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物語を物語る

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新田義貞及び新田一族の関連本の紹介

物語を物語る

新田義貞及び新田一族の関連本の紹介。
(このページは随時書き加えていきます。)

1 新田義貞を主人公とした小説
新田次郎著「新田義貞」 (新潮社)
小説「新田義貞」上小説「新田義貞」下

新田義貞の生涯を描いた小説の決定版。あとがき解説には「彼のことを調べていくうちに、義貞が決して凡将ではなく、むしろかなりの智将でありながら、非情な政治に翻弄されるその姿に、同情を禁じ得なくなったようだ。西洋風に言えば騎士(ナイト)とも言える、彼の人間性に惚れ込んで書いた。」とある。
またこの本の特徴としては、各章の間に作者の解説(取材ノート)が入っていて、これもかなり面白く、豆知識が得られる。作者のペンネームの由来や生品神社での観測体験なども記載されていて、「新田次郎」自身についての貴重な逸話も書かれている。

永峰清成著「新田義貞」(人物往来社)
永峰「新田義貞」
各図書館でも結構見かける本。作者はほかに南北朝関連で「楠木正成」や、「護良親王」の本も多数あるので、南北朝には強いようだ。ほかに「上杉謙信」等も書かれている。

野村敏雄著「新田義貞」 (双葉社)
野村「新田義貞」
この本は珍しい。見かけたのは「境町図書館」のみ。表紙が劇画タッチ!
作者は第34回直木賞候補になっています。http://homepage1.nifty.com/naokiaward/kogun/kogun34NT.htm

豊浜紀代子著「異色太平記」(三一書房)
豊浜紀代子
副題に「新田義貞は生きていた」とついています。戦乱から逃げ延びた義貞は、勾当内侍の愛に生きる、といったぶっ飛んだ内容。いわゆる珍本です。

白崎昭一郎著「義貞」 (日刊福井)
白崎版「義貞」
著者は福井県在住の方。北国落ちから義貞の最期までを描く、珍しい本。序文に作家・吉村昭の解説が載っている。

植木静山著「わが旗を、鎌倉に立てよ 新田義貞の生涯」 (朝日新聞社)
植木版「義貞」
神奈川県在住の郷土史家の作。2007年の出版で新しい。あとがきに、著者が生品神社を訪れた際の記事の中で、「斎藤佑樹」のことを書いている。

清水惣七著「足利尊氏と新田義貞」 (人物往来社)
清水版「義貞」

足利在住の方の本。奥付を見ると、増刷されている。図書館ではよく見かける本。またよく太平記関連の本で参考資料として使われている。

マンガ「新田義貞」 (上毛新聞社)
まんが「義貞」
マンガだが、侮れない。監修に「人物叢書・新田義貞」を書いた峰岸純夫が担当している。

浅田晃彦著「戦国茶道記 天下一の茶入「新田肩衝」の流転」 (人物往来社)
浅田晃彦「戦国茶道記」
徳川水戸家が所有している名品「新田肩衝」が、もとは新田義貞が所有していたものだったという設定のもとに書かれた小説です。新田義貞、勾当内侍も登場します。
また、新田肩衝が、義貞愛用の品であったという話は、茶道研究の第一人者だった歴史家・桑田忠親も書いている。

山岡荘八著「新太平記・第5巻 義貞戦死の巻」 
山岡版「太平記」5巻
全五巻の中の第五巻だけ、なぜか義貞が大フューチャーされています。ただし、新田一族ファンは決して第四巻は読まないように……、理由は後述。


その他、戦前に書かれた新田義貞主役の小説本。
 1 三島霜川 金の星社 昭和16年  子供向け
 2 小林鴬里 文藝社  昭和2年
 3 池田宣政 偕成社  昭和18年
 4 石川淳  桜井書店 昭和19年  「義貞記」

2新田義貞及び新田一族関連本
奥富敬之著「上州 新田一族」 (人物往来社)
上州新田一族
とにかくこの本が好き。理由は過去に書きました。そのときの記事

峰岸純夫著「人物叢書 新田義貞」 (吉川弘文館)
峰崎「新田義貞」本
人物叢書シリーズなので固い内容かと思いきや、伝説・伝承をかなり扱っていて私好みです。勾当内侍についても一項目設けているほど。また「義貞は時代遅れの凡将・愚将か」という説に真っ向反論を試みていて、かなり「義貞寄り」だと思ったら、著者は群馬県東部の出身だった。

山本隆志著「新田義貞 関東を落とすことは子細なし」(ミネヴァ書房)
山本「新田義貞」
一方こちらは、かなり史料に則した内容。あとがきに「軍忠状などの一次史料をできるだけ優先し、太平記とは距離を取ろうとした」とあるように、人物「義貞」を客観的に捕らえた本格的・学術的内容となっている。よって、伝承・伝説についての記述はほとんどない。(児島高徳は全く書かれていない、勾当内侍は数行、といった感じ)

浅田晃彦 著「児島高徳と新田一族」 (群馬出版センター)
浅田晃彦
児島高徳と新田一族の関係が詳しく書かれた本。とにかく新田一族にまつわる伝承・伝説がかなり載っている。また浅田晃彦氏は『天下一の茶入「新田肩衝」の流転 』(新人物往来社)という本で、新田義貞が「新田肩衝」を所有していたという説を基にした小説も書いてました。地元在住の医師で、兼業として執筆活動をしていた。第60回の直木賞候補にもなっている。

