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物語を物語る

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私は、「国母選手」より「ホリエモン」とか「河野太郎」とかの方がヒドイと思う。

物語を物語る

もういいやと思っていたが、 この話題について。

服装の乱れやもの言いで議論を呼んでいたバンクーバー五輪、スノーボード・男子ハーフパイプ代表の国母和宏選手(21)が2010年2月18日、決勝に進出したものの、8位に終わった。

この日のテレビのワイドショーを見ていたが、「母親が『至らぬ息子で御免なさい』とインタビューに答える」とか、「難病の友人のために募金活動」とか、「地元取材ではいい青年だった」とか「年上女房、学生結婚で話題豊富」といった話をさんざん放送していた。
「服装の乱れ」国母和宏の一件に見る擁護派の思考。で前回書いたことだが、「オリンピック」で国民が期待しているのは、「物語」「グッド・ストーリー」である。
国母選手には「逆境をはね退けた」「オレ流貫いてメダル獲得」「どうだ、見たか! 腰パンパワー」とかそういったタイトルが紙面を飾って、「悪役」から一気に「英雄」へというドラマを期待していた。2日くらい前から、「バッシング」から「擁護」へと世間の流れがあり、国母選手物語は「復活」「逆境を覆す」という筋書きの「物語」となるはずだった。そんな劇的な「ドラマ」があることをオリンピックに求めているのだ。
だからこそ、マスコミやネットで盛り上がり、どんどんハードルを上げていったのだ。

だが、結果は……。
「勝てばいいんだよ」「結果を出せば文句は言わせねぇ」という話にもならなかった。

ここまで、メダルの獲得数は少ないし、場つなぎとしては十分話題作りに役だったと、マスコミと思っているでしょうが。(こうやって、世論はマスコミに作られて行くんでしょうね)

あと、気になったことが一つだけある。
それは、河野太郎のブログで書かれた「ルールと価値観」という題名の国母氏の擁護論だった。
http://www.taro.org/2010/02/post-716.php
これは酷い。ホリエモンの記事と双璧を成す。
擁護すること、批判することは、別に構わない、それは各個人の考えだから。またそれをネットに載せようと、公式の場でしゃべろうと一向に構わない。どんどん発信していくべきだと思う。過去記事
だが、これはどうも気に入らない。なにかどうも論点がズレているような感じがするからだ。(特に最後の自分の話は意味が通じない。)
ここでも、謝罪会見にあまり触れていない。
擁護派の多くが、服装の乱れについて述べ、それは価値観の違いだからとか、注意しない周りの大人が悪いとか、マスコミが騒ぎ過ぎとか、ピーコはあのファッションはおかしくないと言っていたとか、そんな論議になってしまう。会見の件は一端外して、なんて言う人もいる。
これは、ホリエモンもそうだが、服装の乱ればかりを注視し、なぜこの件がこれほど大きくなったのかという点を見ていない。何度も言うが、この件は明らかに「あの謝罪会見」の不味さに問題があったのだ。何か不祥事が起こり、謝罪会見をしたりするが、それがかえって事を大きくしていることが多い。

例えば、トヨタのリコール問題の社長の会見、小沢一郎の天皇陛下異例会談の時の逆ギレ会見、朝青龍問題の高砂親方の会見、故中川昭一さんの会見、船場吉兆の腹話術会見などなど、事が起こった後の対応の拙劣さが、事態を悪化させている件はいくらでも上げることができる。

「謝罪会見」をするときに必要なのは、真摯な態度。
そのとき、当事者が「不謹慎な態度」を取るようなことになれば、まさに火に油を注いでいる状態となる。
今回の件もあの時「すいませんでした」と真面目に謝れば済む話だったろう。
大人とは、腹では「何だよ、うるせ~な」と思っていても、表向きは「ほんとに申し訳なかった」と言うものだ。
社会人となり会社にいけば、そんな場面の連続だ。
「この頭は何に使うか知ってるか? (頭は)使うためにあるんじゃなくて、下げるためにあるんだ」と会社の上司が言っていたという話を聞いた。

「オリンピックで人生を変えるつもりはない」と国母選手は豪語していたらしいが、逆の意味で彼の人生に今回のオリンピックは影響を与えたといえるだろう。

今回の件では、「ホリエモン」や「河野太郎」など、私の嫌いな人々が擁護派に回っていた。しかもその論理たるやお粗末と言える。彼らは「服装が乱れていてもいいじゃないか」「それを許さない社会が悪い」といった論理で、最後には、自分らの話を持ち出して「自分を擁護」している。これが「自分勝手」な話の連続だ。読むに堪えない。
彼らは十分に大人であり、社会的にも立場がある人なんだから、もう少しは「大人の意見」を聞かせて欲しい。これでは「2ちゃんねる」の方が余程まともな話が聞ける。
私は、国母選手よりも、こういったトンチンカンな意見を言う人(しかもこうした有名人や政治家)の方が問題だと思う。



