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物語を物語る

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「タモリと新田義貞」、「ボンジョヴィと金田一春彦」 (再録)

物語を物語る

7日に営まれた漫画家、赤塚不二夫さん(享年72)の葬儀・告別式で参列者の涙を誘ったタレント、タモリ(62)の弔辞が、実はアドリブだったのではないかと話題を呼んでいる。

 事の発端は、代表カメラがとらえたタモリの手元の映像だ。デビュー前からの恩人である赤塚さんに思いを馳せた約8分間の弔辞は、文字に起こすと約1900字にも及ぶ長文。タモリはしっかりと紙に目を通して読んでいるようだったが、カメラに映った手元の紙はまっさらな白紙に見えた。

 これを受け、ネット掲示板では「白紙だったよ! 確かに!」「全部アドリブ!? すごすぎる!」と話題に。弔辞の中で「『お前もお笑いやってるなら、弔辞で笑わせてみろ』と言っているに違いありません」と読んだタモリ。「(アドリブ好きな)赤塚さんに捧げたギャグだったのでは」「恩師に見せた最後の芸だったのでは?」などという書き込みが相次いだ。


さすがタモリさん。
ということで、タモリ関連で書いた記事を再録。記事は2本で1年前のもの。

①タモリ、とっさのひと言。……人を好きになる瞬間

人を好きになったり、他人に好感を持ったりする瞬間というのは、意外なところから現れるものです。

あれは、かなり、昔だったと思います。
深夜の番組「タモリ倶楽部」のある日の放送のこと。
また例によって、下らない企画(そこが面白んですけどね)で、いい加減に演奏した曲を回答者が曲名(洋楽)を当てるといった、そんなような企画だったと思います。

確かな記憶はないのですが、出題者はクリス・ケプラーで、回答者側にはタモリ、音楽評論家の萩原健太などがいたと思います。

まあ順調に番組は進み、「空耳アワー」も終わり、コーナーが再開。

そして運命の瞬間が訪れます。

最終問題が出されましたが、難問だったのか、なかなか答えが出ない。しかも答えが出ないと番組もおわらない。そこで司会者が業を煮やしたのか、ヒントを出しました。

「答えの最初の言葉が、ニですよ。ニ」

タモリは答えに窮します。番組的にも何かオチが期待される雰囲気。何かを答えなければならない状況にタモリは追い込まれます。
そして言ったのです。

「ニッ、ニッ、ニッタヨシサダ

画面では、出演者全員がズッコケて、おいおい、洋楽の題名で「新田義貞」はないだろうと、みんなが突っ込みました。それがオチで番組は終わったと思います。

私はこの瞬間、タモリ好きになりました。

人は追い込まれたときに、本性が出るといいます。咄嗟に出たひとことは本音だったということもあります。
タモリの頭の中の「ニ」は新田義貞なのです。
心の片隅に新田義貞のことを思っていなければ、言葉となって出てこないはずです。

意外なシュチュエーションで思いも寄らないフレーズを聞くと、人は心を揺すぶられるようです。

私は、深夜の下らないバラエティー番組で、自分の好きな武将の名を聞いて、その名を口にした人を好きになりました。(この場合は好感を持ったという方が正しいかも)

これは、逆の場合もあるでしょう。

女性を産む機械なんって言って猛反発を食らったある政治家、子猫殺しは現代の警鐘だなんていったある直木賞作家。これらその一言は、心の奥底にある本性なのです。だからその発言でグサっときた人は、一瞬でその人を嫌いになる。
好き嫌いを分けるものは、案外簡単なひと言で決まるかもしれません。
意外な一言、心に響く一言、ドキッとした一言……、いろいろな一言がありますが、他人には何気ない言葉でも、自分の心に引っかかった言葉というものは結構いつまでも忘れずに残っているものですね。


②「ボンジョヴィと金田一春彦」

この2つどう考えても、結びつかないでしょう。しかし、どちらとも私が尊敬し、感謝している人々です。

では、本題。

あれは、15年くらい前だったと思います。金田一春彦さんが「笑っていいとも」に出演していたときのこと。あるコーナーで、レギュラーたちがダジャレをいい、それを国語学者の金田一さんが評価するといった、たわいもないものでした。

あるとき、金田一さんが例題として、「ボンジョヴィ」をもじって「便所び」(べんじょび)と答えたのです。そのときタモリが、「ボンジョヴィを知っているんですか」と大変驚いて、金田一さんに問い返しました。すると金田一さんは「もちろん、国語学者ですから」みたいな返答をしたのです。

私はこのとき、こういう人こそ尊敬に値する人だ、一気に金田一さんを好きになったのです。
金田一さんはこのときでもすでに高齢であり、国語学者の大権威であるから、外国のヘビメタバンドのこと(確かこのときボンジョヴィはブレイクし始めのころで、大多数の人が知っているという存在でもなかったはず)など知らなくても、もちろんいいわけです。
しかし、金田一さんはどこかで、「ボンジョヴィ」という言葉を聞いて、こういうバンドが外国で売れいるぞ、という情報をキャッチし、彼らのことを少しでも調べていたのでしょうか。そうでなければ、とっさにダジャレとして変換するといったこともできないわけです。自分の関係ない分野であろうとも、知識を得ようという姿勢は学ばねばならない、と私は知らされました。
しかも人柄のよさは、口調に、全身から出るオーラからも分かりますね。それに「べんじょび」ってあまりモジリがうまくなくて、そこがまたいいじゃないですか。

金田一さんは死去する直前までNHK教育テレビの手話ニュースなど、バラエティー番組にも出演されていた。優しい語り口で、分かりやすく解説する姿は今でも、よく覚えています。

今、息子さんの金田一秀穂さんが活躍されていますね。ちょっと荒俣宏ぽい雰囲気もあって、コミカル要素がプラスされていていいですね。あの分かり易い解説も受け継がれていて、ちと嬉しくなります。


と、タモリがらみの記事でした。
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Comment

[95] インテリっぽいブログですね
初めまして!

茨城出身、
アンデスメロウと申します。

タモリさんが好きって文章を見て、
思わずコメントしちゃいました。


タモリさんは偉大ですよ。

生放送歴20年以上!!!

船舶資格取得と、
ゴルフでの事故以外、
夏休みすらとらない名司会者です。

『TV Bros.』の司会者特集でも、
みのさんやさんまさんを抜いて人気No.1!!

あの飄々とした感じがいいですよね。


一変して、
『世にも奇妙な物語』で見せる語りっぷりも、
対照的で魅力的です。


僕はおバカちゃんなので、
歴史が苦手ですが、
僕なりに頑張って読もうと思います。

では、
失礼します。
[96] コメありがとうございます。
アンデスメロウ様コメありがとうございます。
タモリさんの知識は半端じゃないですからね。私も尊敬しております。

ではまたよろしくお願いします。

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