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物語を物語る

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祝・サムライジャパン優勝。そこでWBCを南北朝時代にあてはめてみる。

物語を物語る

 最近更新が滞っていたのは、WBC・ワールド・ベースボール・クラシックをずっと見ていたからです。
何はともあれ、侍ジャパンが優勝してよかったです。
私はおじさんなので、稲葉篤紀や小笠原道大、岩村明憲 らのベテラン勢が頑張っているのがうれしかった。あの面構えが実に素晴らしく、まさに「サムライ」だ。もっとほめて上げて!

それに私としては、韓国チームがマウンドに国旗を立てた時から、もう気になって気になって仕方なかった。
そこでこんな記事が、

[クッキースポーツ]韓国が24日、日本とのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦で惜敗すると「太極旗さすパフォーマンス」の縁起の悪さが噂になっている。我が国が太極旗を試合場のマウンドにさした後、毎回日本チームに負けたからだ。 太極旗パフォーマンスは3年前の2006年3月15日、第1回WBC本選にあがって我が国が日本を 2-1で倒した後、米国エノハ球場で初めてお目見えした。宿敵日本を二回も負かした喜びを太極旗パフォーマンスで表現した。国民には太極旗が日本選手たちが見ている前で飜ると、通快さを隠せなかった。しかし、これはかえって日本の戦意を燃やす契機になったし3回目の正面対決である4強戦から6-0完敗にあった。3年が経った第2回WBC4強決定戦が開かれた18日、米国サンディエゴ、ペトコ・パーク。この日、韓国は日本との試合で4-1で勝利して4強進出を決めた後、マウンドに太極旗を再びさした。その時、日本選手たちは太極旗パフォーマンスが再現されると憤慨したことが伝えられた。日本メディア「スポーツ報知」によれば投手松坂は「再び(3年前と)同じ事をしてはいけないと思った」と言ったし、片岡もやはり「頭に来る」と太極旗パフォーマンスに不快感を示した。日本の2塁手岩村も 「率直に良い気分ではない。しかし前の大会で韓国がこんなパフォーマンスをしてくれたおかげで優勝 できた。その悔しさを持って戦いたい」と伝えた。 日本は結局決勝戦で韓国を延長合戦のあげく5-3で倒し、太極旗パフォーマンスは岩村の言葉通り日本チームの団結力を高める装置になったわけだ。北京オリンピック当時日本の星野監督の韓国侮辱発言が韓国チームを刺激し金メダル獲得を導いた契機になったように、私たちの太極旗パフォーマンスがかえってブーメランとして作用したというのだ。日本の情緒で太極旗パフォーマンスは選手たちに極度の反感を持たせるようにしたという指摘も出た。広島平和研究所キム・ミギョン副教授はこの日、某メディアに寄せた寄稿文で「日本では野球選手たちがマウンド掃除までして始めて練習を仕上げる。彼らはマウンドにうずくまって座ってほこりを払い落して野球に対する深い愛情を育てる」と明らかにした。「また敗戦以後、国家と国旗掲揚をめぐり今も法的訴訟が絶えない状況で、韓国チームの国旗セレモニーはこれらの平静心を極度に搖るがした行動ではなかっただろうか」という懸念を示した。 キム副教授は「求心力が不足だった日本選手たちを(パフォーマンスによって)嫌悪という感情で固く団 結させたことは間違いないのではないか」と言いながら太極旗パフォーマンスに惜しさを現わした。ある野球専門家は「実力の他に精神力が勝負の大きな振り子として作用する韓日戦の特性上、相手 に対する挑発には気を付けなければならないという教訓を選手たちは学ばなければならないだろう」 と言った。

元ネタhttp://mobile.seisyun.net/cgi/read.cgi/news4plus/takeshima_news4plus_1237905854/301-400
まったくその通りでしょう。あれが今回の節目となった出来事であることは間違いない、と思う。
ところで、あの韓国国旗は今どこにあるのでしょうか。それが気になる。韓国チームは国旗を立てたまま帰ってしまったのだろうか。
そうなれば、係員が片づけて捨ててしまっただろう。国旗は大切にしないと。
またこんな話もあった。

この行為に楽天の田中将大(19)が激怒。
マウンドにかけだすと、コーチの高代氏に阻まれながらも韓国チームをおしのけ韓国旗を抜き取った。この行為にスタジアムからは大きな拍手。
それでも怒りがおさまらない田中は、韓国コーチに罵声を浴びせた。

これは、ガセネタだったようだ。でもマー君ならやりそうですね。胴上げされずにボコボコにされてましたが……。いいキャラですね、マー君!

