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物語を物語る

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いつの間にか、日本はアジア第3位。 このままでいいのか?

物語を物語る

かつて日本は世界第2位の経済大国といわれた。
日本国民も「米国に次ぐ大国だ」とうぬぼれ、思い上がっていた。
しかし、日本は、いまや中国に抜かれて経済世界第3位といわれ、各分野では韓国にも競い負けしているような状態であって、以前の活力はまるで見られない。
日本の凋落は経済のみならず、文化・教育・スポーツでも同様だろう。
2010年アジア競技大会の金メダル獲得の数そのものが、いまの国の勢いを表しているように思えてならない。
中国・199個、韓国・76個、日本・48個……。

日本は、中国、韓国の後塵を拝して「アジア第3位」に定着しようとしているのか。
そんな懸念を持って新聞記事などを読んでいくと、その思いを強くしてしまうのだ。

以下、ここ一週間の読売新聞で、そんなことを感じた記事を並べてみました。
12月8日

ミャンマー熱い「韓流」
【バンコク=深沢淳一】「韓流」ブームがミャンマーにも到来し、軍政下で経済が困窮する中で国民のささやかな楽しみになっている。
 若者は韓国スターのファッションをまね、中年女性はドラマに夢中だ。
 11月下旬には、韓国大使館など主催の「第5回韓国映画フェスティバル」でミャンマーを訪れた俳優のソン・イルグクさんと女優イ・ハナさんを一目見ようと、ヤンゴンの空港にファンが殺到する一幕があった。この模様は、普段は軍政関係の記事で埋まる国営紙も、写真を7枚も使い、2ページを費やして詳しく報じた。
 国営テレビは夜のゴールデンアワーに韓国ドラマを放映しており、「テレビが少ない農村部の人々も、韓国人俳優の名前は知っている。娯楽が少ないミャンマーで最も人気があるのは韓国ドラマだ」(地元記者)と言われる。
ヤンゴンには韓国ブランド専門の輸入衣料品店がある。他の店では25ドル~30ドルで買えるジーンズが50ドル前後するが、若者でにぎわっている。女子大生のチョ・チョさん(23)は、「服やヘアスタイル、メークをまねたい。韓国映画はファッションも注目して見ている」と話す。
KポップのCDもショッピングセンターで簡単に購入できる。「若者向け雑誌の多くは韓国のファッションを必ず紹介している」と女子大生のハイ・マンさん(19)。
親日国と言われたミャンマーだが、地元記者は「韓国の影響力が強まるにつれ、日本文化の存在感はミャンマーから少しずつ消えつつある」と指摘している。

読売新聞のサイトでは、前半部分しか掲載されていない。この記事の要は、「韓国の影響力が強まるにつれ、日本文化の存在感はミャンマーから少しずつ消えつつある」という部分なのに……。
それにしても、こんな小さな記事からでも、文化・芸能における日本のアジアの影響力は小さくなりつつあるというのがわかる。

 12月7日 文化面「記者ノート」から 

アジア大会 日本囲碁界に宿題
冷や汗ものの銅メダルだった。中国・広州で行われたアジア競技大会囲碁種目。日本代表は男子団体が3位決定戦で中国台北に3勝2敗で辛勝し、なんとか銅メダル1個を獲得した。
女子団体は4位、ペア碁は惨敗。日本代表チームの監督をい努めた大竹英雄・日本棋院理事長は帰国後、「胸を張って報告できる結果ではなかった。深くおわびしなければならい」と語った。10年後に国際棋選で優勝できる戦略が求められる。
囲碁は開催国である中国の要望で初めて正式種目として採用された。近年の国際棋戦の成績を見れば、中国・韓国の壁は当初から厚かった。日本代表は「金を狙う」として出発すたが、「複数のメダル」が腹蔵ないところだったろう。
大会が始まってみると、中国、韓国との意気込み、準備の差は歴然だった。両国は「国旗を背負って」という意識を隠さなかった。選手は選抜戦で決め、事前合宿も念入に行ってきた。専属のトレーナーもつけ、勝負のこだわりをむき出しにした。日本の合宿は1回だけ。国際棋戦のひとつというとらえ方があったことは否定できない。
終わってみれば韓国が金を独占。中国は銀が三つ。大会を通じて見えてきたことは、囲碁の文化性を大切にする日本と、勝負に徹する中国、韓国とのギャップが広がってきたことだ。
相手の時間切れを狙う作戦も見られ、大竹理事長は「囲碁に求めるものが違うことを強く感じた」と話した。
国際棋戦の比重が大きくなる中で、このギャップをどう考えればいいのか。
勝負を二の次にするわけにはいかない。そんなことはファンが許さない。主将として出場した山下敬吾九段は「勝負も内容もいい結果を残すしかない」と言う。
日本囲碁界として国際棋戦対策の具体的なビジョンを示す必要があるだろう。(岡崎裕哉)