久保田順一著「新田一族の盛衰」(あかぎ出版)
久保田順一 1
図版・画像が多く挿入されていて見やすい本です。特に新田荘にある関連寺社がかなり掲載されているので参考になるでしょう。「新田一族ファン」「郷土資料」としてはいい本です。ただ、あまり詳しい史料は載ってません。

久保田順一著「新田一族の戦国史」(あかぎ出版)
久保田順一 2
新田義貞死後以降の、新田荘の支配権について詳しい。岩松氏、由良氏、横瀬氏について書かれた本などほとんどないので、こちらの方がある意味「価値」があるかも。

細谷清吉著「篠塚伊賀守重広 新田義貞四天王」 (群馬出版センター)
篠塚伊賀守
義貞家臣の四天王の一人に数えられる篠塚伊賀守について書かれた貴重な本。著者は大泉町の方で、大泉町の郷土資料本の著作でよく見かける。

新田純弘著「埋み火はまた燃える。 新田一族銘々伝」 (さきたま出版)
新田一族銘々伝
新田一族・岩松氏の歴史を、その子孫が綴っている本。貴重なのは、その子孫が、昭和・平成の時代にどこで、何になったかということが記載されている点。
 
赤澤計眞著「越後新田氏の研究」 (高志書院)
越後新田氏の研究
越後・魚沼地方を本拠としていた新田一族・大井田氏、鳥山氏、里見氏、田中氏について詳しく書かれた学術書。上杉氏にも多く触れているので、大河ドラマ「天地人」を見ている人にも参考になる。

安部龍太郎著「バサラ大名」 (文春文庫)
バサラ将軍
南北朝時代の短編小説集。この中に新田義興の矢口の渡しを主題にした短編小説が載っています。「智謀の淵」。これは秀作です。また文庫にはあとがきで著者が新田神社の近くの図書館に勤めていた縁で、新田義興のことを書いたという興味深いことが書かれています。

松原武志著「武蔵新田縁起 新田義興をめぐる時代背景」 (今日の話題社)
武蔵新田縁起
東京都大田区、新田神社の近くに住む方が書いた本。義興について書かれた本で、義興を祀る新田神社の写真が豊富に掲載されている。

3その他「新田義貞」「新田一族」の記事が載っている本

歴史群像シリーズ10、「戦乱南北朝」
歴史群像シリーズ
とにかく便利。新田義貞については「後藤成」が書いている。

歴史と旅 平成3年3月号
歴史と旅 南北朝
義貞については「新宮正春」が書いている。

歴史読本1991年4月号
歴史読本 南北朝1
この本では、勾当内侍の冒頭カラーページでの特集が5ページにわたって載っている。また本文では、徳永真一郎が小説風に勾当内侍を描いている。こちらは10ページ。たぶんこれほど勾当内侍について書かれた本はないであろう。表紙の左側が勾当内侍を演じた宮崎萬純。右側が足利尊氏の妻・北条登子役の沢口靖子。

歴史読本1990年12月号
歴史読本 南北朝2
義貞については「土橋治重」が書いている。
この本では、北方謙三のロングインタビューが読み応えあり。

海音寺潮五郎ほか、「人物「太平記」の世界」(三笠書房)
人物太平記
義貞については「多岐川恭」が書いている。「乱世に翻弄された悲劇の武将」という題で、なかなかいい評が書いてある。(集英社「歴史の群像 叛旗」の記事を収録したもの)

山崎正和著「ビジュアル版日本の古典に親しむ6 太平記」(世界文化社)
山崎正和 太平記
ここにあげたのは、勾当内侍がオールカラーの6ページにわたって書かれていることと、義貞に関する写真映像が豊富に掲載されているから。九品寺、生品神社、分倍河原駅前の義貞像など。

「南北朝動乱と新田一族」(群馬県歴史博物館編)
南北朝と新田一族
平成3年に群馬県歴史博物館で開催された展示会のパンフレット。写真、画像が豊富。

「児島高徳公史跡保存会」
児島高徳保存会
これが例の高徳寺の再建時に行われた催事を記念して作られた本。ここに当時横綱だった北の湖の奉納土俵入りの写真が出ていました。児島高徳について詳しく載ってました。

神坂次郎著「猫男爵」 (小学館) 
猫男爵
徳川幕府末期から明治維新の新田・岩松家を主人公にした小説。

吉村昭著「彦九郎山河」 (文藝春秋)
彦九郎山河
江戸時代後期の尊王思想家・高山彦九郎を主人公にした小説。Wikipediaから「上野国新田郡細谷村(現群馬県太田市)の郷士高山良左衛門の二男として生まれ、諱を正之という。先祖は平姓秩父氏族である高山氏出身で、新田十六騎の一人である高山重栄とされている。13歳の時に「太平記」を読んだことをきっかけに勤皇の志を持ち、18歳の時に遺書を残して家を出て、各地を遊歴して勤皇論を説く。」とあるように、新田義貞に心酔し、完全な新田シンパ。足利尊氏の墓に鞭を打つなんてこともした。




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Author:消えた二十二巻


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