さて、あと面白かったのが
2009年3月25日の「夕刊フジ」

渡辺会長「腹が立つ!ふざけんな」…身内の日テレ批判 巨人の渡辺恒雄球団会長(82)は日本代表のWBC連覇に接し、殊勲のイチローを「やっぱりスーパースターだね」と大絶賛。一方で、日本代表に非協力的だった中日と、WBCを中継しなかった身内の日本テレビを鋭く批判した。
 渡辺会長は24日夜、都内ホテルで会食後に報道陣に対応。まずは日ごろから辛口評価しがちな原監督について、「今度はまあ、原君が監督でね、かなり心配しとったが、作戦が功を奏したね。人の使い方がうまかった」と持ち上げた。
 そもそも渡辺会長はWBC監督人事で、昨夏の北京五輪で惨敗を喫した星野監督の続投を望んでいた。紆余曲折を経て原監督に決まっても「原君1人じゃ、とてもできない。ワンちゃん(王貞治日本代表監督相談役)がユニホームを着なくても、かなりの采配を振るってくれなきゃ」と語り、4強も難しいとの見立てだった。
 しかし望外の結果に、「今まで日本一になったことはあるが、何たって今度は…。本当に祝福したい」と満面の笑みだ。
 原監督以上に渡辺会長を喜ばせたのが、お気に入りのイチロー。「35歳、峠を越したのかと思ったイチローがね、最後に勝敗を決めたんだから。歴史的出来事だよね。長嶋(茂雄氏)の天覧試合のサヨナラホームランに次ぐ出来事じゃないか。イチローってのはやっぱりスーパースターだね」と褒めちぎった。
 逆に「腹が立つ。ふざけんなって言いたい」と語気を荒らげたのが、読売グループの日本テレビがWBCを1試合も中継しなかったことだ。「金儲けとは違うんだよ、この世界は。『10億(円)損する』というが、テレ朝もTBSもやってるじゃないか。これだけ全国的人気を博したことを日本テレビがやらんということは我慢ならんね」。読売新聞社がWBC1次ラウンドを主催、監督も巨人の指揮官だけに、日テレがグループの足並みを乱した形となった。
 さらに「(視聴率)40%以上(20日の日本対韓国戦)、こんなのお化け番組だよ。興行的にいえば、そういうことができたっていうことは、まあ“11球団”一致結束してよかったな」とも。「(日本代表に)1人も出さん球団もあった」と、代表候補が全員辞退した中日をチクリとやった。
 最後まで「こんな楽しい日はない。5年に1度だ」とご機嫌だった渡辺会長。この日のお酒は、いつにも増して美味かったに違いない。


いや~相変わらず元気ですね。ナベツネさん。
それにしても、これでは原監督をほめているのかいないのか分からないですが…。
さて本題。こういった力関係を見ると、私はここに、後醍醐天皇と新田義貞の関係に重ねてしまう。
ナベツネさんは、絶対権力を持ち、現場にまでその力を及ぼし、また改革には熱心で、自分独自の考えを強引に推し進めて精力的に力を注ぐ。でもその割には皆がついてこない。改革しようと努めたが結局は武士たちが付いてこなかった後醍醐天皇とナベツネさん、どこかこの「空回り」な感じがよく似ている。
またすったもんだの末に火中の栗を拾う形で監督になった原さんも、時流に押されて兵を挙げた義貞と流れが似ている。それでも現場指揮官としてチームをまとめなければならい原監督、新田義貞のように、上からの圧力、下からの突き上げ、そして外野からの横やり、まさに板挟み状態になるんですね。そこに、対戦相手以外に、味方側からも敵が出てくる。原監督でいえば、野球評論家や大物OB、週刊誌・マスコミなどなど、とにかくいろいろうるさく言ってくる。これが義貞の場合は、義貞が軍事司令官であるにもかかわらず、戦について何も知らない公家衆は何かと口出しをする。しかも公家衆たちは官位も上なので、義貞にはどうにもできない。このジレンマ、中間管理職の悲しいところです。それでも戦い、結果を出さなければならない。
また、何かと義貞に対して足を引っ張るようなことをする公家衆は、今回ではWBC日本代表に一人も選手を出さなかった中日ドラゴンズに似ている。食えない落合監督なんてまさに、狡猾な公家衆と一緒だ。味方なのに、必ずこういうことをする奴は出てくるもので、なにかと現場の指揮官を苦境に立たせる。
それでいて戦いに負ければ現場の指揮官である者が、責任を取らされることになるのだ。こういった立場に立たされる境遇が、原監督と新田義貞とで似ているというわけ。
また個性あふれる選手たちを集めてまとめなければならない原監督は、それは公武寄せ集めの兵を率いる義貞のように苦労しただろう。
そこで原監督の記事。
朝日新聞3月25日付け

