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物語を物語る

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「グレートありがとウサギ」を見て思う、「巨大ロボット」も立派な「日本文化」だなぁと……。

物語を物語る

日本人の特性は何であろうか。それを生かすことがこの国を再興させるのではないか、そんなことを災害後とくに思うようになった。

さて、災害があった後、テレビのCMはACのコマーシャルばかりが流れるようになった。いろいろ批判もあるようだが、これはこれで良いと思う。(当サイトでは過去記事・「金子みすず」の記事「ひなまつり」と「金子みすゞ」と「アフガニスタンの女性たち」への検索が増えてアクセス数が上がりました。拍手がここだけで数週間のうちに100個以上も付いている!)
そんな中、娘たちの子どもらには「ポポポポ~ン」の「あいさつの魔法」が人気のようで、なかなか放送されないフルバージョンの「おやすみなサイ」や「ただいマンボウ」を見たとか見たことがないとか話題になっていたそうだ。
そんな娘にyoutubeでフルバージョンを見せてやると、これはもう狂喜乱舞の喜びようでした。
で、その関連動画に「グレートありがとウサギ」や「キングさよなライオン 」というものあった。気になったのでちょっと見てみた。




お~、面白い。
一緒に見ていた娘も大喜び。私は思わず感心してしまった。
これが個人制作のMAD動画というから、一層驚いてしまう。
どうも日本人にはこういう本気のお遊びにも完成度の高いものを作ってしまう民族のようだ。
しかもそれを文化の域にまで高めてしまう国民性を持っている、いつもそう感じている。
刀の鍔や根付けといった何気ないものまで遊び心を付け加えて文化にしてしまう、そういう特性を昔から日本人は持っているのだ。
関連記事「アニメは日本文化を救えるか  第4回 文化はガラパゴス化することにその存在価値がある。そして、その象徴となるのが「アニメ」である。
だから、こんな一見何でもないようなMAD動画にも、私は感心してしまうのだ。

では、平成23年3月4日付け日経流通新聞の記事から。

タカラトミー餘家英昭氏――変形ロボ玩具、主力に育成(達人競争力を創る)

キャラの世界観まで提案

 車などの模型をロボットに変形させる「トランスフォーマー」は、タカラトミーが米玩具大手ハスブロと共同で手掛ける商品だ。タカラトミー側の事業部長を務める餘家英昭さんは企画をスタート時から支えてきた。企画のかじ取りとともに、ハスブロと対等な関係づくりに尽力し、同事業を年間100億円以上を売り上げるタカラトミーの柱に育て上げた。

 トランスフォーマーは、タカラの「ミクロマン」と「ダイアクロン」という2種類の変形ロボット玩具が前身だ。タカラが海外でも事業を進めるに当たり、米大手ハスブロと提携。同社が「トランスフォーマー」という名のアニメを製作し、その関連玩具という位置付けで売ることになった。タカラが生産と日本での販売、ハスブロが海外販売を手掛ける。
餘家さんはもともとミクロマンの企画担当者。1984年に「トランスフォーマー」が始動し、事業全体を統括する。ミクロマン時代を含めると入社以来30年以上携わっており、名前は海外にも響く。昨年は米国のファンイベントでトランスフォーマー生みの親として表彰されたほどだ。
ハスブロは米国を代表する玩具メーカー。トランスフォーマーの販売力よりハスブロの方が圧倒的に大きい。ともするとタカラトミーは下請けのような位置付けになってしまいがちだ。だが、餘家さんは「あくまでも対等な立場で共同企画を進める」ことにこだわった。
規模ではかなわなくても「知恵はタダ」と餘家さん。「企画の大元は日本から出すように」とメンバーに発破をかけてきた。
重要なのは「ただ変形の仕組みだけ提案するのではダメ」ということだ。キャラクターの世界観や遊び方、販売戦略まで見据えた企画を出すことで共同事業者としての存在感を発揮できる。
例えば今海外で人気シリーズとなっている「アクティベーダー」シリーズ。変形前の乗り物のスイッチを押すと、一気にロボットに変形する商品群だ。米パラマウント・ピクチャーズと組んだ映画の公開で小さな子どもにまでファン層が拡大したことを受け、この層に向けた戦略商品と位置付けて提案し成功した。
日本発の玩具という位置付けを揺るがせないためにも「規模を追うだけでなく、ブランド価値を守ることが使命」だ。トランスフォーマーにはミクロマン以来培った魅力がある。
変身前はミニカーとして、変身後はロボット模型として、それぞれ格好いいように。変形方法はミニカー状態を一目見ただけで想像がつかないように工夫をこらしつつ、直感的に変形できるギリギリの線を守る。
日本と米国では玩具のニーズが違う。価格志向の強い米国に対し、日本では精巧に作り込まれた商品が支持される。培った魅力は守った上で日本で商品の部品数などに差をつけ、価格設定を変えるなど落としどころを探る努力を今も続けている。
2社が強調しながらそれぞれの利益を追求する道は平たんではない。「まずはお互いを認め合う人間関係が必要」だ。昨年からは、日米の担当者を2ヶ月づつ双方に派遣する取り組みを始めた。人間関係を密にすることで「パートナーとしての関係を文化のように醸成したい」と将来を見通す。(高倉万紀子)

本文中に「価格志向の強い米国に対し、日本では精巧に作り込まれた商品が支持される。」とあるが、やはり日本では緻密なものが好まれるようだ。これが、ミニチュアやフィギュア文化が発達していくことになるのだろう。
過去記事 フィギュアも日本文化!?
こういうのを読むと、「巨大ロボット」も立派な「日本文化」だといって間違いはないだろう。

追記 それにしても、日本人が作った仏像を見るとこういう気質はよく分かる。変形バージョンを作ったり、違うものを組み合わせ合体さたり、元のもから名前を変えて違う造形にしてみたりと、とにかく「組み合わせ」好きな民族だ。(「みうらじゅん」の本に詳しい) こういうのは、日本の「漢字」にもいえる。過去記事「日本の漢字は「クロスカップリング」
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はじめまして!度々興味深く拝見しております。これからも密かに応援しております。

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