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Comment

[221]
>今回の件もあの時「すいませんでした」と真面目に謝れば済む話だったろう。
大人とは、腹では「何だよ、うるせ~な」と思っていても、表向きは「ほんとに申し訳なかった」と言うものだ。
社会人となり会社にいけば、そんな場面の連続だ。
「この頭は何に使うか知ってるか? (頭は)使うためにあるんじゃなくて、下げるためにあるんだ」と会社の上司が言っていたという話を聞いた。

社会人?
よく聞く用語だけど、会社で働いてるのは会社人でしょ。
別に学生だろうが無職だろうがフリーターだろうが、社会の一員なんだから。
悪い事してないと思っても、大事にしないために謝るべきだって考え、おかしくないか?
自分で悪いと思ったら謝るべきだし、そうじゃないなら徹底的に主張するべきじゃないの?
この問題のが大きくなったのは、多数派に属さない考えや行動を寄ってたかって批判して、それを正そうとする日本社会特有の同調圧力が原因でしょ。
[222] 名無しさんコメありがとうございます。
名無しさんコメありがとうございます。

この記事の中で、まさかこの部分に食いついてくるとは思いもよらなかった。
実は、この部分は、ラジオで聞いたもの。同日の文化放送の吉田照美とニッポン放送の人が同じようなエピソードを言っていて、それが印象に残ったので書き起こしたものです。まあ「大人」の対応という意味合いといった程度のものだ。
たぶん、あなたはそんな場面に出くわしたことない「社会人」なのでしょうが、これは別に会社といわず、世の中ではそういう場面の連続です。それにこれは別に「日本」だけに限ったことではなく、世界中どこにいっても「人と人との関わりにおいて」発生することだ。(こんなことを一々説明すること自体が面倒くさい)

「同調圧力」という言葉を使う時点で、この方がどういった「志向」を持っているか大体想像できますが、なぜかこういう思考の方はこういった現象が世の中で起こると「日本特有の島国根性だ」「魔女狩りだ」的な発想するのだが、私にはそこが大変興味深い。
一番笑ったのは、この問題で「日本には民主主義がない」といった論理で話を進める人々が多くいることだ。(「国母 民主主義」で検索すれば山のようにでてくる)
こんなことで「民主主義」を持ち出すとは、「民主主義」ってそんな軽いものじゃないはずだ。
つまり、こんな思考をする人を嘲笑しようというのが、この記事の本意だ。
だから、「国母選手の服装」がどうのこうのといった話を問うのではなく、これをネタに自分らを自己弁護する「ホリエモン」や「河野太郎」らの「言説」を問題視しているのだ。(だからこそタイトルが「私は、「国母選手」より「ホリエモン」とか「河野太郎」とかの方がヒドイと思う」となっている。)
それに上記をよく読んでもらえば分かるが、私が批難しているのは、こういった結局「それを許さない社会が悪い、いや日本のシステム(風土・お国柄など)が悪い」という論陣を張る人々にだ。
大概が、日本人は同調圧力に弱い→だから民主主義が成り立たない→劣等民族だ→(朝青龍や国母問題)で声を上げるのはイジメだ、下等人間だ。そんな論理展開だ。

だからといって「変だと思ったら声を上げることをやめてしまってはいけない、というのはいつも当ブログで書いているところ。

大体、名無しさんのコメにも、「悪い事してないと思っても、大事にしないために謝るべきだって考え、おかしくないか?自分で悪いと思ったら謝るべきだし、そうじゃないなら徹底的に主張するべきじゃないの?」とあるが、私も「自分の意見が大事だと思うから徹底的に主張している」わけだ。
名無しさんも自分の意見が正しいと思って、「お前ヘンだよ」と思ったからコメント入れたわけでしょう。
ならば、こういった意見を言い合う場に「日本人の同調圧力」なる論理でもって意見を封鎖するようなことはやめるべきだ。
「多数派に属さない考えや行動を寄ってたかって批判して、それを正そうとする日本社会特有の同調圧力が原因でしょ。」とあるが、この現象を全て否定的に捉えてはいけない。社会の浄化作用が失われた今、ネットによってそれが行われている。(マスコミはそれに追随しているだけ)
まあこの辺りは、何度か書いているし、説明するのも面倒なので、そちらの記事でも読んで下さい。(ただし文章も考えもまとまっていませんが…)

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