忍んだ、信じた―原采配、頂点に 「生涯忘れられぬ」
【ロサンゼルス=福角元伸】原辰徳監督(50)の体が3度、宙に舞った。野球の祖国、アメリカでも古い歴史を持つドジャースタジアムのマウンド付近。「火中の栗」とまで表現された日本代表監督をあえて引き受け、重圧をはねのけて達成したWBCの2連覇。ホッとしたような笑顔で、選手たちを握手でねぎらった。
 監督就任までに曲折があった。メダルを逃した昨夏の北京五輪で監督を務めた星野仙一氏が辞退。その後は日本代表監督のなり手が見つからなかった。そんな中で昨年10月、白羽の矢を立てられた。
 周囲は反対した。父の貢氏からも「受けちゃいかん。先輩の監督方がいるのだから」と言われた。原監督の胸中は違った。「このままでは球界がどうにかなってしまう」。誇り、あこがれであるべき日本代表の要が決まらない。「私でいいのですか。それならば」。第1回監督の王貞治氏らからの要請を受けた。
 巨人監督と日本代表監督の二つを背負いこむことになった原監督は、自分の中で決め事を作った。「一つだけ巨人と区別しよう。『我慢』。これだけは、必ず守ろう」。一流選手が集まる代表チームは個性派軍団だ。所属球団など関係者も多く、様々な思惑もからむ。思い通りにいかないこともあるだろうが、自分がどんと構えていれば、チームは前進すると考えた。
 選手の代表辞退が続いた時期もあったが、「チームを前へ進めなければいけませんから」と平然と答えた。大会が始まると、チームリーダーのイチローが不振を極めた。決勝前まで打率2割1分1厘。それでも「1番」で起用し続けた。「彼はチームの中心ですから」。信の一念でグラウンドへと送り出し続けたイチローが、最後は決勝打を放った。  「あのセンター前というのは、私にとっても生涯忘れられない映像になりました」

大体、義貞も原監督も人柄のよさは似ていると思う。(義貞の人格の良さはあちこちで書いてあります)
どうにも私にはこの2人が重なってみえる。
となれば、イチローは楠木正成だろう。この時代のスーパースターで、しかも「神様的」扱い。
その発言は人事権にまで影響する。(イチローは星野仙一監督解任時、楠木正成は「梅松論」にある湊川の戦い直前の後醍醐天皇への諫言・献策)
そんな英雄・大物までも自分の指揮下にして軍(チーム)を導かなければならないのだ。それは苦悩も多く、指揮官としての孤独感を深めただろう。
それに原采配で文句を言う人や非難するマスコミは実のところ多かった。優勝する前の週刊誌などを読むとよく分かる。
またこんな記事もあった。アメーバニュースhttp://news.ameba.jp/domestic/2009/03/35226.html

「原監督は、昔から批判されやすい」とは野球記者の弁。「これが王監督だったら、ここまで議論にならないでしょう。現役時代から王・長嶋と比較され、成績を残しても、『史上最弱の4番打者』と揶揄されるなど、昔から常に批判対象だった。また、原は打てなくても言い訳をしなかった。爽やかに紳士的に振舞う。清原ほどの才能を見せ付けたことはないし、松井ほど実績があるわけでもない。それも、ファンが批判しやすい一因」
 とはいえ、監督としての実績は特筆モノだ。『巨人の戦力なら、勝って当たり前』とも言われるが、長嶋監督は巨大補強をしても、原監督ほどは勝てなかった。
 野球は、誰でも監督の立場でモノを言えるから、人気がある。野球人気の観点から考えても、ファンが意見を述べやすく、神格化されていない原は監督に適任か。


