スポンサーサイト

物語を物語る

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

何度でも言う、学校の授業に「日本文化」を!

物語を物語る

http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-696.htmlからの続き。
読売新聞の「教育ルネサンス・和文化を知る」シリーズが続いています。
学校教育に「日本文化」を取り入れた結果、いい傾向が現れている、というものを事例を織り交ぜ取材したもので、本当にいい特集なので、「日本の文化・歴史・伝統」に危機感を感じている人は是非読んでください。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20100119-OYT8T00219.htm
いま学校教育に「日本文化」の見直しの波が来ていることが分かりますから。

前のときは、第4回まで紹介しましたが、いま(1月27日現在)、第7回まで続いていました。
(すべて抜粋なので、全文は元サイトで)
第5回は「職人の技 学ぶ意欲刺激」


 専門のコースを設け、和文化を広く教える学校がある。
 専用の研磨機が据えられている。男女9人の生徒が作業台に向かい、高速で回転する研磨機に直径約16センチの平皿をあて、模様を彫っていく。
東京都立大江戸高校は、2004年、不登校の経験者や他校の中退者などを受け入れる都のチャレンジスクールとして江東区に開校した。午前、午後、夜間の3部がある定時制で、下町文化が残る地域の特色を生かそうと、当初から江戸の文化を中心に学ぶ「伝統・文化」のコースを設けている。
 前・後期制をとっており、江戸切り子は、選択科目「伝統工芸実践」の後期授業で学ぶ。前期はべっ甲細工を体験した。選択科目はこのほか、木彫や押し絵羽子板などの「伝統工芸入門」、和太鼓などの「邦楽」、「陶芸」「茶道・華道」「江戸切り子」などがあり、各科目とも2コマ連続で実践的な授業をしている。
 伝統工芸関連の授業では、学校の委託を受けたプロの職人が講師を務める。
 
 伝統工芸を目当てに、入学する生徒は、3年生の女子(18)は、「本物の職人さんに教わるなんて、普通は経験できない。この学校に来て、得した気分」と話していた。

 東京都教育委員会は、「国際社会で生きる上で、日本の伝統と文化を理解することは大切」などとして、05年からアニメなど現代文化を含めた「日本の伝統・文化理解教育」の普及を推進。独自教科として開設する学校に対し、講師への謝礼を支援しているほか、年間のカリキュラムや教材集などを作成し、導入の便宜を図っている。
 今年度は、高校や特別支援学校など都立46校が、「伝統・文化」を開設。将棋や紙すき、日本舞踊、津軽三味線など様々な実践がなされている。定時制課程での開設は、大江戸高校も含めて10校に上る。
 同校の岡昇校長(57)によれば、伝統・文化の授業には、生徒の好奇心や挑戦意欲を刺激する効果があるという。
 「生活との関連性を説明しているので、小中で学びに興味を持てなかった子も関心を持ちやすい。伝統工芸の授業では、ものをつくることで達成感が味わえ、前向きな気持ちがわいてくる」という。
 伝統工芸を体験し、将来の目標を定める生徒もいる。
 江戸切り子を受講する、3年の男子(17)は、「手元に作品が残るので、うれしい。将来はぜひとも工芸の道に進みたい」と話していた。

 記者の関仁巳さんは「伝統・文化が行く道を照らし、生徒たちは前へ進む。」と結んでいる。視線が実に優しい。いいですね、私もそんな学校に行きたかった、そして私の娘もそんな学校に行かせたい。

第6回目が「華道・茶道通し国際理解」
 国際化という文脈の中で、伝統文化を学ぶ。

 1分間の沈黙の後、華道の授業が始まった。講師の説明を聞きながら、生徒たちが、慣れた手つきでマツやセンリョウを順番に生けていく。東京都中野区の女子校、東京文化中学・高校で、中学2年の授業を見学した。
 全授業で行われている1分間の沈黙は、初代校長の新渡戸稲造(1862~1933年)が国際連盟の事務次長時代、様々な宗教の国が参加する国際会議の際に行い、会議効率を高めたことに由来する。同校では、こうした精神のもと、日本の伝統文化体験と異文化体験を両輪にした、国際理解教育を実践している。

 きっかけは、「これからは国際化の時代」として、1978年に始めた希望者対象の海外語学研修旅行。新渡戸が校長在職中に病死したカナダで、夏休み中の3週間を過ごし、ホームステイなどを体験するというものだ。そのお礼のパーティーで、生徒たちが茶道や書道を披露したところ、ホストファミリーがとても喜んでくれた。以来、国際交流には日本の伝統文化が不可欠だとして、教育に取り入れている。
 現在、華道は中2で、茶道は中1で、いずれも週1回、総合学習の時間を利用して教えている。また、中学の音楽で三味線を学習し、中高で、江戸時代から伝わる思いやりのある所作、「江戸しぐさ」を学ぶ時間もある。
 2003年度からは、カナダを訪ねる中3の修学旅行を実施。生徒たちは、書道やよさこいソーランなどを披露する。国内大学の外国人留学生を招いて話を聞く会などもある。「日本との文化の違いが分かるから、外国の人と話すのは楽しい。来年の修学旅行も楽しみ」などと中2の生徒たちは話す。
 「違いを認め合う心」を新渡戸は大事にした。その精神は、14歳の少女たちにも確かに受け継がれているようだ。
京都市左京区のノートルダム学院小学校では、2001年度から、全校生徒が茶道を通じて礼法を学ぶ。カトリックの同校とは意外な取り合わせだが、「茶道のおもてなしの心や感謝の心は、キリスト教の精神に通じる。日本文化を知ることは、日本人として国際社会で生きていく上でも大事」と行田隆一教頭(55)は話す。

