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自己の感情コントロール その3 資料編18回目 発達心理学から 2 

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自己の感情コントロール その3 資料編18回目
図解雑学「発達心理学」(ナツメ社、山下富美代・編) から、感情のコントロールに関する箇所を抜き出してみましたの2回目

自己意識の高まり 「私」を意識するとき 自己意識の発達により、私たちは自分を抑えたりすることができるようになる一方、孤独感を感じたりするようになる。
・自分を意識すること
人はいつ頃から自分を意識し、自分と他人は違うものと分けて考えることが可能になるのであろうか。このような自分自身に対する意識を自己意識という。乳児は、生まれながらに積極的に環境とかかわり、自己の位置づけを明確にしていこうとする能力をもつと考えられている。2~3歳になると否定や反抗の行動が多くなる第一反抗期を迎えるが、まだ自分と他者をはっきりと分けることができず、自分の思いが通らないとちょっとしたことで機嫌を損ねることが多い。第一反抗期が過ぎるころ、自他を区別し、自分の存在を確かなものとして位置づけ、反抗や否定は自己主張として発達していく。
・自分をコントロールすること
乳幼児期から児童期と、子どもはその世界を家族から仲間、学校へと広げていく。ときには仲良く、ときにはけんかをして社会性の発達の基礎となる経験をする。この経験を通して、次第に自分をコントロールすることを覚えていく。さらに、「遊びの順番を守る」「決められたことはきちんとやる」などのように、ルールをことばで明確に子どもたちに示すことは、それを手がかりに自分をコントロールすることの発達を促すようである。自己意識の発達は、自分を抑えたり我慢することや、道徳的な判断の発達も含んでいる。
・自分を深めていく
児童期までは、自分と他者を区別するのに特に表面的な特徴が大きな影響をもつ。友人間での人気など、自分の客観的な特徴が自己意識を高めていく時期である。しかし、性的な成熟が進み、青年期になると、自分の内面に目が向けられる。そして、他者とは異なる存在として自分を意識し、孤独を感じたり、自分を受け入れられないという混乱を生み出したりする。

青年期の発達 疾風怒涛の時代 大人への移行期である青年期は自分自身の変化も周囲の環境の変化も大きく、翻弄されがちな時期である。
・青年期はいつからいつまでか
青年期は児童期と成人期の間にあり、子どもから大人へと成長していく過渡期でもある。それでは、具体的に青年期とは、何歳ぐらいの時期をさすのか。明確な基準はないが、おおよそ12、13~25歳くらいまでと考えられる。青年期は生理的成熟(生殖可能な身体をもつこと)を迎えることで始まるとされるが、その終わりを明確にすることは難しいようである。
・青年期の変化
青年期の前半は思春期ともいい、様々な変化が起こる。身長・体重などの発達が顕著で、男子は精通や声変わりが現れ、からだつきも男性らしくなる。女子は乳房の発達や初潮を迎え女性らしくなる。これらは劇的な変化であるため、本人のこころや周囲への影響も大きい。身体的変化は周囲の人の見方を変え、子どもに対する態度や期待とは異なったものをもたせる。青年自身も大人に対する見方を変え、行動範囲を広げ、自由度が増していく。これらは社会的変化といえる。そして、身体的変化、社会的変化とともに「自分が独自の存在であること」に気付き、自己の内面に目が向けられる。そのなかで、孤独感や劣等感に悩まされるなどの心理的変化も急激に起こっていく。
・第二の誕生
青年期は「第二の誕生」ともいわれ、自分が独自の存在であることに気が付いていく。しかし、私たちは一人で生きているのではなく、自分を取り巻く環境とともに生活し、自分の変化と環境の変化を調整しながら適応することを求められる。青年期はこの両方の変化が大きく、大人への移行期のため、適応に多くのエネルギーを必要とする。ゆえに、青年期は大海の嵐に翻弄される小船にたとえられ、危機的な時期とされることが多いのである。

アイデンティティの獲得 私が私であること。 人は誰でも、自分は何者なのかを思い悩む時期がある。この悩みを乗り越えることでアイデンティティが確立されていくのだ。
・自分という存在
「自分は何者なのか」という問いは、誰しもが自らに問いかける問題である。自分らしさを求めて様々な問題を解決することも、人間性の発達なかで重要な課題である。この課題に最も多く直面する時期が青年期であり、それに思い悩む時期でもある。E・H・エリクソンの理論を中心に考えてみる。
・アイデンティティの獲得
「私はほかの誰とも違う私自身であり、私は一人しかいない」「私はいつまでも私のままである」ということを感じることをアイデンティティ(自我同一性)ということばで表す。感覚的なものだけではなく、それを社会の中で地位や役割、職業、身分など現実的な「~としての自分」と一致させて、自信をもつことでもある。アイデンティティとは、私たちの生きる意味や存在の証明ともいえるものである。青年期は、通学、職業などの進路の問題、友だちや異性との関係、さらには人生観や価値観の獲得という問題に直面しがちである。常にそれらの問題に対する選択を迫られるという危機的な状況を経験しながら、次第にアイデンティティを形成していく。
・振り返り、見直すこと
このアイデンティティの獲得は、青年期に突然現れる課題ではなく、それまでの発達段階で獲得されてきた課題や危機を振り返り、見直すことにもつながる。発達の課題を十分に達成し、危機を乗り越えてくれば、「自分とは何者なのか」という問いに対して、自分の存在を確信しやすくなるであろう。それに対して、役割混乱という、自らを見失い混乱していくという危機も存在している。現代社会ではアイデンティティの達成を先送りにしている、あるいは達成できない若者が多くなってきているのではないだろうか。

追記 字ばかりで何か画像がないと淋しいとよく言われるので、ドキンちゃんの画像でも貼っておきます。(しかもアンパンマングミ)
ドキンちゃん
最高の笑顔ですね。欲望が満たされ、その暴走を止める抑止力が効いていると、心の中は平穏となり、こんな笑顔になるのではないか。自己の確立(アイデンティティの確立)には自身の感情のコントロールが必要だということです。

続く……。
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