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草津温泉vs嬬恋村 温泉が枯れる?

物語を物語る

2008年6月27日、テレビ朝日「スーパー・モーニング」にて、「草津VS嬬恋  30年戦争~天下の名湯が枯れる!?」といった特集が放送されていた。
スーパーモーニング・1

地元新聞等では何度か見かけた記事だったが、テレビで特集が組まれほど大きな騒動になっているとは思わなった。

騒動の内容とは、

毎日新聞 2008年6月19日 地方版から、
 http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080619ddlk10010155000c.html

『◇草津町は猛反発、全議員が「反対」
 日本一のキャベツ産地として知られる嬬恋村が地熱発電所の建設を計画していることが18日、分かった。村予算の3倍に当たる167億円の債務を抱える同村は、発電所を活用して財政再建の一助としたい考え。ところが、隣接する草津町が「草津温泉の源泉に影響する可能性がある」と猛反発。温泉で成り立つ同町は「実行するなら、あらゆる手段を検討する」と法的措置も辞さない構えで、思わぬ「温泉騒動」が起きている。
 嬬恋村は07年度に「村地域新エネルギービジョン」を策定。草津白根山ふもとの石津地区か浅間山付近の鹿沢地区で、経済産業省の補助を受けた地熱発電所建設の検討を進めている。熊川栄村長は「村に眠る資源を環境に負担を与えずに有効活用できる」と強調する。
 ところが石津地区は、草津温泉の主な源泉7カ所のうち、「万代(ばんだい)源泉」から南約3・5キロと近く、草津町は「ボーリング調査だけでも湧出(ゆうしゅつ)量や温度に影響が出る」と懸念を強めている。既に町議会は「全員反対」を表明している。
 地熱発電は、地下のマグマで熱せられた高温の地下水や蒸気を地上に取り出し、タービンを回して電気を作り出す仕組みで、現在、東北や九州地方を中心に18カ所で稼働する。日本温泉協会は「源泉への影響は避けられない」として温泉地付近の掘削に反対している。嬬恋村内では80年と97年にも発電所建設計画が持ち上がったが、草津町が反発して頓挫した経緯がある。
 村はバブル期のインフラ整備で莫大(ばくだい)な借金を抱えており、このままでは08年度決算で財政規模に占める借金返済額の割合を示す実質公債費比率が25%を超え、財政健全化団体となることが必至の状況。発電所建設は財政危機を打開する狙いがある。

一方、草津温泉はここ数年、湯温の低下が懸念されるなど、源泉に対する不安が増している。町温泉課によると、シンボルの源泉「湯畑」では05年度調査で52・7度と約50年前に比べ2・3度低下した。他の源泉でも同様の低下がみられるという。
 今後、村は村民の理解を得た上で、群馬県に対しボーリング調査の許可を申請したい考え。町は県に反対の陳情をする方針で、県の判断次第では許可差し止めなどの法的措置も検討するとしている。』

番組内では、嬬恋村の財政事情などは扱われず、なぜ地下発電にこだわっているのか、といったことにあまり突っ込んでいなかった。
スーパーモーニング・2


その辺りを詳しく書いていた記事があったので転載しておく。
ZAKZAK 2008/06/25
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008062529_all.html


