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物語を物語る

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新田一族ニュース、「新田義重と寺尾城」読売新聞から。

物語を物語る

平成21年12月5日 読売新聞 群馬版から。

茶臼山城跡住民が説明板設置
高崎市寺尾町に、戦国時代まで約400年間存在したとされる「茶臼山城跡(ちゃうすやまじょうせき)」がある。団地造成などで長く忘れられていた山城とその歴史を知ってもらおうと、地元住民らが説明板をつくった。6日には現地説明会が開かれる。 文献によると、茶臼山城は、鎌倉時代に源(八幡太郎)義家の孫で新田氏の祖である義重が居城にし、南北朝時代には、新田義貞の弟、脇屋義助が城主となった。戦国時代には、武田氏の史料「甲陽軍鑑」に鷹ノ巣城として登場する。
 現在の城跡は、茶臼山山頂(標高168メートル)に本郭や、堀や戸口(出入り口)が確認できる。かつては、自然歩道コース上の名所として紹介されていたが、昭和50年代に茶臼山南側の丘陵を切り崩し、城山団地が造成されたことで分断され、人々の記憶から忘れられていった。
 説明板は、4年前に団地の住民らでつくった歴史サークル「考楽会」が史実を調べ、現地踏査するなどして、1年がかりで完成させた。市が費用を援助、城の歴史を説明するものと、堀や戸口の場所を示す看板などを11月9日までに設置した。
 同会の木村晃事務局長(66)は「自分たちの住んでいる場所のすぐ隣に、新田義重のような武将が住んでいたなんてすごい。みんなに見てもらいたい」と話している。

この茶臼山城が、一体どういったものかと思って検索してみると、「寺尾城は高崎市南部の丘陵地帯で、寺尾上城(乗附城)、寺尾中城、寺尾下城(寺尾前城、山名城)鷹ノ巣城(茶臼山城)からなる城砦群である。」http://castle.slowstandard.com/10kanto/17gunma/post_800.htmlとの記述があって納得した。
寺尾城は「新田氏」にとって因縁のある場所である。1180年、源頼朝は平家追討の兵を挙げたが、そのとき新田義重へ参陣するようにとの要請を度々出した。しかし新田義重はこれに応じず、「われら新田氏こそが源氏の嫡流だ」として、寺尾城に籠って兵を集めたのである。平氏でも源頼朝勢力でもなく、第三勢力を築こうとした。しかし、結果は、源頼朝が平家に早々と勝って関東を制圧、これにより新田義重の野望も砕かれた。やむなく頼朝の軍下に入るが、時すでに遅し、新田氏は辛い立場に…。これが新田氏が鎌倉幕府において冷遇される切っ掛けともなっている。それに対して、足利氏はこの時、頼朝の軍に参陣し、うまく取り入っていたから、優遇された。この新田氏と足利氏の差が、後年の義貞、尊氏の時代に大きく影響していくのだ。(詳しくは、「東毛奇談」第2章 2で。)
この寺尾城は、太田市新田説もある。あの「新田乃庄」の側に石碑がある。
新田乃庄 「寺尾城跡」「新田乃庄」ホームページから。

ちなみに、新田義重追善の寺として建立されたのが、太田市の「子育て呑龍」こと「大光院」だ。徳川家康が新田源氏を名乗ったため、その始祖である義重を祀った。
新田義重 墓大光院にある「新田義重の墓」
この辺りは詳しくは「東毛奇談」で書きました…。
また、寺尾城といえば、南朝方の尹良親王や新田一門の話がありますが、これは後の機会ということで…。

さて、新田義重の開発した新田荘は、(合併前の市町村名で) 群馬県の太田市、新田町、尾島町、藪塚本町、桐生市、境町、新里町、玉村町、笠懸村、東村、埼玉県の深谷市、妻沼町にまで及ぶ。このほかに、山名郷(高崎市山名町)、八幡荘の里見郷(榛名町)、豊岡郷(高崎市豊岡町)、寺尾郷(高崎市寺尾町)に所領があった。北方の高崎市周辺には、寺尾城を中心とした新田氏の一大拠点があったというのが分かります。

これ地図で見ると、新田氏の所領は広大だということが分かる。
それにこういう新聞記事を見ると、やはり必要なのは、「新田」を冠した地名だとつくづく思う。
ということで、「新田市」を誕生させる会。歴史ある「新田」の名を地名にしょう!」の記事を再び。
大きな声で叫びます。歴史ある「新田」の名を地名にしょう!

ついでに、太田市の現状の記事のまとめ
「地図を眺めて胸躍る。各地に新田一族の名前が!」
関連記事①、 
関連記事②
『太田女子高から足利女子高へ「挑戦状」 現代にも残る「新田vs足利」』
『NHK大河ドラマの痕跡はどこにある? 「太田市」と「足利市」と「新田荘歴史資料館」』
「斎藤佑樹君は新田源氏の生まれ変わりか?」
国宝・武人埴輪の故郷はそこではありません。 歴史・文化遺産の放置は本当に許せない!
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