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物語を物語る

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身近な出来事で「亡国論」!?

物語を物語る

雑多な記事をまとめてみました。

①夏休みも終わりに近づいて、小学2年生の娘に宿題の進行状況を聞いてみた。
ほとんど終わっているが、「読書感想文」だけ終わっていないという。
本はいろいろ読んでいたが、どれで書くかで迷っているという。
たまたまそばにいた祖父は、「そりゃ読書感想文といえば、二宮金次郎とか野口英夫とかだろう」と言っていた。私もこれには賛成だったが、今の子供はそういった人物伝を読まない(学校でも積極的に読ませない)ということなので、当然、人物伝で「感想文」は書かない。
ならば、ということで、学校が薦める図書の一覧を見た。驚いた。
見たのは「先生のすすめる 夏休みすいせん図書 2009年版」(企画はトーハン、全国SLA選定、全国図書館協議議会選定など)というもの。
低学年には、「かいけつゾロリ」や「ちびまる子ちゃん」などアニメの本が推薦され、絵本みたなものが多かった。中学年には動物もの、魔女、姫様などといったファンタジーぽいものばかりが並ぶ。
う~ん、なるほどこれが「ゆとり教育」かとつくづく思った。別にアニメの本がダメだとかいっているのではない。そんなものは親に隠れてでも読むんだから、べつに学校で推薦しなくてもよいのではないか。
もっと読ませる本が、物語が、人物伝が、あるのではないのだろうか。
だが、驚くにはまだ早かった。
5・6年生の推薦図書の中にあったものは、……、
オバマ  YES WE CAN!」(岩崎書店)  だった。
何でだよ。なぜ日本の子供が現職アメリカ大統領の出世物語を読まされなければならないのか?
これを不可解なことだと思わないならば、神経が麻痺しているか、相当にアメリカに毒されているのだろう。
別にオバマ大統領個人については何の文句ない。
ただ、日本以外のどこの国で、現職の元首の本を推薦する公的な機関があるのかということだ。
「自国の偉人」を読ませるのではダメなのか。(ここでは日本人としては「北島康介」の本が紹介されていたが。)
まあ、百歩譲って、アメリカ大統領でも「リンカーン」や「J・F・ケネディ」ならまだ分かる。評価が確定されているからだ。だが、オバマ大統領は現職である、これからどんなことをするか分からない、核兵器のボタンを押すかもしれなし、国際関係がこじれて戦争を引き起こすかもしれない、まだ未知数なのだ。その辺の感覚が分からないのだろうか。幼い頭に他国の元首の美談を埋め込まれたらどうなるのか、そういった危険性を考えてみたことはないのだろうか。日本はアメリカ合衆国の51番目の州ではないのに。
これは「英語教育の一環」なのか、または単純な「アメリカ万歳主義」なのか、私には分からないが。
そういえば、日本共産党の志位委員長がオバマ大統領に手紙を出して、返事がきたと大喜びし、街頭演説でアメリカの大統領を絶賛していた。イデオロギー的に相容れないはずの共産党までもが「アメリカ大統領」にすり寄る姿が滑稽でもあり、恐ろしくもある。まあ、こことは何の関係もないだろうが、あまりにもアメリカ大統領を尊崇し過ぎではないのか。

それでも、「毛沢東」や「金日正」の伝記を読まされるよりはいいだろうが……。これも、日教組出身の文部科学大臣が誕生したらありうるかもしれないけど……。

②先日、「ネプリーグ」というクイズ番組を見ていたら、フジテレビ女子アナウンサーが、「日本の祝祭日は?」という問いに、「う~ん、父の日、母の日、クリスマス、ハローウィン」と答えていた。タイムアップで焦っていたとはいえそれはないだろう。
これは、ただ単に「おバカな女子アナ」がいた、という話ではないかもしれない。
「日本の祝祭日」をカレンダー上での休みの日くらいの認識しか、ほとんどの国民が持っていない。
「なぜその日が日本の祝日なのか」ということに関して、全くの無関心で、大概の人は興味もないだろう。「日本人だけど日本の祝祭日の意味も知らない」というのが現実だ。
また学校でもその由来を教えていないし、マスコミだってその由来を詳しく言っていたのを見たことがない。
なぜなら、日本の祝祭日が、もともと皇室のものと結びつくから、学校では教えないし、触れたがらないのだ。
それに、「海の日」「みどりの日」なんて、曖昧、漠然としたものまであって、祝日の本来の意味(なぜその日を祝うのか)が失わているのだ。
じつは、こんな珍回答も、日本の祝祭日の存在意義を問う問題提起をしているのかもしれない。
それにしても、「ハローウィン」なんて日本人には何の関係もないけど、いまでは日本の祝祭日よりも認知されている……。悲しいことだ。

③ユーチューブで見た画像。日本テレビの早朝の情報番組でのこと。
番組冒頭、女子アナ4人が並んで、「12月24日、今日は天皇誕生日で、クリスマスイブですよね」という挨拶に、他の3人が「そうですよね」といって番組が始まる。
そして、その発言をした女子アナが「訂正です。先ほどは天皇誕生日とお伝えしましたが、今日は振替休日でした。」と謝罪する。といった動画がある。
天皇誕生日は12月23日だ。
「クリスマスイブ」が頭にあったのだろう。
②の話とどこか似ている。それに両方とも、女子アナウンサーという人気職業。難関をくぐりぬけてなった人たちで優秀であり、報道をするという職業柄、祝祭日に敏感でなければならないはずだ。
しかし、無意識のうちに、日本の祝祭日よりも外国の行事の方が重要だと思っているのではないのか、だから、咄嗟にこんなことを言うのだ。どうもそんな感じがする。