『日本一の名湯、草津温泉(群馬県草津町)が「枯渇」の危機にさらされている。隣接する日本一のキャベツ産地、嬬恋村が草津温泉と同じ白根山系の地下源泉を大量に掘り起こす「地熱発電」を、強力に推進しているのだ。草津温泉の湧出量や泉質に甚大な影響が出る可能性が大きく、草津町では町一丸となって猛反発している。「草津の湯」を吸い尽くしかねない「エコ発電」をめぐり、一大抗争が勃発しそうな気配だ。
 「嬬恋村長はわれわれにオフィシャルに打診したというが、説明は一切受けていない」。こう怒りをあらわにするのは、福田信夫・草津町副町長だ。
 町側の説明によると、地熱発電とは地下数千メートルから300度近い熱水を大量にくみ上げ、蒸気でタービンを回す。クリーンエネルギーというが、地中で濾過されずに一気にくみ上げた熱水はフッ素やヒ素、硫化水素などの有毒物質を含んだままの危険性もある。福田氏は「温泉に負荷をかけてまで行うものではないし、法的手段を講じてでも絶対に阻止する」と一歩も譲らない。
 福田氏によれば、嬬恋村は昨年4月、初当選の熊川栄・嬬恋村長が公約に掲げた「村地域新エネルギービジョン」を策定。草津温泉の主要源泉から3.5キロしか離れていない白根山麓の村境一帯での地熱発電所計画を明らかにした。
 熊川村長は村議会でも「CO2削減に向け、この地域で何ができるか考えたとき、マグマエネルギーを使うのが最重要課題」と、温泉熱に恵まれたクリーン発電を訴えている。
 しかし、福田副町長は「1キロワットあたりの発電原価は、水力や火力の倍の約16円で非効率的。発電所建設による村の活性化といっても、潤うのは地域のデベロッパーだけだ。それより、草津温泉が存亡の危機になれば、温泉によって職を得る多くの嬬恋村民にとっても大打撃」と対立する。
 計画の真の狙い自体が決して“クリーン”ではないとする声まで、嬬恋村内から聞こえてきた。
 「認可されれば経済産業省の独立法人(NEDO)から補助金が交付され、100億円規模の経済効果が期待できる。キャベツ以外に目立った産業がなく、財政の早期健全化団体に指定される村にとっては、草津とケンカしてでも実現したい一大プロジェクト(村役場関係者)
【過去にも2度対立】
 嬬恋村の地熱発電計画は、いまに始まったことではない。1980年と97年にも持ち上がったが、この時も危機感を抱いた草津町議が全員で嬬恋村議会に押しかけ、傍聴席を占拠。猛烈な抗議の末、計画を断念させた経緯がある。両町村間では「アンタッチャブル事項」(先出関係者)となっていたが、新村長が公約に掲げたことで、再び“寝た子”を起こした。
 嬬恋村の地熱発電計画に参加したことのある元前橋工科大教授、濱嶌良吉氏は「クリーンエネルギー計画は、地熱以外にも太陽光や風力を含めた『バイオマス』思考が不可欠。キャベツ生産が限界に近い危機感かもしれないが、地熱発電だけに目がくらんでいるようでは絶対に成功しない」とピシャリ。NEDOも今月19日、今年度の地熱調査対象から同村を外したが、計画は今後も継続される。
 渦中の熊川村長は夕刊フジの取材に対し、「ノーコメントだ。こちらの言い分は一切書いてもらわなくて結構」と回答を拒否した。』


やはり、補助金狙いの計画だったのか。
嬬恋村長

こうなると、やはり草津側を応援したくなりますね。
草津町長

番組「スーパー・モーニング」のコメンテーター 村田晃嗣氏が言うように、「環境、エコといえば錦の御旗となり、ある種の環境利権が出てくる。こういった傾向を懸念する」という発言は、至極真っ当な意見だと思う。
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Comment

[99] 地熱発電は日本の土壌の利にかなっている
蒸気の力でタービンを回転させ発電を行います。水蒸気は100%水に戻り、地下へと還元されます。温泉枯渇には結びつきませんよ。
[100] 泉質や泉温が変われば名湯でなくなるかも。
でも@そのことにより泉温の低下、泉質の変化が表れて名湯からただの温泉になってしまうかも。嬬恋村は余計なことをせず、本業のキャベツを作っていればいいと思います。りすくがあり、かつ黒い噂のある開発は反対です。
[223] 是非、嬬恋に地熱を!
嬬恋村は地熱発電で財政を取り戻そうとしています。
草津町の言っている事もわかりますが、是非熊川村長には地熱計画を実行してほしいと思います。
実を言うとキャベツだけでは嬬恋村の財政は取り戻せません。
熊川栄村長の公約なのだから実行して、嬬恋を明るくしてください!

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