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東野圭吾は「切ない」

物語を物語る

宮部みゆきを書いて、東野圭吾を書かないのは、おかしいと怒られそう(誰に)なので、お気に入りの作品を羅列します。
東野圭吾にはハズレがないと言われる通り、どれを読んでも面白い。まあ、代表作となればドラマ化された「白夜行」や映画化された「秘密」、直木賞受賞作「容疑者Ⅹの献身」となるでしょう。
ただ近年の社会性を増している作品も、宮部みゆき同様に読みづらくなってますね。それらもいいんですが、初期、中期の本格的推理小説も捨てがたいものがあります。
推理小説として、ひねった意外性を見せる作品は、「悪意」や仲間由紀恵で映画化された「ゲームの名は誘拐」、犯人が誰か書かれていない「どちらかが彼女を殺した」など、これらは二転三転する展開でなかなか読ませます。また「ある閉ざされた雪の山荘で」は小品でありながらけっこう凝った作りで、意外な拾いものだった。(これらは、ストーリーがミソなので敢えて、内容は書きません)

さて、東野圭吾を読むと何故か「せつない」気持ちになる。どこか「青春時代の終わり」みたいなものを味わうのだ。それを最初に感じたのは「学生街の殺人」だった。
推理小説なので殺人事件は起こるが、「学生時代の倦怠感」や「事が終わって何かを卒業していく」感じがよく出ている。「学生街の殺人」を読んだとき、青春小説の傑作である宮本輝の「青が散る」を思い出すほどだった。初期作品ではこれがお勧め。
そのほかに、「せつなさ」を感じるのは「片思い」「幻夜」「眠れる森」「宿命」「同級生」など。どれもいいですね。
でも、私の一番は「パラレルワールドラブストーリー」なのです。
これは本当に「せつない」んです。
その辺の恋愛小説なんかよりも、愛を語ってます。青臭い青春小説よりも、友情の意味を問うています。
それに構成が巧みで、物語の運びが巧妙です。東野圭吾が卓越したストーリーテラーであることが分かります。超おすすめ。
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