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物語を物語る

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読売新聞の編集手帳って上手いな~。

物語を物語る

読売新聞「編集手帳」を読んで感心させられるのは、最初に持ってくる逸話や例え話。
ウマいなと思った記事を忘れないように載せておきます。

平成20年11月5日
 ドイツ文学者の高橋義孝さんは、親しく接した作家の内田百に蔵出しの名酒を一升贈ったことがある。のちに百に会ったとき、ひどく怒られたという◆ふだん飲んでいるお酒が、ああいうおいしいお酒を頂戴したあとでは飲めなくなる。「迷惑します」。苦情を言われたと、随筆「実説 百記」に書いている。偏屈で知られた作家らしい挿話だが、顧みれば人生を彩る成功も、到来物の「おいしいお酒」に似ているかも知れない◆1990年代に超売れっ子の音楽プロデューサーとして一世を風靡した小室哲哉容疑者(49)が、5億円を詐取した疑いで逮捕された。かつては年収が推定で30億円を超えていた人である◆数年前からヒット曲に恵まれず、海外事業も失敗し、多額の借金を背負った。そののちも「クレジットカードの支払い数千万円」「マンション家賃280万円」といった派手な暮らしぶりは変わらなかったといわれる◆おいしいお酒が切れたあと、いちど肥えた舌が身の丈に合う元の酒に戻るのは容易でない。転落の傷口を広げただろう。「成功」という美酒ほど、酔い方のむずかしい酒はない。


平成20年10月15日
 昔、江田島の海軍兵学校で部外の講師を招いて講演の最中、生徒のひとりがおならをした。教官が「いま屁をした者、出てこい」と言うと、5人の生徒が名乗り出たという◆「部外の先生がひどく感心した」と作家の阿川弘之さんが「海軍こぼれ話」(光文社)に書いている。場所も同じ、海の安全保障を担う志も同じでありながら、友を守るためならば身を捨てるのもいとわない高潔な伝統精神はどこへ消えたのだろう◆広島県江田島市の海上自衛隊第1術科学校で先月、特別警備隊の養成課程に所属していた3等海曹(25)が、他の隊員15人を相手にした格闘訓練で殴られて転倒、頭を強打して死亡していたことが分かった。本来は1対1でする訓練である◆この海曹は「課程を続ける自信がない」と退校を希望し、別の部隊に異動が決まっていた。以前にも中途離脱する隊員が同様の訓練でけがをしている。逃げ出す奴はこうなる、という見せしめの制裁でなくて何だろう◆「異動のはなむけの意味もあった」と、学校側は遺族に説明したという。集団リンチを今生の思い出に冥土へ旅立たせたと、そう言うのか。


タイムリーな話題に見合った逸話が効いてますね。
こういった話をどこから引っ張ってくるのかと、いつも感心させられます。
やはりプロは違うな。
秘訣があったら教えてもらいたいですね。やはり、気になった話やモノや話題をストックしておくんですかね。
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by AlphaWolfy

消えた二十二巻

Author:消えた二十二巻


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