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食っているつもりでも、結局は食い殺される、ギャル曽根

物語を物語る

人間の一生のうちで幸せの数は決まっているという。
この俗信は、広く信じられている。また、ちょっとしたこと、何気ないときにいったりする。例えば、自動販売機でジュースが当ったりしただけで、あー幸せが1つ減ったなんて言ったりする。
面白い迷信である。
では、人の不幸の数はどうだろうか。不幸となると数は決まってなくて、無限にあるように思える。
では、食べるという行為は、幸福だろうか。
食べているときの幸福感は何ものにも替え難いもので、決して不幸ではないはずだ。

というわけで、ギャル曽根である。
大食いをネタにして、テレビに出まくり、そのたびに大食いを披露する。番組に出ては食べる、中継先のレストラン、食堂で出されたものをすべて食べつくす。
もう、感心するというのを通り越して、こっちが気持悪くなるほどに食う。
そして「うーわーギャル曽根ちゃん、すごいねー」という声に「まだまだ、いけますよ」という会話が続く。この一連の流れは、もう彼女の芸風となっている。
完食することを暗に要求されているので、それに答えるようにギャル曽根は食って食って食いまくる。
笑顔を見せながら……。
では、ギャル曽根は食べるという行為によって、
幸福を得ているのだろうか?

人間の幸福の中でも、食欲を満たすということは、どんな欲望にも勝るだろう。
人間は性欲にも強い欲望を感じるが、性行為をしなくても生きていける。
「食す」ということは、人間が生きていくためにとても重要なことだ。

では、彼女は、食べることで幸せを感じているのか

最近の彼女を見ていると、どこか物悲しいものを感じる。
顔は笑っているが、その瞳の奥にはフォワグラを作るがちょうのように無理やり食わされているような、悲しい鳥獣のような姿が浮かぶ。まるで道化師のようにも見える。
私には彼女がテレビというメディアに踊らされているような気がしてならない。
「食え、食え」というシュプレヒコールに、「食う」という行為で応えている。
熱せられた鉄板の上でピエロが踊らされているのを、観客である視聴者が見て喜んでいるに過ぎない。
ただ他の人よりも多く食べるという特異な体質を、見て楽しむ感覚はどこかおかしい。
視聴者はどういう感情で彼女を見ているのか?
物を食う姿が美しい人がいる。また美味しそうな料理を食べているレポーターを見て、私も食べてみたいと思う番組は多くある。
でも大食いは違う。獣のように食い物を漁るギャル曽根を見て、よし私も大食いに挑戦しようなんて人はそうはいないだろう。
では、彼女に何を求めているのか。
すべては、貪欲から来ていると思う。食欲、性欲、金欲、現代人は欲望を必要以上に求めている。
大食いファイターというものが必要以上に、食欲を貪る姿に、人は何かを求めているのだろう。
欲を貪るという社会の風潮は、朝青龍や、勝ち組・負け組の記事の時にも書いた。
現代は欲望に執着し、多く手に入れた者を英雄視しているのだ。

だが、彼女に罪はない。彼女には欲を貪っている意識はないだろう。ただ食っているだけで、他人から喜ばれると思っている。それにただ応えているだけなのだ。
それを囃し立てて喜んでいるのは、テレビやマスコミ、現代人だろう。

ある人はギャル曽根を見ていった。「あんだけ食うんだから、糞もすげーだろうな」と。
ばかみたいな意見だけど、ここに真理があるだろう。
必要以上に食い、大量の排泄をする、これを繰り返す。
食えば出る、これ自然の法則。
貪り食っても、糞となって出るだけ、いくら欲望を満たそうとして、求めても結局は消えていくのだ。そうゆう意味ではお金も同じか。

数年あとのギャル曽根はどうなっているだろうか。
いまのようにテレビやマスコミに好奇な目で持てはやされているうちはいいが、それが長く続くとは思えない。
その時になって、ギャル曽根は本当に食っていけるのだろうか。

ギャル曽根は物を食いまくっているように見えるが、結局は世の中に食われているのである。



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