だが、原監督が義貞のように困難の中にありながらチームを指揮した「名将」だというのは確かなことなことで、あのキューバのカストロもほめているくらいだ。WBCで優勝したからいいようなものの、もし負けていたら、糞ミソに言われていただろう。
でも勝負は紙一重。、負けていたとしても、それは「勝負は時の運」。
義貞は戦いに敗れ「敗軍の将」として、今では散々な言われようだが、もし原采配で負けることになったら、原監督支援の記事を書こうと思っていた。でも勝ったのでその必要もなかったので本当に良かった。

まとめ
後醍醐天皇がナベツネならば、原監督は義貞、そして足利尊氏がマイケル・コルレオーネで、楠木正成がトリックスターということです。
ね、こんな風に南北朝時代も何かに例えると分かりやすくなるでしょう。

「WBC」「ワールド・ベースボール・クラシック」検索で来た方は、このサイト、わけわかんね意味不明のことが書きなぐられているので、全くなんのことだか分からないでしょうね……。
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Comment

[141]
>また、何かと義貞に対して足を引っ張るようなことをする公家衆は、今回ではWBC日本代表に一人も選手を出さなかった中日ドラゴンズに似ている。食えない落合監督なんてまさに、狡猾な公家衆と一緒だ。

‥‥あの~、細かいこと言うようですけど、これはちょっと違いますよ。中日球団とか落合監督が選手を出さないよう命令していたのではなくて、要請された選手個々にそれぞれ事情があり、たまたま中日は全員が辞退ということになっただけです。中日でも山本昌投手なんかは出たいから呼んで欲しい、と言っていたくらいですが、お呼びがかかりませんでした。もちろん他球団でも辞退している選手はいます(が公表されないだけ)。
いずれにしても球団とか監督の権限で「辞退させている」わけではありません(メジャー球団は知りませんが)。
そもそも誰それが要請を辞退した、なんてことが表沙汰なること自体がおかしな話で、ましてやそれでバッシングされるようなことはあってはならないことでしょう。ちなみに前回WBCを率いた王さんも「我々の時も辞退者はいっぱいいた」と言っていますが勿論誰が辞退したのかは口にしませんでした。
だから、この件に関しては私は原監督や山田コーチの言動(マスコミに辞退者の名前を口をすべらした件)は決して褒められたものではないと思っています。
そして、一番問題なのは、ナベツネはその辺の事情を百も承知の上で、嫌味を言っていることでしょう。このような薄汚い人物がいつまでも野球界に関わってのさばり続けるのは、いい加減にして貰いたいです。
[142]
追加。
私の印象だと、「公家衆」はマスコミかな。勝てばベタ褒め、負ければ糞味噌。自分たちはいつも安全圏にいて、えらそうに批評ばかりしている。イメージとしてははるかにぴったりだと思いますが如何でしょう?

まあ実際には、南北朝時代の公家衆には自ら前線で体をはって戦っている人も多いんで、それもちょっと違うんですけどね。
[143] 消えた二十二巻
朝倉様、久々のコメありがとうございます。
まさかこの記事で、コメを頂けるとは思いませんでした。
確かに、中日ドラゴンズの件はその通りのようです、失礼いたしました。
こういった指摘、感想、実にありがたいです。
またお願いいたします。

さて、この場を借りて、追記します。
司馬遼太郎が語っていた「侍の精神とは何か?」という文章が本に載っていたので引用します。(西村雄一郎著「黒澤明のすべて」キネ旬ムックから)
「侍の精神とは何か?といえば、それは個の自律心である。一度イエスと言った以上は命がけでその言葉を守り、自分の培った美意識や名誉を徹底させ、敵に対して情けをもつ……」とあった。
そういう点から見ると、原監督が日本代表メンバーに向けて言った「お前さんたちはね~本当に強いサムライになった。おめでとう~!」という言葉の意味は結構深い。
[145]
>まさかこの記事で、コメを頂けるとは思いませんでした。

新田義貞ファンですが、野球ファンでもありますので(笑)。
そういえば千葉ロッテには、確か細谷という太田市立商高出身の若手選手がいますよね。細谷といえば新田一族‥‥の末裔でしょうか?何とか活躍して一流選手に成長してほしいものですね。

>確かに、中日ドラゴンズの件はその通りのようです、失礼いたしました。

いや、無理もありません。ナベツネだけでなく、「落合のせいで中日は選手をWBCに出さなかった」という意味のことを平気で公共の電波にのせて発信する「野球解説者」が何人も存在するくらいですからね。「嘘も百編いえば真実になる」とでも思っているんでしょうな。

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