 国際理解教育 国際平和の実現のために、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)が提唱。1953年発足の「ユネスコ協同学校計画」(現ユネスコ・スクール)に文部省(当時)が参加し、日本でも次第に広まりだした。2006年改正の教育基本法は、「伝統と文化の尊重」とともに、「他国の尊重」「国際社会への寄与」を教育目標のひとつに掲げる。

記者の関仁巳さんは「宗教を超えて、和の心が広がる。」という言葉でしめくくっている。確かな視点だ。「国際交流」「グローバル化」などのために「英語教育重視」などと唱える人もいるが、まずは「日本文化を知る」ことが国際交流の基本となるという点を忘れなるなないでほしい。
関連記事 「ブラジル人学校設立」と「藤原正彦」
身近な出来事で「亡国論」!?

第7回が、近所の「師範」が教師役

地域をあげて、和文化教育を実践している。
「豊かな心」の育成を目標に、静岡県島田市では昨年度から、市立の全小・中学校がそれぞれテーマを決めて、和文化教育を実践している。
 研究指定校の一つ、市立島田第二中学校では、2年の11月から3年の10月まで、木曜午後の総合学習の時間をすべて「和文化学習」の時間にあてている。生徒は、「日本舞踊」「琴・三味線」「詩吟・尺八」「陶芸」「お茶」「剣の心」「紙」「筆」の8講座から一つを選択し、1年間、継続して学ぶ。

 尺八、詩吟など、教員だけでは教えられない5講座には、地域の人材を活用。現在、山田流の琴の師範ら14人が外部講師として授業を支える。
 華やかな雰囲気に包まれていたのは武道場。日本舞踊を学ぶ女子14人が、扇を手に舞っていた。2室ある音楽室では、琴・三味線を選択する32人が、琴と三味線に分かれて練習していた。
琴を学ぶのは、すべて女子。床に座り、1本ずつ自分で調弦し、ほぼ楽譜に頼らず曲を演奏していた。隣の部屋では、男子も参加し、三味線を合奏。音程をはずす生徒もいたが、それでも最後まで手を止めず、目は真剣そのものだった。
 昨年秋、和文化学習の講座を終えた3年生は、次のように感想を述べている。
 「練習するほど感覚がつかめ、充実感があった」「集中してものを作る楽しさを知った」「和文化は気を和ませ、落ち着かせてくれる
 同じく研究指定校の市立島田第三小学校が重点的に取り組むのは、「美しいしぐさ・ことば」の習得だ。呼吸を意識しながら丁寧にお辞儀をする「三息の礼」を全校で実践。職員室に入る時は、必ずクラスや氏名を名乗り、出る時もきちんとあいさつをするよう指導している。
 授業では、1年生に俳句創作、4年生に落語の実演などもある。13あるクラブ活動は、「焼き物」「大正琴」など、すべて和文化がテーマだ。
和文化教育には、学校と地域の交流を促進する狙いもある。同小のクラブ活動も、地域の人たちがボランティアとして支えている。

 記者の関仁巳さんは「和文化が、町の代名詞になる日は近いかもしれない。」と一文を寄せている。そうなることを私も望みます。「和文化教育には、学校と地域の交流を促進する」まさにこの通り。

わたくし何度も言いますが、学校教育に「日本文化」を、これがこの国を建て直す重要な骨格となると、信じて疑いません。
前の記事「市川団十郎が事業仕分けで文化事業費が削られて激怒した件」などとつながってくることと思います。

三島由紀夫ではないが「国を守るには、日本の文化・伝統・歴史・(皇室)を守る」しかない。

普段はそんなこと意識していない歴女もオタクもサラリーマンも……。
関連記事日本人はなぜ「神社」に行くのか

 
スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

«  | HOME |  »

カスタム検索




FC2ブログランキング


すみません…、只今コメ返しをしておりません。しかし、しっかりと読んでおります。こんなわがままなサイトですが、気が向いた方は、どうぞ書き込んでください。

FC2ブックマークに追加

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

Wikipedia
developed by 遊ぶブログ
物語を物語る
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ --年--月 --日 (--)
  ├ カテゴリー
  |  └ スポンサー広告
  └ スポンサーサイト
物語を物語る
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ 2010年01月 28日 (木)
  ├ カテゴリー
  |  └ 日本文化
  └ 何度でも言う、学校の授業に「日本文化」を!
by AlphaWolfy

消えた二十二巻

Author:消えた二十二巻


全ての記事を表示する




このブログをリンクに追加する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。