スポンサーサイト

物語を物語る

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東日本大震災で思うこと。 「自粛ムード」反対する人たちって

物語を物語る

前回記事

ガソリンがない。
大型の給油所に朝の5時から並んだ。その時、すでに50台以上の長い行列があった。聞けば、前日の深夜から車中で待っていた人もという。
朝8時の開店予定。そのころには数百台の車の列ができていた。
パトカーも来て、道の端に寄せるようにとスピーカーから指示が出る。
まるで大型ショッピングセンターか何かの開店前のような混雑だった。
ただ、違うのは、そこに並ぶ人の顔が、寒さと疲労の色が滲んでいることだった。
さて、そろそろ8時というころ、給油所の従業員が「本日は営業致しません」というプラカードを持って現れた。
何と、早朝から並んでガソリンが入れられない。
お客の中には、その従業員に詰め寄る人も出て、一部が暴動状態に。
ただほとんどの人は溜息を吐きながら諦めて帰る。被災地の方々思えばこの位は仕方ないと思って……。

従業員いわく、本日どころかいつガソリンが入荷するか分からない状態とのこと。
元々、ガソリン自体が出回っていないのだ。
近隣の他の給油所も同じような状態で、そもそも店が開いていない。
他の地域の情報を求めたが、どこも同じようであるという。
そう、どこにもガソリンがないのだ。

災害時において、地方都市での問題は、ガソリンだということが分かった。
交通網のない地方では、自動車がなければ生きていけない。(都会では分からないかもしれない。これは地方に住む人でなければ分からない現実的問題)
食料や停電の方ばかり報道されているが、いま一番の問題はこれではないだろうか。


さて、流通業に身を置いていると、今回の震災のことについて各方面からいろんな話を聞く。
ベンダーや問屋、営業の方から聞くと、事態はななり深刻のようだ。
あの一流企業の工場が動いていないとか、超有名企業の物流システムが崩壊しているとか、品物はあるが物流トラックの燃料が不足していて物が運べないとか……。それに各企業の現状の営業状況を○△×を示した表を見たが、そこには誰も聞いたことのある企業名があったりした。(とてもネットではその名は出せません)
売上の大幅減も出て、今後の復旧の目途も立っていない企業もあるから、最悪倒産、もしくは従業員のクビにも関わることになる。
経済的に本当に恐ろしいのはこれからなのだ。

現在も進行形で災害の影響は出続けているし、これからも思わぬ事態が出てくるだろう。
それに備えて、ガソリン・燃料、食料、水、電気、交通網、情報網、インフラ設備……、生活に必要なことに重点を置かなければならないと実感した。

さてさて、それなのに、どうも今回の災害の影響を楽観的に捉えている人も多いようだ。
堀江貴文が「震災による自粛ムードは景気悪いからやめろ」といった話や、「おちまさと」の自粛や不謹慎についての記事などといったものに見られるような「自粛ムード」反対といった人たちの言に、私は違和感を覚えてならない。
「過剰な自粛は経済を停滞させる。だからイベントはどんどんやれ」といったものや「自粛ムードは不謹慎という名の変な精神論」あるは「自粛・不謹慎は、日本人の相互監視、相互規制(ムラ社会)」村上たいきの記事、あるは、ラジオ文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」では「おすぎ」が自粛ムードに文句をつけて「イベントとか自粛するのはおかしい。映画は金払う人が見ればいいんだから関係ない」といったバカももいて、それに同調して吉田照美は「そうだ、そうだ」と相槌を打っていた。(本当のバカはこういう人たちを言う。ヘキサゴン的おバカは「無知」であって、知識はあっても社会的アホはこんな人々だ)
「被災地の人に悪いからとか不謹慎だからといって、イベントを中止したりするのも愚の骨頂だ。」とホリエモンは言うが、ガソリンもない、停電で電車も動かない、スーパーに行っても食料品・日用品は品切れ、関東地方でも断水して風呂にも入れない……、そんな状況でイベントもなにもないだろう。
「自粛ムードは消費を低迷させ、日本復興を遅らせる」なんて論説は、説明させられなくても中学生でも分かることだ。それを経済ジャーナリストだか大学教授だか難しげな言葉を使って小銭を稼いでいる。
いまはその段階ではないだろうが。

自粛ムードを批判する人々の本心は、実は違うところにあるのではないのか、と思う。
昭和天皇ご逝去時の自主規制や自粛ムードのことが、頭にあるのではないのか、そう思えてならない。
日本が国難をむかえて、国民が一つになることを非常に恐れる日本人がいる。そんな人々は一様に「自粛ムード・自主規制」に対して異常なまでに拒否反応を示す。
そういった観点から見ていくと、この自粛ムード批判をする人々が、常日頃「反日的」だと言われるような人たちであることがわかる。

これは続きます。



スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

«  | HOME |  »

カスタム検索




FC2ブログランキング


すみません…、只今コメ返しをしておりません。しかし、しっかりと読んでおります。こんなわがままなサイトですが、気が向いた方は、どうぞ書き込んでください。

FC2ブックマークに追加

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

Wikipedia
developed by 遊ぶブログ
物語を物語る
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ --年--月 --日 (--)
  ├ カテゴリー
  |  └ スポンサー広告
  └ スポンサーサイト
物語を物語る
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ 2011年03月 20日 (日)
  ├ カテゴリー
  |  └ 時事ネタ
  └ 東日本大震災で思うこと。 「自粛ムード」反対する人たちって
by AlphaWolfy

消えた二十二巻

Author:消えた二十二巻


全ての記事を表示する




このブログをリンクに追加する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。