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「週刊新説 戦乱の日本史・第3号 関ヶ原」と「岡野友彦」

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第3号は「関ヶ原 徳川家康
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「徳川対豊臣の戦いだったのか?  徳川家康を中心とする東軍と石田三成を中心とする西軍が激突した天下分け目の関ヶ原。その裏には意外な真相が隠されていた。」
ということですが、関が原の戦いは語りつくされている感があるので、40ページほどのビジュアル本では、それほど新鮮味のある話は載っていませんでした。「新説」を期待するとガックリきます。ただ地図や写真が豊富なので見ていて飽きません。このシリーズでは第23号「関ヶ原に散る 石田三成」、第24号「奥羽の関ヶ原 直江兼続」、第25号「九州の関ヶ原 黒田如水」とだいぶ関ヶ原の戦いに力を入れているので、「関ヶ原ファン」(?)は4冊買うといいかもしれない。
さて、今号での注目は「歴史夜話」の松平定知の記事。
皇學館大学教授・岡野友彦氏の研究を基にした「徳川家康の官位」のことを書いています。
岡野氏に松平アナの組み合わせ、それにこの記事の内容、どこかで見たような、と閃いた。
以前放送されたNHKの「その時歴史が動いた」と同じではないかということを思い出したのだ。
早速、家中のビデオテープ(まだDVDがなかったとき)を引っ掻き回してやっと見つけた。
平成16年7月放送の「関白対源氏長者~家康・秀吉 姓をめぐる知られざる攻防」というタイトルだった。
松平アナが幾分若い。そして岡野氏はこのときはまだ助教授だった。
官位から見た「家康と秀吉の争い」が番組で説明されていた。私的には、家康が新田源氏を名乗る経緯がしっかりと紹介していたことを再確認して、新田家の系図及び義貞の肖像画が出てきたところでニンマリした。(おーテレビに新田義貞が出ているなんて感激)
そして「その時歴史が動いた」のホームページへ行ってみると、このときの番組内容が載っていた。そこで、参考までにどんな内容なのかを転載してみました。http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2004_07.html

名門貴族の養子となって「関白」の座を射止めた秀吉によって、家康は窮地に立たされた。国替え、出兵命令など秀吉の無理難題に忍従の日々を送る家康。彼が見つけた秀吉への対抗策は、「源氏」への改姓、そして官位を上げるという作戦だった。やがて家康は、「関白」に対抗する権威「源氏長者」へと近づいていく。「源氏長者」こそ、「征夷大将軍」と併せ持つことによって日本の国王としての地位を保証する伝統の権威だったのだ。家康はやがて、関白職を失った豊臣氏を滅ぼし、名実ともに武家としての天下を手中にする。一方で家康は「源氏長者」の権威によって、天皇家、朝廷を押さえ、江戸幕府の基盤を盤石なものにしてゆく。番組は、「源氏長者」という新しい視点から家康の天下取りを捉え直し、武力支配に代わる支配の正当性を「姓」に求めた家康の知られざる挑戦を描く。

■ 「源氏長者」とは何か?
・ 源氏長者とは有力貴族である源氏一門の中で朝廷から受ける官位が最も高い人物が天皇の任命によって就いた一門の長の役職。平安時代から続く。源氏の代表者として一門の官位昇進のカギを握った他、朝廷内で強い発言権を持った。
・ 元来「源氏長者」の地位には公家の源氏が就任したが、室町時代に将軍・足利義満が武家から初めて就任。家康は足利幕府以来、武家としてこの職に就き、それ以後徳川幕府崩壊まで徳川将軍が代々「源氏長者」の地位も兼務した。

■「源氏長者」は本当に家康を支えた権威と言えるのか?
・ 今回の番組は、ゲストとしてもお呼びした皇學館大学助教授、岡野友彦氏の解釈に基づいて、武家の棟梁「征夷大将軍」と公家の権威「源氏長者」を同一人物が握ることによって、将軍職だけでは不完全な支配権を完全なものにしたという視点から構成しています。

家康への「征夷大将軍宣旨」が「戦乱の日本史」にも載っていたが、ここに「源朝臣」と明記されています。たしかこの書状は、東京博物館「大徳川展」にも出展されていていたはず。そのときも少し書きましたね。参考までに
番組内でも『織田信長は「平信長」であり、豊臣秀吉は「藤原秀吉」であり、徳川家康は「源家康」であった。これまで「姓」の問題は軽視されすぎていて、現段階では研究が始まったばかりだ』という話だ。しかし日本史界の中において「源氏長者」を調べている方はそれほどいないという。
その中にあって「岡野友彦教授」は貴重な存在となるだろう。しかも「家康がなぜ新田源氏を名乗ったのか」を問題視した人もそれほどいないだろう。そういった意味からも、私は「岡野友彦氏」を尊敬しております。
私も岡野友彦著「家康はなぜ江戸を選んだか」(教育出版・江戸東京ライブラリー)を持っています。
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この本の中でも「家康がなぜ新田源氏を名乗ったのか」が書いてあります。そして私が東毛奇談を書いたときにだいぶ参考にさせて頂きました。
興味のある方は一読して見てください。江戸の話も載っていて楽しめます。

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