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フィギュアも日本文化!?

物語を物語る

平成22年10月24日付け、読売新聞から

「日曜の朝に」
最近“国宝”を買った。奈良の東大寺が所蔵している「誕生釈迦仏立像」。釈迦が生まれてすぐに7歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言った時の姿を表現したありがたい仏像だ。
価格は3500円。残念ながら実物ではない。東京国立博物館で開催中の「東大寺仏像」展に合わせて制作されたフィギュアなのだ。
高さ105ミリと、同展で展示されている実物の約5分の1のサイズ。これがよくできている。8世紀につくられた実物の柔らかな肉付きや金メッキのはがれ具合まで忠実に再現してあり、見ていて飽きない。実物に取材し、東大寺の監修も受ける念の入れよう。このフィギュア欲しさに同展を訪れる人もいるのだという。
小動物やアニメのキャラクターなどを精巧に再現したフィギュアは、今や海外にもファンの多い日本のお家芸。この夏、京都国際マンガミュージアム(京都市)で開かれた「フィギュアの系譜」展(現在、兵庫県県立歴史博物館に巡回)を訪ねた時も、多くの外国人客でにぎわっていた。
フィギュアの起源を古代の土偶にまでさかのぼる意欲的な内容。「自分の国にもミニチュアの人形はあるけど、塗装も含めてこれほど細かく作り込んだものはない」と、会場で出会った美術を学ぶフランス人学生は興奮気味に話していた。
江戸から明治時代にかけても、昆虫などを金属で細密に表現した「自在置物」と呼ばれる工芸品が海外の博覧会などに出品され、欧米の人たちを驚かせたという。その一部は、泉屋博古館分館(東京)で行われている「幕末・明治の超絶技巧」展でも見られる。
これら展示品やフィギュアの時代は違っても、細部まで手を抜かない真摯な姿勢が共通点。これぞ日本のものづくりの原点ではないか。それが海外で注目される「クール・ジャパン」の魅力にもなっている。博物館で買った“国宝”を眺めながら、そんなことを思った。(高橋直彦)

いいコラムですね。
日本の「フィギュア」も海外から見れば立派な「文化」だということです。

ギリシャで「写楽の肉筆画発見」というニュースが、読売新聞のトップ記事になったときでも書きましたが、日本では下に見られがちな文化も、意外に外国のファンやマニアによって守られていることもあるということです。昔でいえば浮世絵、今でいえばアニメ・マンガでしょうか。
そうなると、100年後くらい経ったとき、日本アニメのフィギュアが海外で発見されれば、これが上記の新聞記事のように扱われるかもしれない。(「平成時代の文化を知る上で貴重な発見」とか「これは当時の日本の学生が着ていたセーラ服というもので、資料価値が高いもの」とかそういったものになるはずだ。)

ただし、そのとき「かつて極東に日本という国があって……」などという説明文が付かなければいいのですが……。
数百年後、日本もチベットやウイグルのように「失われた文明」の一つになっていないことを祈るばかりです。

文化=国家、民族です。
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