これは興味深い記事。アジア大会で囲碁が競技になっているというのも驚きだが、韓国が中国を圧倒していることや、日本が惨敗だったということをここで初めて知った。
韓国・中国は、こういうところでも「国旗を背負って、という意識」を持ってくるのか。日本では、こういう意識を全面に出すと「変に騒ぎ出す人々」がいるから、国対抗では弱くなってしまう。

12月9日 経済面「EV始動(下) 電池開発 焦る日本。中国、韓国 国挙げて猛追」から。

「……今秋、電池業界に強い衝撃が走った。韓国のLG科学が仏ルノーに電池の供給すると発表したためだ。LGがルノーに提示した価格は「日本製の半値」(関係者)といわれ、「日産・ルノー連合はNEC製の電池を使う」との見方が覆された。LGは、米ゼネラル・モーターズ(GM)、フォードモーターなどへの供給も決めた。
日本勢は、高い技術を持ちながらも、欧米自動車大手との大型契約にこぎつけた例は少ない。
<中略>
イオン電池の世界出荷実績(今年7月~9月)は、サムスンが2四半期連続で世界首位となり、日本最大手の三洋電機を上回った。
韓国は15年までに電池を含む環境産業の育成に官民合計で40兆ウォン(約2兆8000億円)を投資する。これに対し、日本政府が環境関連の工場立地などの支援に配分した予算は09年~10年度合計で約1400億円にとどまる。
中国も猛追している。中国政府はエコカーや電池産業の育成に今後10年間で1000億元(約1兆2000億円)を投入するとみられ、携帯電話向けの電池メーカーだった「BYD」などの参入も相次ぐ。
かつて日本が優位だった半導体や液晶パネルでは、韓国や台湾に逆転された。EV用電池で「悪夢の再現」(経済産業省幹部)を避けるためには、「政府の全面的な支援、官民一体の戦略」を早急に打ち出す必要がある。

海外での競争に韓国や中国に競い負けしているというのは、これだけじゃないから、いまさら驚かないが……。新幹線しかり原発しかり。

今度は中国の教育。12月12日 編集手帳から

 国際学力調査(PISA)で上海は、読解力、数学的応用力、科学的応用力の3分野のトップを独占した。初参加でいきなりの「三冠」である。なのに地元メディアの評価は驚くほど冷静だ◆政府系の新聞は<冷静に『1位』を考える>の見出しで、「得意になるのではなく、弱点を克服して改革を進めよ」と記者が書いた。大衆紙も<必ずしも誇るに値しない>との題で、「知識教育、受験教育の結果にすぎない」とする大学教授の話を紹介した……。


12月12日 コラム「地球を読む」山崎正和の一部を抜粋から

阪大総長が中国の一流大学を訪問したさい、学長から受けた打診は衝撃的だったという。要は日本の大学から教授を招聘したという話だが、先方の求めは即戦力的な応用科学の学者ではなくて、数学や物理学など基礎科学の研究者だというのである。当の学長は国家の文教政策にも影響力の強い人物だというから、中国の知的建国の百年の計は端倪すべからざるものがあるといえよう。

中国は、日本の明治時代の「国家百年の計」を目指している。現代日本の繁栄は、明治時代から教育政策の積み重ねがその礎となっているのは明らかである。
12月11日 ノーベル化学賞受賞者 根岸栄一氏と鈴木章氏、野依良治氏の対談が掲載されていたが、これを読むとよく分かる。
その中から鈴木氏の弁から

個人的な意見ですが、ノーベル物理学賞、化学賞が最近目立つ背景には、科学、教育を大切にしてきた明治政府の国家的なサポートがあったと思います。江戸から明治になって、富国殖産の掛け声のもと科学技術を整備しました。中国、韓国が今、科学技術の振興に力を入れていますが、そう簡単に達成できるものではない。
日本の10倍の研究者がいる中国が、日本の10倍のノーベル賞をもらえるわけではない。これは決してレベルの低いという意味ではなく、科学技術の発展には、時間とお金がかかるということです。だからこそ、日本はいま科学技術を大切にする雰囲気を作り出さなければならない。


中国や韓国が国を挙げて、文化・教育・スポーツ・科学技術に力(カネや人)を注いでいる。
一方、日本はどうか?
「世界は、科学技術こそが国力の源泉であるという共通認識があり、競争の時代である」と野依良治氏と語り、具体的な数字を挙げて現政権を痛烈に批判しています。
愚かな民主党政権は、事業仕分けといった悪行で、文化事業や科学技術予算を削り、結果、国の活力を失わせてしまった。

数百年後、歴史を振り返ってみて、これが日本の衰退の一因であったと気付くのだろうか。だがそれではもう遅いのだ。そのとき中国や韓国(朝鮮)が、百年の計を持って繁栄を築いているだろう。

このまま日本が「アジアの第3位」の位置に甘んじていれば、いつしか経済にみならず、文化も領土も失うことになる。
そんな危機感を持っていなければいけない。

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