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「コボちゃん」を教材に使う塾と藤原正彦の「国語教育絶対論」

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平成21年12月13日 フジテレビ 夜9時放送の「エチカの鏡」でこんな放送があった。
番宣記事

TV初日本語脳英才教育SP4コマ漫画で能力開花 全教科成績UP秘国語脳トレ問題で辻希美崩壊
  ○国語専科教室・工藤順一 今回はいきなりタモリを始め、荒俣宏、勝俣州和、山本博先生、辻希美に原稿用紙が渡される。果たして何を行うのかと思いきや、今回は読むこと、書くことを教える国語専科教室なのに、麻布中学など有名中学にどんどん合格者を送り込んでいる教室を紹介。そこで行われている漫画「コボちゃん」を教材にした作文や、日本語力を高めるための様々な質問が展開される。

お~こんなところで「コボちゃん」が!
コボちゃん TV

有名私立中学校に多くの子どもを進学させているある塾では、マンガのコボちゃんを読ませて、それを文章に起こさせるという勉強法を行っているという。
またただひたすら本を読ませることといった指導法も紹介していた。
要は、日本語力を上げることが、学力をアップさせ、すべての教科の成績が上がるといったものだった。
「国語力の向上」、これに勝る勉強法はないということでしょう。

これはまさに藤原正彦さんが常々言っていることではないですか。
藤原正彦著「祖国とは国語」(新潮文庫)から一文引用。
藤原正彦 祖国とは国語
この本の「国語教育絶対論」から

国語はすべての知的活動の基礎である。情報を伝達する上で、読む、書く、話す、聞くが最重要なのは論をまたない。これが確立されずして、他教科の学習はままならない。理科や社会は無論のこと、私が専門とする数学のような分野でも、文章題などは解くのに必要にして充分なことだけしか書かれていないから、一字でも読み落としたり読み間違えたりしたらまったく解けない。問題が意味をなさなくなることもある。かなりの読解力が必要となる。海外から帰国したばかりの生徒がつまずくのは、数学の文章題である。読む、書く、話す、聞くが全教科の中心ということについては、自明なのでこれ以上触れない。
それ以上に重大なのは、国語が思考そのものと深く関わっていることである。言語は思考した結果を表現するにとどまらない。言語を用いて思考するという面がある。 <中略> 言語と思考の関係は実は学問の世界でも同様である。言語には縁遠いと思われる数学でも、思考はイメージと言語の間の振り子運動と言ってよい。ニュートンが解けなかった数学問題を私がいとも簡単に解いてしまうのは、数学的言語の量で私がニュートンを圧倒しているからである。知的活動とは語彙の獲得に他ならない。<中略> (日本の危機の一因は、)教養の衰退であり、その底には活字文化の衰退がある。国語力を向上させ、子供たちを読書に向かわせることができるかどうかに、日本の再生はかかっていると言えよう。……

まだまだ続きますが、これは名論だと思いますので、是非一読を。
あとは、過去記事 「ブラジル人学校設立」と「藤原正彦」
「デマ、噂の真相」その6  「英語特区」と「国家の品格」と「新田と書いてニッタと読む」など。

さて、「コボちゃん」ネタも当ブログでいくつか書いてました。
ただ面白いということだけではなく、思わず「おっ」感心するくらい展開もあって、4コマ起承転結という構成もハッキリしている。(最近はこういったしっかりした起承転結のない4コマ漫画も多い) だからこそこれを塾の教材に使ったはずなのだ。(これを選んだ人はセンスがいいな~。)
家の娘は小2ですが、もう幼稚園のころから「コボちゃん」マニア。話は分からなくても見るむだけでも知識を得ていたようだ。「言葉」や「語彙」や「お話の流れ」、そしてどこが面白いのかという「ギャグセンス」までもこのマンガから得ていた。
過去記事
娘が始めた変わった趣味……「コボちゃん」
子供の才能って様々。「五輪の口パク事件の少女」と「コボちゃん」

数冊だったコボちゃんもいまは10冊以上
コボちゃんコレクション
この他に新聞の切り抜きスクラップブックも数冊あり。

ということで、今度うちの娘にも、「コボちゃん作文」をやらしてみよう。
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