが快諾した。中原さんは「楫取が群馬で廃娼運動を支援したことも知り、感銘を受けた。町が生んだ偉人の生き方を伝えていきたい」と顕彰運動に意気込む。中村さんは「歴史に学ぶ地域づくりを萩の人と進めたい」と話している。
前橋市では2002年から、県庁誘致を決定付けた楫取の出身地、萩市と友好都市提携を結び、交流を続けている。

楫取素彦は気になっていた人物で、当サイトでも何度か出てくる。
過去記事
1、「群馬県庁調査による「新田郡に於ける両皇子の墳墓」報告書  新田義貞伝承を追う! 実は「東毛奇談」の続編 第12回
2、「新田遷都」総まとめ  新田義貞伝承を追う! 実は「東毛奇談」の続編 第11回
3、井上馨と渋沢栄一は、新田義貞と児島高徳で紙幣を作った! 「新田義貞伝承を追う!シリーズ第13回」
ここでは、群馬県令となった楫取素彦が、新田義貞と勾当内侍の伝承や事蹟を詳細に調査して、これらを井上馨に報告しているところを書いた。
楫取と井上馨は同じ松下村塾の出身であり、ともに群馬に関連している。(井上馨の妻は新田一族の末裔)
そして、吉田松陰が崇敬した高山彦九郎の出身地が、群馬の「新田の地」にあったのだから、深い思い入れがあったというのは想像に難くない。
井上馨らが提唱した日本の首都を群馬の新田の地に移転しようとした「上州遷都論」がもし実現していたら、楫取も大いに関わっていただろう。

さてさて、「松下村塾」出身者というと、高杉晋作や伊藤博文や井上馨、山縣有朋らに注目が集まるが、他にも楫取素彦や山田顕義、品川弥二郎、などなど多くの人物を輩出している。
過去記事「ドラマ「山田顕義物語」は「脱・龍馬」として意味がある」でも書いたけど、彼らをドラマ化してもいいんじゃない。
「松下村塾」を中心にして、幕末とその後の塾生たちの維新・明治政府の足跡を、NHK大河ドラマでやってみればいいと思う。
NHK大河ドラマも一人の人物にこだわらずに、群像劇にすればいい。「龍馬」とか「江」とか「直江兼続」とか一人の人生を基軸にするというのがあるようだが、それではどうしても視野が狭くなる。そんなカセは取っ払ってしまえ。一つの視点でしか歴史を語れなくなってしまうから、物語の幅が狭くなっているんじゃないの。(最近の大河ドラマのつまらなさはここにあると思う)

だから「松下村塾」を中心にして、それに関わった人たちにそれぞれにスポットを当てていく幕末・維新・明治政府を描くドラマ「群像劇」というのはどうだろう。
吉田松陰の思想が受け継がれていくというドラマだ。
ダメなのか?
そういうのはいけないのか?
皇室を「王家」なんてするドラマより余程いいと思うけど……。




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Comment

[424]
たまたま訪問したものです。YouTubeの陰謀説ばかり見ています。思想のルーツには大変興味があり、吉田松陰周辺の「群像劇」は大賛成。さらに歴史をさかのぼり、都市伝説にされている英国フリーメイソンやロシア共産主義、アメリカのコミンテルンとの共通性を探れたら面白いかと。戦後、私の遠い親戚の叔父が群馬で初めての福祉施設を創設しました。その裏には影の立役者がいました。戦前にロシアに留学し、日本に思想を持ち帰ります。後のGHQ内部のコミンテルンが目を付けたでしょう。県政の重要な位置に居たであろう彼の周辺の「群像」が後に首相を何人も生み出す群馬の礎になったのか。松陰、楫取素彦と伝えられた思想は実は地球を何周もしていたなんてことがあるかもしれない。

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