それに、休日の設定がおかしい。経済効果のためだけに、日にちをずらして振替休日にする。連休にすれば景気がよくなるという発想だ。そもそも、祝祭日はその日であることが重要なのに…。なんでも金に換算し、文化・歴史もコストパフォーマンスに変える。
自国の文化よりも経済活動を優先させる思考は、いつか国を滅ぼす。

そういえば「徳川家康ってだれ?」っていったフジテレビの女子アナがいたというが、本当なのか。
検索すると、この人、幼年期にはアメリカンスクールに通っていたとある。
やはり、日本人だけど、日本のことは教わらなかったのだろう。
高学歴は「英語」を重要視するから外国志向が高くなる。大学受験では英語の得点配分が高いから、「受験のための英語」に勉学の時間を費やすことになる。だから、「徳川家康」よりも「英単語」となるわけだ。
よって、高学歴でも意外と、知識、一般教養のない人が多くなるというわけなのだろう。女子アナとかが出るクイズ番組を見れば時々そんな場面に出くわす。

④よくある「アニメ30連発」とか「懐かしのアニメベスト50」とかを見て思ったこと。
アニメ「一休さん」の最終回はシュールだと言われる。お経が流れ、一休さんがひとり去っていく場面がラストシーンになっている。
ここで、ゲストは、「怖い」とか「やめて~」なんて声を上げる。
そして、「フランダースの犬」の最終回で、ネロが死ぬ場面では、賛美歌が流れ、天使が舞い降りる。そこでお決まりのようにゲストが涙を流す。
一言、「お経や坊主が怖くて、なぜ賛美歌や天使が美しいのか!」
日本的なもの(ここでは仏教的なもの)は怖いものなのか?
「欧米文化」が必要以上に「美化」されていて、これが日本人の頭にしっかりと刷り込まれている、証拠だ。

⑤旅館に行くと、「こういう額縁の裏にお札が貼ってあるんだぜ」とかいう人がいる。お札が貼ってあると、その部屋で不幸があった印だというのだ。
おかしなことを言う。
お札=幽霊になっている。
お札は幽霊を近づけないものじゃないのか。反対だよ。お札自体が怖いものになっている。
ここに刷り込みがある。
寺や神社は怖いという「刷り込み」がはびこっている。古い、寂しい、おまけに霊が出る、という。
逆に、教会は賛美歌があって、ステンドガラスで綺麗、美しいという。
寺のお墓は「肝試し」で、外人墓地はデートスポットだって。
何なんだろうか。
寺・神社(日本文化)はマイナスイメージ、教会・西洋建物(欧米文化)はプラスイメージを植え付けられている。

⑥昔、同級生が大学受験し、キリスト教系大学と仏教系大学に受かった。
キャンパスにチャペルがあって「欧米風」の雰囲気が良かった、という理由だけで、キリスト教系大学に入学した。
だが、教会のある本校に通ったのは、ほとんどなくて、通学したのは地方の校舎。しかも、時代遅れの「マルクス経済学」を仕込まれた。
安易な考えだったといま後悔している。
欧米崇拝主義はどこにでもある。

⑦アニメ「戦国BASARA」を見た。伊達政宗が「英語」をしゃべっていた。きっと「英語」をしゃべるとカッコいいという記号なのだろう。
もし、伊達政宗が外国語をしゃべるとすればきっと「ポルトガル語」か「スペイン語」だ。
説明はめんどくさいので省く。

英語崇拝主義の現れだ。

東国原知事があの騒動後に会見をした。
「2009年8月14日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を開き、衆院選をめぐる自民党からの「出馬騒動」を振り返った。知事は「行動が早すぎた」「首相になるためには、もっと英語を勉強しないといけない。まだ早い」などと、当分国政は目指さない姿勢を改めて示した。」

相変わらず「首相になりたい」といっている。(ここは、笑うところですよ)
そしてその第一歩に「英語を学ぶ」って。(問題はそこじゃないのに)
英語ができれば首相になれると思っている。
きっと英語=国際人という思考なのだろう。

以上7つ話題をつなげてみました。
私は別に「英語教育」「欧米文化」すべて排除しょうという思想を持っているわけではない。
「朝青龍マレビト論。」や「渡辺千賀の「日本はもう立ち直れない」と忌野清志郎と小室哲哉」などの記事で書いたように、「外国から良い点を吸収し(マレビト論)、日本固有の文化と混じり合ったとき生まれたものが『日本ブランド』で、これは世界中どこにもないオリジナルの文化となっている。これが日本文化の特長である。」と考えている。 (司馬遼太郎はこれを何でも吸収して自分のものにするから「胃袋の文化」とか言ったものをどこかで読んだことがある。)
ただここで大切なのは、「自分」を見失なわないことだ。他人の言動に「自分」が左右されないようにしっかりと「自分のモノ」をしっかりと持っていなければならない。そうでなければ、他人は「自分」をなんでも言うことを聞くロボットだと思われるからだ。
この「自分」という箇所を「日本」に当てはめ、「他人」をアメリカでも中国でも何でもいい「外国」に当てはめれば分かりやすい。この大切にしなければならない「自分のモノ」というのが「自国の歴史であり、文化であり、母国語・言葉(日本語)である」ということです。

最後に一言。
「自国固有の歴史文化を慈しまなければ、いつしか外国の文化に浸食され、いつしか国を失う」
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消えた二十二巻

Author:消えた二十二巻


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