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「ミシュランガイド・東京」は誰が読む? 

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群馬の片田舎で「ミシュランガイド東京」を平積みしている書店があった。
一体誰が読むのだろう。

私にとってこれほど縁のない本はない。ガイドブックというが、私の人生において、絶対お世話になることのない本だ、きっと……。
また、この本に関して、ニュース番組やワイドショー番組が大々的に特集を組んでいるのも見た。
どこの店が三ツ星だとか、どこそこの店が降格しただの、昇格しただのといった話だった。
本当にどうでもいい情報だった。
だいたい、一般庶民以下の生活を送る私にとって、「三ツ星レストラン」の話など別世界のことだ。
残業でクタクタに疲れた帰りに食う「牛丼」が胃袋に染みて、夜中にすする「カップラーメン」に「たまらない」と感じ、ファミマの「モンブランプリン」が「最高に美味い」と思い、初夏に初めて食べる「冷やし中華」に感嘆し、初秋に初めてつつく「鍋もの」に涙が出そうなほどが幸せだと、思っている私だから、一食に数万円もするものに、これが「お得なコース」だという高級レストランとか、予約にするのに一か月以上かかって一見さんはお断りする高級料亭だとか、一流シェフのこだわり創作料理がご自慢で有名人が集う店、とかいった話は、私が生きていく上で全く必要のない情報だ。それに、三ツ星レストランで食事したことを必死に自慢するような鼻もちならないテレビタレントや文化人の話なんてのも、私にとってはもどうでもいい話。
(まあ、そんなこと言っている割にはよく見てるということですが…)
だからそれが東京のどこにあろうと地図まで出されて紹介されても、田舎に住む私にとって、一生行くことのない場所なのです。
こんな「東京のグルメ情報」を欲しているのは、東京周辺に住む一部の人間だけではないのだろうか。
マスコミは東京にしか通じない無意味な情報を全国に発信し、一部の富裕層だけが必要としている情報だけを垂れ流している。
東京だけが日本というわけではないだろう。

なぜこんなに批判的なのかというと、同じ日の新聞に、「いすゞ 派遣社員と期間従業員計約1400人を解雇」、「マツダは700人を解雇など」といった身につまされる記事が載っていたからだ。
それに今後、自動車業界のトヨタや日産でも派遣社員の首切りが始まるという。またこれから、名の知れた一流企業でも派遣社員や正社員の大量解雇計画が次々と発表され、近い将来、失業者や低所得者が増大するだろうと報じている。
あるテレビのニュース番組では、ミシュラン東京が発売され、高級料亭の数万円の料理が紹介た後に、リストラされた若者の職安通いの特集を放送していた所さえあった。
なんとも矛盾した世界だ。これが格差社会なのか。
こんなところで「東京の富と情報の一極集中」と「格差社会の拡大」を感じてしまった。

わたしが、ミシュランガイド・東京で紹介された高級レストランに行く確率よりも、会社が倒産するとか失業するとかいったことの方が、わが身に起こる確率としては高いだろう。
でもこれが現実。そんな人々の方が多いはずだ。


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