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「歴史の話なんて全部ウソ、司馬遼太郎の話もや」島田紳助の暴言に激怒

物語を物語る

これは酷い。
テレビを見て激怒しました。
島田紳助が言ったことはあまりにも許せない。

番宣にはこうある。
『2月25日にスタートした、日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」(月曜後9・0)は、聞けばものの見方、考え方が変わるかもしれない「中身が深い話」「いい話」、略して「深イイ話」を1分間にまとめ、VTRで紹介するバラエティー。取り上げる話は、雑学、名言、感動エピソードなど。紹介後、スペシャルコメンテーターの島田紳助や10人のゲスト審査員、司会進行の羽鳥慎一アナが「深イイ話」かどうかを判定し、各自が独自の解釈を加えたりしてトークを繰り広げる。』

私が怒ったのは、この番組の中で「石田三成・処刑寸前のエピソード」を取り上げたときのこと。このとき島田紳助が「これは嘘くさい話だ」といって、これをネタにして笑い話にしていた。「石田三成が干し柿を食べるか」とか「介錯する侍が干し柿なんか持っているか」とかいって、散々話を膨らまして、最後は面白話にすり替えてしまいました。

そして「司馬遼太郎の話や歴史の話は全部ウソだから信用できん」と言い放った。

これは許せん。

まず、この逸話どこかおかしいと思って調べてみたら、
『三成は処刑される寸前、喉が渇き護衛兵に水を求めた。しかし水はなく、代わりに柿で我慢しろと護衛兵は答えた。
三成は柿だと腹を壊すと言い、柿を拒む。御衛兵は、これから死ぬ人間が腹を壊す壊さないなど関係ないと言って嘲笑った。
すると三成はこう言い放った。死ぬ直前まで家康の命を狙ってるのに、もし腹を壊せば、殺せるものも殺せなくなると』
番組では「三成が水を求めるところ」が省略されて紹介されていた。だから唐突に干し柿が出てくるとおかしな話になってしまうわけです。
それに、島田紳助は「干し柿」が戦国時代の武士の保存食だと知らずに話を進めているから、もっとおかしなことになっている。隣にいた進行役の局アナ(おまえはお飾りか) からも、そのあたりの説明がないので、どうしてそれが「いい話」なのかが全く伝わってこない。
で、ここで「干し柿」の説明
『16世紀には、城の回りに柿の木を植えて、干し柿を作り、兵糧攻めにあったときなどの武士の保存食として用いていました。ところで、世の中が戦乱に明け暮れた戦国時代。 武士たちの携帯食には「干し柿」がよく使われていました。甘味があって力の源になる上、長い間保つからです。 しかも、戦(いくさ)が長い年月にわたる場合は、武士たちは柿の穂木を持って戦地におもむき、戦の合間に接ぎ木して育て、干し柿によい品種を増やしたといいます。』
(柿にまつわるおもしろ雑学より)
http://archive.mag2.com/0000061969/20040110050000000.html?start=40
つまり「戦時」であり、武士たちは懐に干し柿を持っていた、ということになる。このくらいの説明がないと、なぜ「干し柿」なのかが分からないでしょう。
それに、「なぜ三成が死ぬ間際になってそんなことを言ったのか」という解説もない。
それがないと、ただのアホな話になってしまう。だから、歴史的知識のないタレントたちには、どこがいい話なの、って首を傾げられることになってしまうのだ。
私的に解釈すれば、生き残った豊臣方の武士たちに、不屈の意志を示したということなる。「俺は死ぬが、家康打倒の精神を受け継いでくれ」というメッセージが込められているはずなのです。
テレビ番組の作家ならもっと上手い表現が書けるはすです。こういった解説がないから説明不足になっているのです。
また司会者ならそのくらいのコメントがあるべきですが、島田紳助本人に「歴史ものの逸話はすべて嘘だ」という意識がある以上、それを求める私の方が間違っているのかもしれませんが…。
でも、島田紳助の歴史の逸話に対する認識は間違っていると思います。
逸話として後世に伝わっているものは、残るだけの意味がそこに秘められているからなのです。歴史の逸話というのは、その人物が何を言った、何をしたという表層的なことだけではなく、なぜそんな言動をしたのかという深い真意を読み取ることが重要なはずなのです。
この番組で言っているように、すべてを面白話に転換することではないはずです。「干し柿を持っているのがおかしい」とか「みんなが見ている前で干し柿は食わない」とか低レベルまでに次元を落としてしまうのは、この逸話の真意を見抜いていないからです。特に、歴史の逸話を取り上げるときは、そのくらいの読みがなければ「深イイ話」なんて出来るはずはない。

本来、それをするのが司会者の仕事であるはずでしょうが、島田紳助にそういったことができるはずもない。だったら、番組内容を変更してヘキサゴンみたいにおバカの相手でもして、アイドルの品定めでもさせおいた方がいい。

また、この後に、ロバート・ケネディの逸話が紹介されていたが、これもゲストのコメディアンらの頓珍漢なコメントばかりで、いい話もぶち壊しとなっていた。
それに、他のエピソードでは「富士山を登山する人の気持ちが分からない」「山登りのどこが面白いんだ」って言い始めた。これはまずいと感じたゲストタレントが、フォローを入れたが、「フン」って鼻で笑い、アホかって感じで「分からへんな」って続けた。
まあ、金儲けの話にしか興味のない島田紳助にとっては、「登山者」の崇高な気持ちなんて分からないでしょうよ。
すべてが、こんな感じで、いい話も自分のフィールドに持っていって、自分にとって都合のいい面白話にしてしまうのだ。
これじぁーいい話でも深い話でもない。「いい話」も島田紳助のトークのネタでしかないんですよ。まあいってみれば「深い話」ではなく、「不快話」になっている。(念のため、「ふかい」を掛けています)

以前にも書いたけど、歴史上の人物をこういったバラエティで取り上げると、必ずこういったお茶らかしに使われるのが、どうも許せない。関連記事
やるんだったら、「歴史物」を抜いて下さい。
それに、司馬遼太郎をウソつき呼ばわりする奴に、歴史を語って欲しくないですね。まあ、あまりにも耐えきれず、すぐにチャンネル替えましたけど。

あと、アンパンマンの歌の歌詞が深いといったこともやったらしく、早速、「アンパンマン考」にアクセスが来ています。どうぞアンパンマンがどれだけ深い話かを読んでください。
ちゃんと歌詞も載せてありますので。

大体1分で、深い話なんてできませんよ。





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Comment

[198] 島田紳助さんへ
最近、売れない人や、人を利用したり、売れない人や過去の人利用したり、いい人に見られようと…同情買ったりで、あなたは凄いおもしろく生きざまもいいけど、へんに営利求めたり、恩着せがましいとこ見られますよ。新撰組リアンいらない。わかるでしょ?いいたいこと…チャンネルかえたくなるし、変な冒険せず自分に奢ることなく控え目にして下さい。一人のファンですよ。

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