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物語を物語る

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ワールドカップ日本代表のいい話とこれから「佑」の字が流行るんじゃないという話。

物語を物語る

ワールドカップについてのいい記事を産経新聞から。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/soccer/410186/

泣くな駒野! 長谷部「PKは時の運」、闘莉王「最高の仲間たち」
【プレトリア=白岩賢太】120分の死闘の後に運命のPK戦。パラグアイの5人目の選手が放ったシュートが決まり、日本のベスト8進出がなくなった。PKをはずした駒野友一(28)はうなだれ、チームメイトが肩を抱いた。田中マルクス闘莉王(29)は「最高の仲間たちとこの一瞬を味わえたのは誇りに思う。このチームはみんなの心にずっと残るチームだと思う」と胸を張った。
■遠藤の父「息子の泣く姿、初めて…頑張った」

 3番目にPKに臨んだ駒野が放ったボールはわずかに浮き上がり、クロスバーの上をたたいた。両手を頭の後ろに抱え、呆然(ぼうぜん)と立ち尽くした。チーム全員が天を仰いだ。センターラインの仲間のもとに戻る駒野を抱きかかえるように迎え入れたのは中沢佑二(32)だった。
 試合後、涙をこらえきれず、チームメートに肩を抱かれながら引き揚げた駒野。ピッチ上では、遠藤保仁(30)や大久保嘉人(28)も目を真っ赤にはらし、本田圭佑(24)は放心状態でピッチに突っ伏した。
 PK戦で勝負を決めたパラグアイのアエドバルデスも歓喜の輪から抜けだし、駒野に駆け寄り、何かを語りかけた。
 「PKは時の運。だれのせいでもない。それまでに決着をつけられなかった自分たちのせい」。ゲームキャプテンの長谷部誠(26)は、試合後の取材エリアを無言で後にした駒野をかばった。
 死闘だった。試合後、闘莉王は「僕らはすべてやった。最後の最後まで勝利を信じ、仲間を信じた。最高の仲間たちとこの一瞬を味わえたのは誇りに思う。このチームはみんなの心にずっと残るチームだと思う」と胸を張った。
 スタジアムで声援を送った日本人サポーターも非情な結末に泣き崩れた。ヨハネスブルク在住の島岡留美子さん(37)は「駒野選手を責める人なんてだれもいない。彼らの戦いぶりは、日本人がやればできるということを世界に示してくれた」と号泣した。
 観客席で遠藤のプレーを見守った父、武義さん(62)は「あいつが泣く姿なんて初めて見た。よっぽど悔しかったんでしょうね。でもよく頑張りましたよ」とうっすら涙を浮かべ、気遣った。

勝利を掴み取って咆哮し、歓喜する姿というのもいいが、死闘の末に敗北し涙する姿というのも、これまたいい。
どちらかといえば、私は敗者の涙にどうも心を動かされてしまうので、こういう劇的な展開(しかも残酷な悲劇)の方がずっと心に残ってしまうだろう。
そして、最高の一枚
駒野パラグアイのアエド・バルデスがPKを外した駒野選手に駆け寄って「お前が外したゴールは俺がスペインゴールにぶちこんでやる」と言ったらしい。これはいい話だ。Eバレト選手にも同じ様な写真があった。http://twitpic.com/214knc(これマスコミでもっと取り上げてほしいな)

さて、日本代表の名前を見て気が付いたが、「佑」の字を使う選手が本田圭佑と長友佑都と中澤佑二の三人もいたことに気づいた。
日本代表メンバー23人中、3人の名前に同じ漢字が使われているのはかなりの確率ではないだろうか。
というのも、この「佑」の字はあまり使われないからだ。「すけ」であれば、「助」や「輔」「介」といった字が多く、「ゆう」であれば「裕」「勇」「優」といった字を当てられることが多い。実際、本田圭輔とか長友裕都なんて間違った表記も見かける。
なぜそんなに「佑」の字にこだわるかといえば、野球の斎藤佑樹も「佑」の字を使っているからだ。
この「佑」の字にこだわってみると面白いことなる。
「漢字源」から「佑」を引くみると…。
意味 たすける(たすく)。外側からかばってたすける。
類義 助 祐 佐
解字 右に原字は又(ユウ)で、みぎの手を示す。右は有と同系のことば。右手は物をかばって抱きかかえる役目をする。のち、右がみぎの意に専用されてので、佑の字によってかばって保護するの意をあらわすようになった。佑は「人+(音符)右(ユウ)」。
とあり、おもな熟語に「佑助」「佑命」がある。

四字熟語としては「天佑神助」があって、学研の「四字熟語辞典」を引いてみると。
意味 思いがけない偶然によって助けられること。
注釈 天の佑(たすけ)と神の助けの意から。「神佑天助」ともいう。
例文 日本は神国だから、必ず天佑神助があると言われたものだった。
と書いてある。
三省堂「新明解四字熟語辞典」 では、
天佑神助
意味 …天や神の助け。ご加護。また、偶然に恵まれて助かること。▽「佑」は助けの意。「佑」は「祐」とも書く。
句例…天佑神助をあてにする
用例…「 神州日本は不滅なのだ。必ず天佑神助があるのだ。おれが約束する。必ずあるのだ。」<開高健・青い月曜日>

W杯での本田圭佑や長友佑都や中澤佑二の活躍をみると、上の用例が恐ろしいほどそのままあてはまるではないか。まさに「佑」の字に秘められた力を存分に発揮されている。
名前には本人に託された運命や宿命を持っていると、姓名判断の本などに書かれているが、こういうのを見るとあながち嘘だとも言えない気がする。

その時代のヒーロー(最近はスポーツ選手)にあやかって自分の子供に名前をつけるというのが多いといわれるから、今年は本田圭佑や斎藤佑樹の「佑」を取ってつける名前がやたら増えるじゃないかと、いま勝手に思っている。
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